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火災警報器を考える その2

2009-04-17 13:22:51 | 1階が車庫の家(越後杉の伝統木組)
先回、火災警報器で

「こんなのがあったらどうか?」

という、疑問に各メーカーは既に対応していたようです。
(要は、こちらの勉強不足でした・・・)
パナソニックやアイホンの「インターホン」関連のメーカーで「火災警報器」と連動できるシステムが出来ていたようです。



パナソニック製 警報ランプ
火災警報器や玄関番と連動できます


「玄関番」と火災警報器を連動させ、さらにこのランプをつなげれば、耳の不自由な人でも火災の発生をいち早く知ることができます。
また、「玄関番」無しでも、AC電源式の火災警報器を連動させ、そこに警報ランプをつなげることも可能です。

ただし、警報ランプやインターホンのある部屋でなければならないという所に問題は残ります。
どこでも警報が欲しいという場合は、携帯電話を利用した通知サービスを利用することができます。
(家の外に居ても受信が可能です)



「玄関番」からネット経由でメール配信通知も可能です
さすが、パナソニック


この場合、メーカーとセキュリティ契約が必要となります。
セコムや警備保障会社等のセキュリティ関連の業種しか対応できないそうで(プライバシー侵害やデータ漏れを防ぐため)、そういった警備会社を通してのシステムとなるようです。
これならば、携帯電話を持ってれば、バイブレーター機能を使って、耳の不自由な人の場合でも対応可能となります。

でも、ネット経由というのが少し心配です。
警備会社に情報が漏れるのと(ある意味、非常事態ならばそちらから消防署への通知もできるので便利か?)、電話回線やインターネット自体が不安定要素を持っているので(回線自体が事故でダウンする場合もある。災害時や容量オーバー等で・・)、非常時に本当に機能するのかどうか問題は残ります。


では、宅内で完結する方法はないものか?と探したところ・・



パナソニック製ワイヤレス火災警報機


さすが、パナソニックで、火災警報器をワイヤレスにすることで、連動できるシステムを作っていました。
応用としては、この1個をポータブルにして、センサーを無しにして、バイブレーターを付けることで、「携帯警報機」が出来上がります。



アイホン製ポータブル・ドアホン


そして、もう一つはアイホンのポータブル・ドアホンにバイブレータをつけて、火災警報器と連動させれば、やはり「携帯警報機」が出来ます。

健常者には誠に都合の良いシステムが出来ていますが、バリアフリーを考慮して、「もう一歩」前進してもらいたいところです。
(どっちが早く、出してくれるか楽しみ)

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火災警報器を考える(1)
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