犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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雨上がり病み上がり

2019年04月12日 | 犬と暮らす
[あらすじ] 飼い犬ジーロ去勢オス13歳8ヶ月、
下痢の末、血便。
かかりつけの動物病院が閉院していたので、近所の別の獣医を受診。

出血はその日のうちに止まった。
ゆるい便が数回、少しずつ出た。
翌日は便の沙汰無し。

そして次の日からは通常の通じ。
元気も出て現金なものだ。

昨日の朝などは、前日が雨で散歩に出られなかったため、
飛び跳ねるように走り回っていた。
良かったね。

もうすぐ14歳、人間で言ったら70歳くらい。
まだまだ、外に出て走るのが一番の楽しみだ。



今まで飼った犬はそれぞれ、12歳半、12歳半、11歳で死んでいる。
だから私は、年老いていく犬を飼うのは、初めてだ。
仔犬から飼ったのも今回が初めてだ。
犬の一生を見ること自体が初めて、というわけだ。

育てた犬が、老いていく。
あらためて、短いものだと感じる。



ずっと、同じ時に生まれたきょうだいのメス犬と一緒にいた。
ものすごくいばりんぼうのメスだった。
「あたしの寝てる横を通るんじゃないよ!」と、うなって恫喝した。

そのメス犬が先に逝って、やっとジーロは気苦労の無い生活になった。
と、思ったら、その半年後には、老母の介護のために毎日ヘルパーさんが入るようになった。
せわしない。
よその人が毎日家に入ってきて、あちこちと立ち働く。
同時に、ジーロにも老いが来る。

聴覚が鈍ってきたので、
以前は玄関の外に人が来ただけで気付いたのが、
家の中に入ってやっと、
部屋の扉を開けてやっと、
最近では、自分の寝ている場所の近くに来られてやっと気付くようになった。

気付いたら目の前に人がいるのだから、犬は驚く。
驚いて吠える。

老犬にとって、老人の介護が入るというのは
ゆったりした老後とは言いにくそうだ。



下痢しても回復するのは、まだまだ体力の有る証だ。
いましばらく、楽しく暮らそう。

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