夕方から夜にかけて、市内で「ストップ!神戸空港」の会の総会が開かれました。きょうは特に、記念講演が実にスペシャル。JALの不当解雇撤回で裁判でたたかっておられる原告団の団長、山口広弥さんの講演でした。山口さんは、長年JALで機長を務められ、13000時間以上も乗務された大ベテラン。御巣鷹山のジャンボ機事故の時には、乗員組合の委員長をされていたそうです。「空の安全と航空産業」と題してのお話。レジメはいただきましたが、レジメにはない、航空業界に長年身を置いて来られた方ならではのコアな話は非常に示唆に富んだお話で、1時間あまりの時間でしたが、ちっとも時間の経過を気にすることなく、話に集中してしまいました。
空の規制緩和政策やアメリカとの関係など縦横に話されました。そのなかでも、特に空の規制緩和が空の安全性を損なわせているということについてのお話は、印象に残るものでした。
時系列でひもといていかれたので、特に規制緩和とスカイマーク社との関係については大いに納得。神戸空港とスカイマーク社との関係についても改めてとらえ直すきっかけにもなったと、少なくとも私は思います。
非常に有意義な集会(総会)でした。
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