『減量について』
マスターズ戦であっても階級制なんで、
試合前には減量を迫られます。
年齢や体力的なことを考えると、
水抜きするような
ムチャな減量はできません。
地道な減量が必要になるんです。
空腹に耐えながら仕事をしていると、
『なんでこの歳になって、
俺はこんな苦しい思いをしてるんだ！』
って心が折れそうになることも
少なくありません。
食欲を奪われると、
ホントに心が弱くなるんです。
この時のみんなからの応援が
どんなに力になるかは、
経験した人にしか分からないと思いますね。
しかしながら
この減量に耐えて練習したからといって、
納得いく結果が出ないことの方が多い
格闘技の世界。
楽しいだけで
マスターズ選手は続けられないですよ！
因みに写真は減量食ではなく、
欲望ですからね！(笑)
続きはまた！
士心館からマスターズ選手として
初めて試合に挑まれる先輩がいます。
その先輩との会話で
マスターズ選手の心の葛藤を
記してみたいと思いました。
まずは『時間』について。
マスターズ選手はプロではないので、
当たり前のことですが
やるべき仕事があります。
その中からトレーニングの時間を
どう作るのか？
これはあくまで自分の場合ですが、
どんなに忙しいと言っても
時間が作れないなんてことはありません。
トレーニングに要する時間は
頑張っても1時間半程度。
時間を作ることをしない理由は心の弱さ。
ゴルフなどと違って多くの場合、
職場でキックボクシングの話なんて
できるわけがありません。
そんな環境のなか、
トレーニングだけでなく
減量という負荷もついてくるわけです。
マスターズ選手の世代だと、
それなりの立場になってる人も
多いと思います。
その状況でここを耐え抜くのが
けっこうツラいんです！
『絶対に試合で勝つ！』って気持ちを
強く維持できるかでしょうね！
続きはまた！(笑)
先日は東京での学会評議員会のあと、
TARGET原宿にて
初めて出稽古をさせて頂きました。
2時間しっかりと練習！
自分より先輩のマスターズ選手が、
あんなキツい練習を続けてるってことに
やる気をもらえましたね！
トレーナーである梅原選手はもちろん、
練習生の皆さんにもめっちゃよくしてもらい、
ホントにいい経験をさせて頂きました。
ありがとうございました♪
また機会があれば是非、
練習に参加させて頂きたいと思います！
かつて
『モンスター チャレンジ トーナメント』
で優勝し、
全日本キックボクシングで
プロとして活躍した加門 政志選手。
久し振りに道場へ来てくれて、
自分の練習を見て気になったところを
指導してくれました。
どんな状況においても
いつでも攻撃できるように、
絶対に体軸を崩さない。
相手が蹴りの間合いに入ってくると思ったら、
迷わず右で蹴っていく！
(サウスポーなので右が前です)
右は8割の力くらいで腰を入れて蹴っていく！
右のフックはジャブのように体を捻らず、
スナップを使って出して、
インパクトの瞬間に刺し込むように打つ！
(このフックは加門選手の独自の技です)
もちろん勉強になったんですが、
それ以上に見てて
めっちゃカッコよかったですね！(笑)
ここ最近は学会や会議での出張が続きますが、
時間を作って
しっかり練習したいと思います！
