べんりや日記

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オガクズの利用

2009-12-08 11:58:50 | CO2を25%削減


昨日の雨模様の天気が一転して本日は晴れました。
高気圧が日本列島に張り出し、全国的に晴れていますが、西側から崩れてくるとのこと・・
低気圧と高気圧が交互に入れ替わってくるのは、秋の天候です。

冬型が長続きせず、本来はこの時期は雪が降ってもよさそうなのですが、まだまだ根雪になる様子もなく、気温も最高が10℃以上で、比較的暖かい天気が続くようです。

スキー場では雪不足によって、営業ができず、年末年始のレジャー客の足が遠のく懸念もあります。
人工雪や人工芝によって、半ば強引に営業にこぎつけようという姿が見受けられますが、大量の水やエネルギー等を使わねばならず、スキー場にとっても経営的に困難な状況には変わりありません。

1年間の半分が年末年始の売り上げなので、スキー場にとっても観光資源とする地方にとっても、重要な季節をどう乗り切るのか・・他県にお客を取られる中で、更なる雪不足というダブルパンチによって大変な状態が続いています。

暖冬といって喜んでもいられない地域もあるのです。


工場のオガクズ置き場が満杯になってきました。
木材を加工するときに出てくるオガクズは、一度刻みをすると、直ぐに満杯になってしまいます。




製材屑の「オガクズ」が貯蔵庫に満杯になりました。


籾殻を入れる袋に詰め込んでいきます。


袋詰めにしたオガクズ


こうした、いわゆる「ゴミ」は産業廃棄物として焼却してもらっているのが普通なのでしょうが、我が社は処理するルートも確保しています。
近くに「山野草をたずねる会」のドングリハウスがあり、そこへ運搬して植林の際のマウンド作りに利用してもらっています。

山野草をたずねる会はこちら・・

植樹をした後、周りの草の育ちが良く、苗木が埋まって生育が遅くなったり、枯れてしまうのを防止するのに、苗木の周りにオガクズを敷いて雑草が生えないようにします。


また、今回「家庭菜園に使いたい」という問い合わせがあり、夏場ではなく冬場に撒くという手法を取り入れようということですが、どういった農法なのかは分かりませんが、今後の展開に期待します。

カブトムシや甲虫類の成育にも使えるとのことです。

ドラム缶を使ったオガクズ・ストーブもあります。
ペレットの材料にして燃料にするというのも、最後の最後まで利用できて、化石燃料から脱するのにも使えるでしょう。

色々な用途でオガクスを利用する方法を取り入れれば、お金を出して産業廃棄物として焼却し、むやみにCO2の排出をしなくても済むのです。

温暖化が防止できれば、スキー場にも雪が降り積もる季節が帰ってくるのかも知れません。



CO2を25%削減するために・・

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