この一滑は絶対無二の一滑なり

シーズン終了。それにしても雪不足で大変なシーズンでしたね!

初滑り@アサマ2000

2009-11-28 22:05:11 | スキーの話題一般

報告が遅れましたが、11/23にアサマ2000に初滑りに行ってきました。k2hikoさんとk谷さんと誘い合わせて行きました。

メインバーンのステージ2だけのオープンでした。バーン状況は、表面は比較的柔らかい雪質でしたが、その下は人工降雪機で作った硬いアイスバーンでした。


(久しぶりのアサマ2000、ステージ2斜面)

この時期にアサマに来る人たちは、やはり「それ系」の人たちばかりで、皆さんかっ飛ばします。怖いです。

私はグランジャーで練習したことを反復したかったのですが、低速練習をしていると危ないです。後ろから激突されます(笑)。


(順番待ちの人だまり。これではとても低速練習は出来ません・・・)

それに、ステージ2は斜度も急で、低速練習には不向きです。残念ながら、この日は久しぶりの雪上で足慣らし程度で終了しました。

次回は本当の緩斜面で、グランジャー練習の焼き直しを行う予定です。


「両足荷重」というポジション

2009-11-08 22:20:49 | スキーの話題一般

さて、本日はいよいよ基礎スキーの核心テーマに迫ります(笑)。

SAJの旧教程では「外脚主導の利用価値が否定されるものではありません」としながらも、「内スキー荷重の優位性」が強調されていました。その際に「谷回りターンの優位性」が謳われて、必然的に「内脚主導の合理性」が結論されました。

新教程においても、指導員検定に谷回りターン種目が新設されたところを見ると、「谷回りにおける内スキー荷重」ができているかどうかを検定して、上記の考え方をより一層徹底させるものと思われます。

さてこのようにして各方面に活発な議論を引き起こしている「内足主導」(笑)ですが、私も先日のグランジャー練習でこの技術について私なりの理解が進展しましたので、以下でご紹介したいと思います。

下の写真は、左右すねの角度を並行にしようとするあまり、内足の足首や膝関節のところで折れてしまっている「外れたポジション」。その結果、内スキーは角付けするだけになっており、体重がしっかり内スキーに乗っていません。

こういう見た目だけの、乗れていない内脚主導を「なんちゃって内脚主導」と呼ぶことにします(笑)。



下の写真は、股関節・膝・足首と一直線上にあり、体重がしっかり内スキーに乗っている「乗れているポジション」。左右すねの角度は並行に揃っていないので見た目の「シルエット」はいまいちですが、内脚・外脚ともにしっかり荷重できているので「良いポジション」ということになると思います。



仲間と議論しながら練習する中で、この「乗れてる内足」がとても大切だと思いました。

外足もあるので、改めて言い直すと、「内脚も外脚もどっちもしっかり乗れているということが大切である」ということです。

そういう意味でいうなら、両足ともしっかり乗れているポジション=「両足荷重」というのが理想のポジションということになると思います。

谷回りターンであろうと山回りターンであろうと、「内脚主導」であろうと「外脚主導」であろうと、両足荷重のポジションから外れないようにすること。これがスキーにおいて最重要のポイントであると思います。

(ただ補足すると、内脚荷重は技術的に難しいので、発展過程としては外脚にしっかり乗ったポジションを確立した後、内脚にもしっかり乗った両脚荷重へと進んだ方がスムースだと思います。)

以上がグランジャー練習で得た、私自身の現段階での理解です。この「両足荷重」のポジションで、いよいよ雪上に臨みたいと思います。


今シーズンの検定

2009-11-02 23:05:27 | スキーの話題一般
グランジャー練習で理解が進んだ「内脚主導」に関して記事を書くのが遅れております。楽しみにされている方(が万一いらっしゃったら)、もうしばらくお待ち下さい。

さて本日のテーマは、今シーズンのお受検の話です。

今シーズンの目標は2つ。テクニカル検定合格と、東京都マスターズ技術選でのクラス5位以内です。

テク検定に関しては、今シーズンで3年目のトライ。今回から中回りがなくなって5種目になりました。種目は減ってもスキーのうまさ(習熟度)を見られることには変わりはありません。今シーズンこそ「3年目の正直」で必ず合格したいと思っています。

昨シーズンから参加した都マスターズ技術選(旧・シニア技術選)は、今シーズンは3戦すべてに参加します。そのうち1回は5位以内に入って、3戦合計の総合成績での5位以内を目標にします。

正指導員検定に関してですが、締め切り間際まで迷いましたが結局受検しないことにしました。理由は、たくさんあります(笑)。

・ クラブから一緒に受検する人がいなくてつまらない。
・ 正指受検なら来シーズン以降受検でも体力的にまだ余裕がある。
・ テク検定に注力したい。テク検定は体力のあるうちに取っておきたい。
・ 正指導員資格を取る意義が希薄。
・ 新教程に変わる年は養成講習会や検定に混乱が予想される。
・ 新教程の内容の理解ができるまで様子を見たい。

こんな感じので、取りたくなったら来シーズン以降でも十分間に合うという判断になりました。
というわけで、今シーズンもがんばるぞー