この一滑は絶対無二の一滑なり

シーズン終了。それにしても雪不足で大変なシーズンでしたね!

志賀で初サル滑り

2013-12-11 20:12:18 | スキーの話題一般

先週末は志賀高原の焼額山に滑りに行きました。今シーズンの志賀サル滑りのスタートです。土曜日はスキー場開きの日でもあって、多くのお客さんが集まりました。

今シーズン初の泊まりスキー。じっくりと今シーズンのテーマを練習できる機会となりました。前回のアサマの練習で小回りに関しては好感触を得ていましたので、今回は大回りの練習を重点的に行いました。



(今シーズンも焼額山のシマシマバーンを滑る時期がやってきました)


僕が作り上げようとしている大回りは上体も積極的に動かすことによって下肢の運動と連動させ、全身でしっかり動くことによって板のたわむ性能・走る性能を引き出す大回りを目指しています。

いま世界の大回り系レース競技でR(スキー板の回転半径)を大きくするというレギュレーションが取られています。これには怪我防止という意味もあるかと思いますが、僕が思うにスキー技術が板の性能だけに頼ったつまらない競技になってしまったことを反省して、スポーツの原点に戻って人間の身体運動に回帰させようという動きがあるのだと解釈しています。

競技スキーから始まったこの回帰運動は、いずれ必ず基礎スキー界にも波及してくるはずです。下肢の運動だけでなく、上体の運動も積極的に組み入れて、基礎スキーの技術および指導法を組み立て直そうという動きが今後起きると予想しています。

まぁそれはともかく、自分が目指す滑りにおいては、上体と下肢の連携が重要だと思っているということです。しかし、前回のアサマでの練習では、大回りで上体の運動がイマイチ効率的でなく、かつ見栄えもよくありませんでした。そこで今回はそれを重点的に修正しました。

まあまあ納得できる滑りになったのが下のビデオです。上体の動きがまだ少し堅いですが、この滑りが今シーズンのベースとなる大回りです。この動きが自動化されて肩の力が抜けてきて、もっとしっかり動いてアグレッシブに滑れるようになれば、それがいわゆるめっちゃ上手いスキーヤーのシルエットに近づけるものと考えています。



以上で志賀滑りの報告を終わります。


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