満月に聴く音楽

宮本隆の音楽活動(エレクトリックベース、時弦プロダクションなど)及び、新譜批評のサイト

宮本 隆11月ライブ予定

2023-10-26 | 新規投稿

11.10(金)難波ベアーズ

難波ベアーズ

無二&suddenly echo(山本無二 vo,g 宮本隆b能登恵子ds)
akamar22!
ときめきトリオ
こいけはるな

18:30/19:00
adv&door¥2000

11/11(sat) momente#86 “Intersection”

LIVE:
Hemlock de Markgraaf
長野雅貴
KAZUTO YOKOKURA×MASATAKA NAGANO
NRYY + Miyamoto Takashi

DJ:
Junya Hirano (environment 0g / remodel)
スムース(bar Hows)

VJ:
Kenji Tsuda
and more…

@environment 0g [zero-gauge]
17:30open  2000yen(inc 1drink)

11・18(Sat)横断する日 nannbayaVOL.19 

法竹 海童普賢

Sax        山澤輝人

Contrabass  中島直樹

Poet   今野和代

2部

Dance   デカルコ・マリィ

Guitar・vocal  SNAKE秀島

Bass    アビー正一郎

Ds     寿二郎

Poet         今野和代

3部

Bass         宮本 隆

Sax      EDGE   MINAMI

19:00~21:00(18:00オープン)

(新店舗)難波屋 チャ-ジフリーの投げ銭

大阪市西成区萩之茶屋2-5-2

 

11/23thu 尼崎TORA9周年イベント

  F.H.C
トラディショナルスピーチ
sonic orbit(初坂恵美key宮本隆bs松元隆ds)
歪みの国のチェルシー

スチルス
Naotaka Nishio

OPEN 17:30START 18:00
Adv.¥1800(+1D)Door.¥2300(+1D)ご予約こちらです
http://live-tora.com/contact
OPEN 17:30START 18:00

LiveSpace尼崎tora

兵庫県尼崎市神田南通り2丁目42

 

11.25(sat)Song and Legend vol.2 三上寛 special live

三上寛 special live
 
●ふくろうラヂオ(Blacky vo+福田展博g)
●櫻井英人(歌,三線)+宮本 隆(ba,sampler)
●かもめみずに(悲しみかもめvo.g+水津樹vo,casiotone)
@ environment 0g [ zero-gauge ]
open 18:00/ start 18:30
3000en +1drink order
environment 0g zero gauge
大阪市西区南堀江3-6-1 西大阪ビルB1
 
 

 

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11/25(土) Song and Legend vol.2 三上 寛 special live

2023-10-20 | 新規投稿


11/25(土)
Song and Legend vol.2 三上 寛 special live

●三上 寛(vo,g)
●ふくろうラヂオ(Blacky vo + 福田 展博g)
●櫻井英人(歌,三線)+ 宮本 隆(ba,sampler)
●かもめみずに(悲しみかもめvo.g + 水津 樹vo,casiotone) 

大 阪 桜 川 environment 0g [ zero-gauge ]
大阪市西区南堀江3-6-1 西大阪ビルB1F
18:00 OPEN / 18:30 START  チャージ¥3,000- + 別途1ドリンク代
問・予約 nuthingsjajouka@gmail.com
https://nuthings.wordpress.com

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Frank Gratkowski & 内橋和久 大阪ライブは15日です。

2023-10-13 | 新規投稿

Frank Gratkowski & 内橋和久
@アバンギルド京都 
内橋氏のダクソフォンとグラトコフスキー氏のバリトンサックスで始まったDUO。
ダクソフォンによるボイス音とバリトンの短音のリフが重なり、離れるその交差感覚が絶妙でどちらの発している音なのか分からなくなる時がある。この交換のスタイルはこのDUOの演奏の一貫した印象として大きな快楽要素であり続けた。 
内橋氏がギターに持ち替え、新たな風景を提示し、グラトコフスキー氏がテナー、フルートと持ち替えながら応じていく。万能タイプの二人が様々なヴォイシングを自在に表出させるマジックショーのような深み、面白味を味わう。グラトコフスキー氏に至っては楽器を持ち替えずしても、その奏法、息使いだけで既に音の森羅万象を表現する感があり、その意味でも内橋氏による矢継ぎ早な場面転換に充分、対応しきれる格好の演奏家であると了解。
オールマイティな二人の圧倒的なその引出しの多さ、多彩さに驚き、2セットの演奏を終えて尚、まだまだ余力を残しているようにも見え、空恐ろしい程。実際、私は演奏後の余白にもしばらく、音を感じ続けていた次第です。大阪は15日。多数のご来場、お待ちしております。

10.15(sun)Frank Gratkowski & 内橋和久 JAPAN TOUR IN OSAKA
フランク・グラトコフスキーFrank Gratkowski : reeds
内橋 和久Kazuhisa Uchihashi : guitar , daxophone
 
関根 アヤAya Sekine ; piano
+ 石上加寿也Kazuya Ishigami : synthesizer
+ 松元 隆Ryu Matsumoto : drums
 
柳川 芳命Yanagawa Homei : sax
+ 宮本 隆Miyamoto Takashi : bass
 
@environment Og zero gauge
18:30 open 19:00 start
予約¥3,000  当日¥3,500 + 1drink order
予約受付 nuthingsjajouka@gmail.com

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10.15(sun)Frank Gratkowski & 内橋和久 JAPAN TOUR IN OSAKA

2023-10-05 | 新規投稿

80年代のフリクションは私にとって洋楽を客観視させる媒体として在った。それは言わばフリクションの音の強度がそれまで驚異と衝撃の対象であり続けた欧米音楽を平準化させ、それらを国内音楽と同列で鑑賞する聴感覚を私に植え付けたからである。
そして90年代以降、その存在がアルタード・ステーツに替わったと思う。初めて観た難波ベアーズでの外向的なテンション。その後に三ノ宮Big Appleで観て気付いた目眩く即興の妙技、バンドの裡側で高圧電流が流れてるような、3人の瞬時のやり取りに手に汗握る自分がいた。そもそも積極的にアルタード・ステーツに興味を持つきっかけはアルバム「mosaic」(95年)だった。即興色の強いアルタードか楽曲を全面に出した内容で、とある評で同時期に出たキング・クリムゾンの「thrak」と比較し「どっちが凄いか一目瞭然」とあるのを読み、購入したのだ。私は「thrak」を再結成後のイマイチなクリムゾンの復活を印象付ける充実したアルバムと感じていたが、成る程「mosaic」の凄まじさはそれを凌駕していたと思う。
そして体験した生演奏。ベアーズもbig Appleもお客さんは多くはなかったと記憶する。ただ、そんな事を全く気にする風でもなく見えるメンバーが時に見合いながら斬れ味過剰とも思える凄まじい演奏をとても楽しそうに行う姿に戦慄した。リーダー内橋和久氏のリズムの強さ、速さ、的確さ。ギタリストでここまで情緒的なものを排すタイプの稀有さを、感じながら、バンドサウンドの脱構築的な美しさを牽引するリーダーシップも同時に感じていた。

図ったように3人が同時に場面転換の頭に合わせて音を出す様を観て「何か決め事を持って演奏してるのかな」と感じ、ライブ終了後、思い切って内橋氏に尋ねた時「何にも決めてないよ」と返答され「曲を作りながら演奏する」みたいな事(正確な表現は忘れました)を同時に言われた記憶がある。
私にとって革新的なバンドという事をサウンドで体感し、そのコンセプトでも納得した次第であった。
得てして即興演奏の抽象性はサウンドの核心性が希薄であり、漂う時間軸の中で様々な方角へ進んでいく。その外形とはいわば無形の気体が現出と消失を繰り返す運動体である。対しアルタードステイツの即興演奏は堅固なリズムの空間構築がその固体のまま、無軌道に瞬間移動するようで、眼前から消える事のない極めてリアルな存在性を示す。
 
その質感が私にはフリクションに類似する力感の現れと映り、同時代音楽の1つの頂と認識する所以である。
そしてリーダー内橋和久氏は固定メンバーによる即興、不定形ユニットによる即興、ソロの即興等、即興として一般に認識される垣根を破り、その世界を拡大し伝播する活動を続けてきた。活動拠点を海外に移し、文字通り即興の伝道とも思える長い道程である。
 
その原動力は表現への強い気持ち、その継続する精神力であるとイメージする。内橋氏の演奏に感じる迷い無き確信性は
肯定的なものへの信望の発露とも映り、あらゆる中庸を排す厳しさも、同時に伺えるだろう。そんな内橋氏が今回、大変な実力者と認識し盟友としての存在であるフランク・グラトコフスキー氏を伴い、日本ツアーを行う。
即興の真髄に立ち合う機会。ぜひお見逃しなく。
 
10.15(sun)Frank Gratkowski & 内橋和久 JAPAN TOUR IN OSAKA
フランク・グラトコフスキーFrank Gratkowski : reeds
内橋 和久Kazuhisa Uchihashi : guitar , daxophone
 
関根 アヤAya Sekine ; piano
+ 石上加寿也Kazuya Ishigami : synthesizer
+ 松元 隆Ryu Matsumoto : drums
 
柳川 芳命Yanagawa Homei : sax
+ 宮本 隆Miyamoto Takashi : bass
 
@environment Og zero gauge
18:30 open 19:00 start
予約¥3,000  当日¥3,500 + 1drink order
予約受付 nuthingsjajouka@gmail.com
environment Og zero gauge
大阪市西区南堀江3-6-1 西大阪ビルB1F
https://nuthings.wordpress.com/
nuthingsjajouka@gmail.com

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11月10日発売。マジカル・パワー・マコL5BAND life is beautiful

2023-10-04 | 新規投稿

ジャパニーズ・サイケデリック・レジェンド
マジカル・パワー・マコのギタートリオL5BANDが2枚組アルバムで登場。ナスノミツル(bass)参加のボーナス・ライブ トラックを含む濃厚な110分の記録。

1974年のデビュー以来、唯一無比の音楽性で国内のみならず海外にも多くの熱狂的なリスナーを持つマジカル・パワー・マコ。2011年の東日本大震災を期に東京を離れ和歌山県の山間に居を移した彼が自宅スタジオでのアルバム制作や様々なセッション活動を経て結成したのがギタートリオであるL5バンドである。
ライブは基本的に即興演奏で行われ、マコのエッジの効いたエレキギターに宮本隆(bass)と松元隆(drums)のヘビィタイトなオンビートが重なり、強力なグルーヴを生み出す。
或いはアコギに持ち替えるマコのサイケデリック・フォークのスタイルの両面が今作には収録されている。ちなみにL5バンドとはマコか70年代に組んだバンドの名前でもあり、そのサイケデリックの継続の意志が窺われる。時弦プロダクションからのリリースは2014年『a night at the Hawk wind』(jigen-012)以来となる。

Magical Power Mako マジカル・パワー・マコ : guitar, vocal

L5BAND
Miyamoto Takashi 宮本隆:bass, sampler
Matsumoto Ryu 松元隆:drums, electric pad

Guest player
Nasuno Mitsuru ナスノミツル : bass (B-6)
Kemikaru Mico :voice , pianica (B-1,B-2)
Sano Atsushi 佐野アツシ : metal percussion (B-2)
MakikoYY : keyboard (B-4)

Recording date
2020.7.31 Studio You(A-1.2.4.6)
2020.9.25 Live Bar HOKAGE(B-1)
2020.10.31 Studio You(A-3.5.B-5)
2021.11.23 Environment og Zero gauge (B-3.4)
2020.12.16 Live Bar HOKAGE(B-2)
Mix and mastering ; Magical Power Mako and Miyamoto Takashi
Produce : Miyamoto Takashi

曲目


CDA
1. life is beautiful
2. promise land
3. eternal
4. riders on the storm
5. it’s getting better
6. ancient celemony

CDB
1. Mako meets Mico
2. into the triangle
3. Hitten
4. soul march
5. dream on
6. future

プロフィール


マジカル・パワー・マコ(本名:栗田 誠、1956年1月15日 - )は、静岡県田方郡修善寺町(現伊豆市)生まれの音楽家。通称、マコ。以下、本文でもマコと表記する。

中学生時代から曲を作り始め、14歳ですでにオープンリール・テープレコーダーを使って自作曲の録音を始める。1971年、中学卒業とともに上京。鉄工所等でアルバイト
をしながら、実兄と紫雲英(げんげ)というバンドを組み、渋谷ジァン・ジァンを中心に音楽活動を始める。

経歴
1972年頃より注目を浴び始める。同年5月には16歳の若さでNHKのドキュメンタリーなどの音楽を担当し、天才音楽少年として脚光を浴びる。また、この頃灰野敬二と出会い、親交を深める。

1973年渋谷ジァン・ジァンのパフォーマンスを見た、作曲家広瀬量平に認められNHKに出演する。『ひるのプレゼント』に灰野敬二とともに出演するも、その演奏に視聴者から苦情が殺到した。
同年、武満徹と知り合い、武満が音楽を担当した映画『化石の森』の録音に参加。さらには映画『卑弥呼』、『未来への遺産』の音楽を担当。このころより、自宅でテープコラージュなどの手法を
使って録音を重ね、粗いながらきわめて実験的な、膨大な量の作品を作る。当時、自宅には300種にもおよぶ楽器があったという。

1974年、ポリドールより、デビューアルバム『マジカル・パワー』を発売。奇想天外で実験的な音楽性が一部で絶賛される。

1975年、アルバム『スーパーレコード』発売。以後、中原挌(ギター)、仁科啓一(ベース)、渡辺昭司(ドラムス)と組み、バンドという形態での活動にも力を入れる。

1976年、NHKドラマ『タウン』出演。第16回日本テレフィルム技術賞受賞(録音)作品。

1977年、このバンド編成でアルバム『JUMP』を発売。なお、中原らのメンバーは録音のみに参加。実際のバンド活動は「L5(エルファイブ)バンド」という名義で行われ、そのメンバーは、
マコ、ジャン(キーボード)、キッド(ベース)、リム(吉田和正)(ドラムス)であった。彼らはしばらく共に福生市の米軍ハウスを借り切って拠点とし、音楽活動を続けていた。主な演奏場所は、
「チキンシャック」「UZU」であった。また、渋谷西武デパートB館(当時)の地下にあったレコードショップで『JUMP』の発売記念イベントを2日間に渡って行っている。マジカル・パワー・マコの
生演奏を聴く事は当時から珍しかったので、当イベントを目撃した中には著名人も多々いると聞く。この年、イタリア国際放送賞受賞。また、NHK-FMのラジオドラマ主題歌を作曲している。

1980年頃には修善寺に戻る。その後、マコを訪ねて吉田和正が修善寺に移り住み、共に新しい音楽活動を開始する。主に、アナログシンセサイザーとパーカッションを駆使した音を創り続けたが、
この頃の音は一部CDで聞くことが出来る。既に二人でアンビエント・テクノ、ハウステクノの基盤を制作していた。また、マコと吉田は伊豆を中心にライブハウスのプロデュースも行っている。

1981年、『Welcome To The Earth』を発売。

1982年、『Music from heaven』をレーベル「Marquee」より発売。新宿ロフトにてライブ(ゲスト:Katra Turana)。

1983年、「コンピュータグラフィックス&ミュージックライブショー」を企画。演奏とオペレーションを担当。

1985年、CBSソニーより『mAgicAl compUteR MusiC』を発売。楽曲作成に、MSXパソコンを使用。

1986年、NHK局長賞受賞。NHK-FMのラジオドラマ『アディオスケンタウルス』(斉藤由貴主演)を企画し、作曲をする。

1990年代に入ると、「宇宙人との交信のための音楽」を作り始める。

1993年、1973年から1975年の間に自主的に作成した膨大な量の作品が、宇川直宏により5枚のCDとして発売される。

1997年、『No government after Revolution』を「Marquee」より発売。愛知の幻庵にてオマルズとライブ。

2001年10月7日、渋谷CLUB QUATTROにて「ウダガワロック」と冠されたインディーズバンド集結のフェスティバルに大トリで出演した。尚このライブに、「オリジナルメンバーであるので」と言うマコの要望により、最初のバンドのドラマー吉田和正がパーカッションで20年振りに参加していた。

2007年12月12日、当月で閉店する恵比寿のクラブMILKに、元NORDの伊藤まく率いるInner Trance Orchestra(ITO)と共に出演した。ギターは元ボアダムズの田畑満、ベースはChoro Clubの沢田穰治。

Discography
1974 1st Album 『MAGICAL POWER』(Polydor)
1975 2nd Album 『SUPER RECORD』(Polydor)
1977 3rd Album 『JUMP』(Polydor)
1981 4th Album 『WELCOME TO THE EARTH』 (TOSHIBA EMI)
1982 5th Album 『Music from heaven』(Marquee)
1985 6th Album 『Magical Computer Music』(CBS SONY)
1993 7th Album 『HAPPY EARTH』(TTV)
8th Album 『Next Millennium Vibrations』(UAA)
9th Album - 13th Album 『HAPMONIYM #1-5』(MoM'n' DaD)
1994 14th Album 『TRANCE RESONANCE』(Marquee)
1995 15th Album 『LO POP DIAMONDS』(Marquee)
16th Album 『COSMO VISION』(八幡書店/KeroJetter Records)
17th Album 『Next Millenium Vibrations』(八幡書店/KeroJetter Records)
18th Album 『KeroJetter NO.1』(八幡書店/KeroJetter Records)
19th Album 『Human! Get out from the earth quickly』(八幡書店/KeroJetter Records)
20th Album 『BLUE DOT』(Marquee)
1996 『Tokyo Compilation』(Virgin Records)
21st Album 『No Government after Revolution』(Marquee)
1998 『EROtic ELOhim』(KeroJetter Records)
2014年『a night at the Hawk wind』jigen-012

<時弦プロダクション>
http://www.jigen-p.net/

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