【改題】ひとり公論(IT公論)

アラフィフとなりIT土方卒業したのでタイトル変更しました
こちらはどちらかといえば再録中心

ネガティブオーラのなせる業

2018-05-02 19:39:28 | IT土方(業界体質を小声で批判してみる)
(エンジニアライフボツネタの残骸)
なぜなら、私が見る限りほとんどのSE職の人間は文句たれながら仕事してるからです。文句たれながら仕事してるうちはその拘束時間の大部分は(人生においては)無駄です。(というのが、私の考え方です)


文句を「たれる」手段は口頭とは限りません。ネガティブなメール、メッセンジャー、SNSを悪用するケースが多々あります。SEはそういうの大好きですから。

 なぜ「大部分」で、すべてが無駄ではないかというと、どんなマインドで仕事をしていても、サボっていなければ、組織や顧客に貢献している部分はあるからです。たとえば生産性が低くとも(あるいは、とあるSEの存在により組織の生産性を少し下げているのだとしても)、ルーティンワークでいつものアウトプットを納品していれば、それは顧客や組織が求めているもののはずなので(誰がワークするかにそれほど影響されないもの)、貢献はしています。

 まぁ顧客に貢献しているのだとしても、文句たれながら仕事している時点で所属しているチーム、組織にとってはマイナスですけどね。組織に属しているからには(社員とかハケンとか客先常駐パートナーとか、立場は関係ありません)「楽しく」や「ワクワク」まではいかなくとも、せめてニュートラルな気持ちで仕事をする必要があります。



 仮に、自分が時間を無駄にしてるのはわかった。確かにそうなのかもしれない、でもだから何? 俺(アタシ)が自分の時間を無駄にして何が悪い? といったような、開き直りの反論があるとしましょう。


おそらく、あるだろうな(苦笑)

 今述べたとおりで、個々人が自分の時間を無駄にする分には、それぞれの人生ですので知ったこっちゃないのですが、それにより周囲の時間も少しずつ「無駄化」しているのであれば看過すべきではありません。

 そして、周りの空気がそうだから、ブラックな会社/組織だから、自分もそうしている、とか、そうなってしまっている、という反論もありそうですが...

 以前述べたように、それに対して多少同情の余地はあるのですが、でも、20余年IT業界の底辺層をウォッチしてきた人間から言わせると、それはちょっと順序性が違うような気がするのです。

 いたるところでSEが文句たれながら無駄な仕事をし、ネガティブなオーラを発していることで、組織の生産性を下げ、周りの人間の仕事も無駄化させてしまっているんです。

 組織そのものに病巣があるのではなくて、組織に属する人間に問題があるんです。これは、はっきり言えることです。なぜならば、「組織」とはそもそも実体のないバーチャルなものなので、ネガティブなものが宿るとしたら実体のある人間に宿るしかないのです。

 とある人間が周りの人間をイヤな気分にさせ、周りの生産性を下げ、結果的に組織の生産性も下げているのだとしたらそれはもはや犯罪に近いと私は思います。

 つまり、「ネガティブな個々人たち」のボトムアップでその組織/企業がブラック化しているのであって、(ブラックな)企業/組織風土に感化されて自分もブラック化してしまってる、思うように仕事ができない、というのは、果たしてそうなのかな、と。

 組織そのものがブラックな意思を持って従業員をコキ使っている「だけ」ではなく(もちろんそれもありますよ)、要員そのものがネガティブオーラを出しているんですよね。この業界に飛び込んでくる方々に、本来そういう素養がありまくりなんです。



 たとえばプロジェクトが佳境になるとバタバタと人が倒れていくわけですが(苦笑)その原因としては、純粋にワークが多すぎてパンクするというよりは、佳境になると空気がきわめてぎすぎすしてくるからだと思うんですよね。つまり、プロジェクトメンバーのネガティブオーラ、もしくは言動そのものにヤられて病院送りになるということです。

 または、一人の生産性が低い人間にワークが集中してボトルネックになり、やがて倒れるという光景はよく見ますけど、それも結局は周りのメンバーが助け舟を出さず倒れるまでほおっておくからともいえるわけで、ネガティブオーラのなせる業であるともいえるわけです。

 私は根が鈍感だったので病院送りにならずに済みましたけどね...

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「なぜか許されると思ってい... | トップ | (昔)社会人たるものラッシ... »

IT土方(業界体質を小声で批判してみる)」カテゴリの最新記事