やまじゅん通信 “きょうのヤマ場”

日本共産党前神戸市会議員 山本じゅんじ WEB通信

国保相談会 ~確定申告で減額へ

2012-06-21 | 日記・エッセイ・コラム

 須磨区社会保障推進協議会の国保相談会でした。私も参加してきました。この国保相談会は毎年開かれており、須磨区では、平日に南部の本区管内、週末に北須磨支所管内と毎年6月に2回開いています。

この相談会は、市内全区で開かれています。

きょうも朝から相談者が訪れ、保険料の相談や税金などアドバイスを受けていました。

 特に以前、老年者控除の廃止の時、急激に保険料が上がりました。そのときには役所もそうですが、社保協の相談会にもたくさんの相談者がきていました。

今回も、確定申告をしていないために保険料が多く算出されていたり、税金も余分にかかっていたり。なかには、ちゃんと計算した結果、税金や保険料、保育料まで下がるという事例もありました。相談に来られた方の約半数は減額の対象に。

 今回、別の対応が必要な方は、来月の初めに再度フォローし、申請等行う予定です。

こんどは23日、北須磨文化センターです。

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大地震への備えは厳しい姿勢で

2012-06-19 | 日記・エッセイ・コラム

 きのうは、港湾交通委員会。今回の最終本会議で、担当が変わるので、いちおうこれでしばらくは他の委員会の担当ということになります。

この1年間、会派からひとりという”ひとり委員会”でした。いろんな意味で、しんどさが先に来る委員会でした。いろんな課題と弱点を自覚。今後の活動のなかで克服していこうと誓った今日この頃です。

 さて、締めくくりの委員会。本会議から付託された議案はなし。神戸空港に関する請願1件のみでした。神戸空港の下を大阪湾断層が走っており、安全性について再検証することを求める趣旨のものです。かつて、よく引き合いに出される「空港ニュースNo9」で、神戸市は断層が走っていることは認めています。今回の質疑で、”専門機関などの知見にもとづいて判断しているもので、特にこの断層は3千年から5千年と活動周期が長いとされており、あと1800年くらいは動かないのではないか””被害に直接関与しないとして、参考として示されている”から特に問題はないという趣旨の見解だったと思います。しかし、この断層については、地震の研究者のあいだで、調査方法や評価の仕方によって結果は違ってくると指摘されてきました。

 関連して、南海・東南海地震など3連動地震。津波被害の予想なども出されており、市内でも相当な影響が懸念されています。すでに、港島トンネルは島側・陸側ともに取り付け部が冠水することも予想されており、対策が必要となっている部分もあります。

みなと大橋も耐震工事が施されていますが、東日本大震災前のこと。トンネルについては対応はしていくとのことですが、橋については、最新の基準で施してあるので安全性はクリアしているという見解です。

今月中には中央防災会議の見解が出されるとのことで、必要な対策は見解を待って対応するというものでした。

 でも、この見解については、この基準を上限ととらえるのか最低基準ととらえるのか、とりかたで判断も変わってきます。やっぱり一度大きな地震を経験した都市として、どこよりも基準は厳しく対応してほしいと思います。

ましてや、賛否はともかく、こども病院まで誘致してきたわけやし。繰り返しますが、賛否はともかく。中央市民病院もPI2期。地震による被害で島へのアクセスが寸断されたり、島内交通にも影響が出るようなことがあれば、肝心なときに大事な役割を病院群が果たせなくなりますから、どこの都市よりも厳しい基準と対策が求められるでしょう。現状では、納得できないです。

きょうは、そんな質疑で締めくくりました。

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自然エネルギーが地域に呼び込む新たな活力!

2012-06-17 | 日記・エッセイ・コラム

 きょうは、きのうと一転。いい天気になりました。朝から、こどもたちはドッヂボール大会に出発。去年と同じ、西須磨小学校が会場…だったようです。というのも、きょうは朝から民商の総会があってそちらに出席していて、今年は応援に行けませんでした。

総会がお昼過ぎに終わったので、さあ、ドッヂボールの応援に!と思っていると「終わったよ」とメールが…。あらら…。残念でした。いま娘が「負けちゃった」と残念そうに言っています。ボールにさわりたかったのか、負けたのが悔しかったのか、ドッヂボールの試合のことをリアルに話してくれています。去年は泣いていたのに、今年は泣かなかった分、進歩かな。がんばれ!…関係者のみなさん、お手伝いできなくてすいませんm(_ _)m。

Dsc_02551  さて、きのうは新長田で「市政連続講座」がひらかれ、参加しました。講師は、工学博士で北海道大友詔雄(株)自然エネルギ研究センター代表取締役センター長。「自然エネルギーが生み出す地域の雇用」と題して、約2時間にわたる講演でした。

大友先生は同名の著書を自治体研究社から出版。自身の研究に基づき、国内をはじめ、各国の自然エネルギー利用に対する取り組み事例から社会にもたらす効果など紹介しています。

特に、オーストリアのあるまちでの取り組みで、それまで化石燃料に頼っていたエネルギー政策を自然エネルギーに転換したことによる効果のほどは驚きです。

化石燃料に依存していた当時はエネルギー資源に支払う金額のほとんどが地域外へ流出。市内へはわずか1割程度しか循環しなかったのですが、自然エネルギーへと転換を図り、地域分散型でエネルギーが供給できる仕組みを作ったところ、なんと15年後には資金の流出はゼロ。逆に地域内で循環する資金は20倍以上に。市税収入も3倍化。

4000人ほどのまちに50社以上が進出。雇用も1100人以上と、めざましい効果が生まれているそうです。

 話を聞いてて感じたのは、今の日本の状況というのは、企業ベースに乗るものが中心という感じです。つまり、資金力のある大きな企業が、新たな儲け先として目をつけているという、そんなうさんくささすら感じます。

生み出された”富”が、特定の大企業などに集中してきたのがこれまでのシステムとするなら、原発の事故はそのシステムの崩壊ともいえます。これからは、自然エネルギーを活用することによって地域の活性化と富の再分配を地域で実現すること、これが大事やと思います。自然エネルギーを中心とした社会をめざす取り組みは、社会のあり方を変えることになるんですね。ん~飛躍しすぎですかね!?

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消費税増税、談合増税やないか!!

2012-06-16 | 日記・エッセイ・コラム

 神戸市会が始まっています。11日に本会議、正副議長選挙が行われました。

いつもなら、各候補者の得票数は、推したと思われる各会派の人数を足すと一致するのですが、今回は少し違いました。無効票も3票でるなどいつもとは少し違う状況が。”後ろ”ではいろいろあるんでしょうか?私にはよくわかりませんが、日本共産党は、松本団長をたてて臨みました。6月議会は22日まで。

 さて、国会の状況はどこまで国民と乖離していくのか。乖離の度合いは、グロテスクなものを感じてしまいます。

みなさんも、新聞見てびっくり、ニュース見てびっくり!えーっ!?ていうのが正直なところじゃないでしょうか。

消費税上げる???ほんまにそんなことしていいの?出身のナントカ塾って、その創始者の人が聞いたら泣きますよ。誰が考えても、こんな苦境の時期に(もう不況どころちゃいますよ)増税したら、えらいことになる。ものをますます買わなくなってしまう。収入にも影響するし、暮らしていけないですよ。経済が冷えると税収がもっと落ちる。財政再建なんて言ってるけど、とんでもない。デフレの時にデフレ対策をやったら立ち直れないなどという指摘もありますが、ほんまにそうやなと思います。きょうの新聞にもありましたが、財政再建には10%の税率ではとても足りない、と。今回の増税は入り口。そのあととんでもない方向にだって行きかねない。結局、こんな大事なことを、3党の談合で決める。”ああ、やっぱりな”と。

談合増税ですよ。

どう考えても今の増税はありえない。富裕層やグローバル大企業に”ちゃんと税金払ってよ”というんなら話はわかります。どこに税金を求めるのか、その姿勢が問われてます。

日本共産党の提言は、結構好評のようです。一度ご覧下さい。

http://www.jcp.or.jp/web_policy/2012/02/post-141.html

自分の勝手な思いで”政治生命をかける”なんて、誰に対して発信してるのかよくわからない。いつまでもそんなことばかり言ってるから、新たな勢力なるものが出てきて話題をかっさらっていく。でも新しく見えても中身は旧来の政治そのまんまなんだけど。

どんな国にしたいのか、どんな社会を目指すのか、その理念と理想は全く感じられません。

こんなひどい政治は、もうゴメンだぁ!!

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