大雪北面の沢は初めてだった。
午前3時に行動を開始して30分ほど歩く。
流星の滝と銀河の滝の展望台的なところに着いた。
当然真っ暗。
石狩川を渡渉するが,もうどこが深いとかよく分からなかった。
手探り足探りでとりあえず渡渉完了。
流星の滝と銀河の滝の間の尾根に取り付く。
あっちだこっちだ,そこだここだとウロウロして相当な時間をロスした・・・。
懸垂で沢に下りる頃には結構消耗していた。
下りたはいいが,朝の水は恐ろしく冷たかった。
浸かるのが辛い・・・。
そんなことも言っていられないからがんばって進む。
沢は噂通りで,壁は緑で沢床は赤,きれいだった。
函が終わると長い河原歩き。
ゴチャゴチャしてて歩きにくくて嫌になる。
でもたまにナメが出てきて癒してくれる。
登れる滝も登れない滝もあったけど,登れない滝の方が多かったのかな。
1270で支流に入ってしまった。
滝が多くてやっといい感じになってきたのに残念だ。
ちなみに登ってはいないが,間違いに気づいて引き返した時点で,前方には美しい滝が見えていた。
遠くからは大きく見えていた滝は近くに行ってみるとそれほどでもなかった。
ぬめりもなく,難しくはなかった。
1500を過ぎると,沢は一気に癒し系に。
ナメが結構長かった。
こんなの期待していなかったからうれしかった。
1700のラスボスをやっつけるとあとは源頭。
まさにカムイミンタラ。
許されるのならここで泊まって焚火をしたい・・・。
夏道に合流すれば,あとはただ下るだけ。
金に物を言わせて乗ったリフトとロープウェイは快適だった。
下山後はラーメンを食って風呂。
まだ明るいから滝でも見に行こうとなって行ってみると,結構な混み具合・・・。
流星の滝がでかくて茫然(笑)
ちなみに,この写真に写っているのは僕。
初めてこの写真を見た時は。知らないおっさん写ってんじゃんって思ったけど,よく見たら僕だったとさ・・・。