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すがアトリエ : スガショウタロウ + A t e l i e r 生きる空間へ

池辺陽のNo32の外壁

2019-10-03 | No.32継続

この家の外壁として、焼き杉が縦貼されているが、中は同じく杉板が中の柱・梁に斜貼りされていた。右の波鉄板は外壁が老朽化してからのカバーである。内側はMDFボードであるが、この斜貼りはたぶん耐震的な配慮から決められたのだと推測されるが、あと仮に水が入っても下に流れやすいことも考えられている。焼き杉下に、黒いルーフィングが少し見えているが、これらでしっかりと守られていたことは、写真の木の色からも分かってもらえると思う。このシンプルさと合理性は見ていて気持ちがいい。

自然に向き合う建築の外壁として、このレベルまで考えられているか、今の建築に問われている問題は小さくないと感じざるを得ない


10月26・27日イケフェスにて 池辺陽No32紹介されます

2019-10-03 | No.32継続

 

池辺陽が大阪市東住吉区に1955年に竣工させた 最小限住宅No32がイケフェスにて紹介されます 10月26日、27日の両日10時と13時半の2回ですが、予約制です。詳しくはイケフェスHP確認お願いします

上記写真は河合止揚氏の撮影ですが、竣工時当時の湧き出るエネルギーみたいなものを感じる素晴らしい写真だと思います

当アトリエで監理した修繕工事の跡が残る、天井部写真です

 


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