大阪でＳのオープンハウス.

４月末に新しいＲＣ住宅S、クライアントのご好意でOHをいたします。見学ご希望の方は、suga19@jasmine.ocn.ne.jp　まで。後日案内させていただきます。Sについては過去のブログをご覧下さい。
（学生の方の見学はご遠慮お願いします)

吊ロフト

Ｓの吊ロフトの鉄骨組立が始まりました。錆止塗装をしていますが、一部黒皮のままの所は鉄骨表しの予定です。

構造合板型枠のコンクリート表面には予想外におもしろい繰返しパターンがでています。合板製造時の傷ですが、有機的木の目パターンと無機的パターンとが対比が面白くみえます。

中庭開口

Ｓの中庭の形が9角形となった理由は、三角の敷地との関係やガラスの分割等との整合性からです。加えて辺数が奇数で光の反射に、万華鏡のような読めない効果がでるかもしれないとの考えからなのですが、小口面の斜めカットは予想を上回る効果があり、下から見上げる空が別世界のようクッキリと感じられました。

2010-03-19 15:29:50

 
正９角形中庭から壁に落ちる光。
実際にはガラススクリーンが入るので、
このようにクリアではないだろうが、不思議な形が描かれる。

躯体内部

型枠が外され内部が初めて現われた。くもり空であったが、壺のような中から見上げる縁どられた空は、この上もなく鮮やかにみえ、下に置かれていた作業用ステージも全くのアート作品といえた。

構造合板打放し

 

先日のクライアント打合せ。
構造合板の打放コンクリート状態を確認いただいた。
期待以上の力感が形状に似合っている印象であった。
今後は仕上。
そんなに量はないのだが、方向性に間違いがないか確認しあった。