good day to Die

映画、ドラマ、小説、漫画、音楽についての感想等を
日記代わりに書いておくためのブログです。
ネタバレあり。

「悪人」(WOWOW)

2011-09-17 21:16:52 | 映画
評価:★★☆

ストーリー(Yahoo!映画より)
若い女性保険外交員の殺人事件。ある金持ちの大学生に疑いがかけられるが、捜査を進めるうちに土木作業員、清水祐一
(妻夫木聡)が真犯人として浮上してくる。しかし、祐一はたまたま出会った光代(深津絵里)を車に乗せ、警察の目から
逃れるように転々とする。そして、次第に二人は強く惹(ひ)かれ合うようになり……。

李相日監督
妻夫木聡、深津絵里、満島ひかり、岡田将生他出演

WOWOWで録画した「悪人」を見た。

邦画は苦手。
見たことある光景ばかりで、リアリティありすぎてしょっぱいから嫌い。

主人公たちには共感しない…。
田舎の閉塞感、将来が開けるわけでもなく、詰んでる感じをアピールしてるけど、ああいうのは世間一般で普通の
日常じゃないのかなぁ。
主人公たちが逃避行という状況に酔って、悲恋ぶってるように感じてしまう私は、心が汚れてるのか…。

被害者の父親が、岡田将生にだけ怒ってて、妻夫木聡には大して怒ってないみたいなのが謎。
あと、事件後すぐに、あんなに積極的に動けるのに違和感。
そういうことを考える映画じゃないけど。

共感するというか同情するのは加害者のおばあちゃんだけ。
気の毒だなぁ。

一番の悪人はお年寄りを騙す悪徳業者だと思ったよ(^_^;)
人殺しも悪人だけどさ~。

最後に祐一(妻夫木聡)が光代(深津絵里)の首を締めたのは、本気じゃなくて、優しさだと解釈したけど、本気だったの?
殺そうとする意味が分からないけど…。

満島ひかりの役は最強にムカつくし、岡田将生の役もろくでもない。
岡田将生の役、妻夫木聡の母親、深津絵里の妹とか、類型的な感じだった。

映画自体は祐一が逮捕されて終わりだけど、実際にはこの後、裁判、受刑、その後の社会復帰があるわけで、光代が祐一を愛してると
言うのなら、社会復帰後に支えてこそなんぼだろ、と思ってしまった。
まあ、自分を待ったりしないように、祐一が光代の首を絞めたんじゃないかなぁと思ったんだけどね。
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