みなさま、おかわりなくご健勝のことと思います。
桜も、もうすぐの季節になり、春の陽差しのぬくもりを感じているこの頃です。
▲ギャラリー前の公園にはみごとな桜の木があります。
店の前の公園に「まんさく」の咲いている姿も見つけ、とても嬉しくなった春の初めでしたが、やり切れない想いも致しました。
三月初め、赤城山中腹に座禅草を見に出かけたときのこと。
木道を一周して帰ろうかと駐車場に向かって山道を登り始めたら、上から熟年男女が下りて来たのですが、男性の手元に煙草の煙が見えました。
春とは名のみの冬山状態、枯葉いっぱいの所、“山火事注意”の旗があちこちに立っている場所。
頭に血が充満した私は、「ここをどこだと思っているのですか!」と大声でその男性に言うべきと構えたのですが、ナント声が喉に引っかかって出ないのです。「どうしよう…」と頭の中で言葉だけが空回りです。
あっという間にすれ違い。「水辺のそばに咲くんだナァ…」と呑気に話している男性は下へ行ってしまいました。
▲座禅草
「やめてください。自然の花が可哀想です」と言いたかったのに……勇気の無い自分に情けなく思った一日でした。
桜も、もうすぐの季節になり、春の陽差しのぬくもりを感じているこの頃です。
▲ギャラリー前の公園にはみごとな桜の木があります。
店の前の公園に「まんさく」の咲いている姿も見つけ、とても嬉しくなった春の初めでしたが、やり切れない想いも致しました。
三月初め、赤城山中腹に座禅草を見に出かけたときのこと。
木道を一周して帰ろうかと駐車場に向かって山道を登り始めたら、上から熟年男女が下りて来たのですが、男性の手元に煙草の煙が見えました。
春とは名のみの冬山状態、枯葉いっぱいの所、“山火事注意”の旗があちこちに立っている場所。
頭に血が充満した私は、「ここをどこだと思っているのですか!」と大声でその男性に言うべきと構えたのですが、ナント声が喉に引っかかって出ないのです。「どうしよう…」と頭の中で言葉だけが空回りです。
あっという間にすれ違い。「水辺のそばに咲くんだナァ…」と呑気に話している男性は下へ行ってしまいました。
▲座禅草
「やめてください。自然の花が可哀想です」と言いたかったのに……勇気の無い自分に情けなく思った一日でした。