ことのは

初めに言葉があった。言葉は神とともにあった。言葉は神であった。と、ヨハネは言う。まことに、言葉とは不可思議なものである。

解毒剤

2017-10-09 20:46:59 | 日記・エッセイ・コラム
最近、日本を題材にした番組が多い。
テレビ東京でよく見かけるが、他局でもやっている。
YOUは何しに日本へ、
世界日本行きたい人応援団、
世界なぜそこに日本人、
世界の村で発見!こんなところに日本人、
世界の日本人妻は見た、
等々。
他にも和食や建築などの文化の紹介、
等々。
結構沢山あるようだ。
・・・・・
時に日本を礼賛しすぎとも言われるが、
事実に基づくなら、とやかく言われる筋合はない。
勿論演出はあるだろう、見世物だから。
それに何と言っても、それらは現にあるものなのだ。
それが日本の文化であり、クールジャパンと謂われる所以である。
にしても、日本人は日本人だ。
戦前も戦後も。
基本的には変わっていない。
なのに戦前は悪鬼のごとく言われ、
戦後(今)はもてはやされる。
これはおかしい。
どちらかが嘘である。
どちらが嘘かは明らかだろう。
世界はようやく気づき出している。
むしろ日本人の方が無頓着だ。
灯台下暗し、なのか。
未だ自虐史観に縛られてる人が多い。
・・・・・
厄介なのはシナと朝鮮である。
反日でなければ政治が立ち行かず、
戦前の日本が悪でなくては困るのだ。
それが歴史戦の実相だ。
欧米(戦勝国)にとっても同様である。
自身の正義を立てようとすれば、やはり日本が悪でなければならない。
とりわけ原爆を投下したアメリカは。
マッカーサーが「日本は自衛のために戦った」と、
上院軍事外交合同委員会で証言したにも関わらず。
だが情報や交通が飛躍的に発展した今日では、
日本を知り日本に好感を持つ人が増えている。
あのシナ・朝鮮においてもだ。
だがやはり、歴史戦がなお最大の課題ではある。
直接的には対シナ・朝鮮の問題だが、
その後ろには欧米(戦勝国)が付いており、
これは一筋縄ではいかない。
しかし最も問題なのは日本人である。
知っての通り、嘘の発信元は他ならぬ日本人である。
だからこれは国内問題でもあるのだ。
これが一番の厄介である。
・・・・・
マスメディアが反日なのはご存知の通り。
折に触れ、自虐史観を流している。
同じメディアが日本礼賛番組を作っている。
これはどういうことだろう。
はて?
日本は奥が深いのだ。
解毒剤もちゃんと用意している。
いづれ目を覚ます時のために。
それにしても、
この厄介がなかなかにしぶとく、
困惑している。