先週末は飯島庸一さんのコンディショニングワークショップに参加してきました。
(講師の飯島さん)
先日の神田でのセミナーに引き続き、アウトドアで実地トレーニングです。インドアのセミナーだけではカバーできない実際の運動を通じて、飯島さんのセオリーが理解できるのではと期待して参加しました。
開催場所の駒沢オリンピック公園を初めて訪れました。噂に違わぬ広さ! 周回道路ではランナー、サイクリスト、ウォーカーなどたくさんの人たちが、各専用レーンに整然と分かれて行き交っています。広場では我々のようなフィジカルトレーニングをしているグループもいました。都会の公園ですねぇ(お上りさん気分)。
(我々がトレーニングした塔のある広場)
さて、神田でのインドアセミナーでは股関節を主体としたセグメントに注目したポジショニングの意識化がテーマでした。今回の実地トレーニングではそれを踏まえて、実際の動きの中で股関節の可動域や動きを体感するトレーニングとなりました。
内容を要約すると次のような感じでした。
- もも上げ歩行
つま先立ちで止める。股関節は平行に。 - 開脚スライド運動
股関節の向きが前後左右にずれないように注意しながら。 - ガニ股←→内股歩行
足首で捻るのではなく、膝の内外転を行うことに注意しながら。 - マーカーを使ったステップ・トレーニング
a) 四角い枠を作って、前後左右運動(スピードを上げることを目標に)
b) 間隔を空けたラインの間をサイドステップ運動(左右の足を入れ替えて)
c) 間隔を空けたラインの間をステッピング移動(およびそのバリエーション)
これらのトレーニングで、股関節の可動域を広げ、動きの力強さを増し、運動スピードを上げることによって、スキーに必要な運動要素を身につけることが目標であると理解しました。
上記のメニューを取り入れて、自主トレーニングに励みたいと思います。