[あらすじ] 玄関のドアクローザーが壊れた。
古くなって、油が漏れてしまったのだ。
スーとゆっくり閉まって、最後「バタン!!!!」とやたらな音を立てて閉じる。
交換しようと思って、まずは古い物を取り外した。
すると、最初のペンキの面が現れた。
我が家の玄関扉は木製で、透明で明るい色のペンキが塗ってあった。
しかし、何度も塗り直す中で、不透明で濃い色のペンキが塗り重ねられてしまった。
重たいし、暗いし、気に入らない。
塗り直したいとずっと思っていた。
6年前、外側のペンキをディスクグラインダーで剥がし、
透明で明るい色のペンキを塗った。気分良い。
このためにグラインダーを買ったので、まだ扱いに慣れていない。
外側だけでとりあえず良いことにした。
そんなわけで、玄関扉の外側と内側の色が違う、という
奇妙なことになっていた。
奇妙なはずだが、特に誰も気付かない。そんなものだろう。
老朽化したドアクローザーを外してみると、
障害物が無くなり平面になったわけで、こりゃペンキも剥がしやすい。
塗り替えのチャンスではないか。
一つ修繕しようとすると、もう一段階深いところもやるはめになる。
最近それはしばしば体験している。
やろう。
※
扉を大きく開けて、玄関口を養生する。
グラインダーでペンキを剥がすと、ものすごいホコリが出る。
室内に飛ぶと、満遍なく散り積もり、ひどいことになる。
ということを、前回で経験した。
前回はドアの外側を削ったのだから、ドア全開ではなかったのだが、
ホコリはじゃんじゃん室内に入ってしまったのだ。
しっかり養生して、ペンキを剥がした。
あっ、ここまでは書いたっけ。
https://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/e379684f42d23f17a5602bc1f98c238f
6年前のペンキ缶が保管してあった。
蓋はしっかりと打ち込んであり、中身の状態も良い。
内側は2度塗り、外側もついでに1回塗った。
たいへん良い気分だ。
さあ、次はドアクローザーを取り付けるぞ。と、
前のドアクローザーを固定していたネジ穴が、ボコボコとあいている。
扉の本体側は4点だが、扉の枠にアームをとめていたネジ穴は、
交換した際に位置を変えたので、3点×2で6個も穴があいている。
新しいドアクローザーのアームの固定ネジは4点だ。
本体の位置を変えないとして、型紙を置いてネジ穴の位置を取ってみると、
今までの穴と一ヶ所重なった。
古いネジ穴を再利用して、強度に問題は無いだろうか。
ドアクローザーのアームは、かなりな力がかかるはずだ。
ちょっと不安が有る。
ねじ穴パテというものを買って、埋めることにした。
パテが硬化したらまたネジを打てる、強度も大丈夫、という物だ。
しかし、買ってから細かい文字の説明をよく見たら、
「天井面には使用できません。」と書いてある。
なるほど、地球には引力が有るもんね。
でももう買ってしまったし、使ってみる。
パテは、天井側から垂れて落ちてしまうほどユルいわけでもない。
硬化していく途中で、下からパテを穴に押し込んで、凹んだ分は追加する。
ということを、何度かやってみた。
これで、埋まることは埋まった。
つづく