当初，日曜日は山はお休みの予定だった。
というのも，前日の花見で30キロくらい歩いて結構疲れると思ってたから。
でも終わってみるとどうだろう。
膝は痛いけどあまり疲れてないなぁ･･･。
「じゃあ沢でも行っちゃおうか！」って感じで，帰札途中の車の中で急遽幌内分岐峰行きが決まった。
札幌発は今日も午前3時で，芽室小屋には午前5時半頃に着いた。
沢に入ってみるとヌメヌメだった。
ヌメるって聞いてはいたけど，予想以上にヌメヌメだった。
先が思いやられますなー。
そして，これまた聞いてたとおりに序盤はごみごみ。
でも歩いてるとこんなきれいなところも出てきた。
河原歩きは小一時間くらいだったか。
小滝が出てくるようになってきた。
こんな立派な滝もあった。
当然巻きました。
ヌメヌメだから慎重に。
次々に滝が出てくるから全然飽きない。
ぱくさんのメットは黄色で目立つからいいなぁ。
僕のメットもスプレーで塗って鮮やかにしてみようかと本気で考えてたりする。
実は普通に沢筋を1本間違えて登っちゃった(笑)
途中で気づいたけどまぁいいやってことでそのまま登った。
最初のうちは藪も薄く快適だった。
このままだったら楽勝だぜ！
って思ったけど，やっぱりそうはいかず，この後に濃い藪が待ち受けていた･･･。
なかなかの藪を漕ぎながらなかなか急な登りを終えてなんとか稜線に出た。
ピーク南のコル辺りまでは結構デカいハイマツが生えてて面倒くさかった。
でも嫌いじゃないよハイマツ。
コルからは背の低いハイマツばっかりで快適だった。
そして，ピークもすっきりしていて，晴れていればゆっくりカップ麺でも食いたくなるくらいの快適な場所だった。
でも今日は寒いだけだけど･･･。
普通に秋かと思うくらい寒かったっす。
コル辺りから少し下ると風も当たらなくなって快適だった。
だから少し休憩。
遠くに薄っすらと十勝の畑が見えてうれしかった。
ところで肝心の膝だけど藪を漕ぎだした辺りから痛くなって，下るころには普通に痛かった･･･。
クライムダウンは手をたくさん使うからそんなに辛くないんだけど，最後の河原歩きはかなり辛かった。
しかも長い。
マジで終わらないかと思った。
でもなんとかがんばって小屋に着いた。
疲れたわぁ。
小屋の水場でゆっくり道具の後始末をしてお楽しみのインデアンへ。
途中の道路脇に普通にヤギがいた。
明らかに脱走中で自由を謳歌するヤギたち。
インデアンエビ大盛辛口。
約半年ぶりでうまかった。
