洋館を巡る・・・

私の研究ノート

バーレーン戦

2009-03-29 21:31:47 | スポーツ
この勝利で、残り3戦で1勝すればW杯に行くことができることが決まった。
つまり、ほぼW杯の出場が決定した。
これは、喜ばしいことだし、とりあえずホッとした感じだ。

一方で、このチームに未来への期待感があるか?というと、「感じられない」というのが感想になってしまう。「試合内容が悪くない」ということも、逆説的だが、その一つの原因になっている。

バーレーンは、日本との力量を意識してしっかりといい守備をしていたし、多少のラフプレーはあっても一対一で勝負するという戦いをしていた。
観ていていい印象が残った。

一方、日本は、試合開始直後のスピード感のある攻撃にこの日の試合への大きな期待を感じたが、いつものことだけれども、その期待は、試合の中だけで終わってしまう。上にも書いたが、次の試合へと繋がる希望というものがほとんどわいてこない。

本当に、決して悪い試合ではなかった。
田中達也のがんばりも、玉田のドリブルも、大久保の仕掛けも、内田のシュートも、中村の芸術的なパスも、遠藤の気の利いた守備も、よかったけれども、
ここぞというときのプレーの選択肢が判断力が悪いのか、なんなのか。

中村のゴールが象徴するように、確信的なプレーが少ないのかもしれない。
偶然に左右されすぎている。サッカーは、偶然に左右されやすいけれども、その中に、意図のある、狙いどおりのプレーを魅せることがそれを楽しむのが醍醐味ではないだろうか。

仮に、内田のシュートが入っていても、手放しに喜べない。何かサッカーが間違ってるのではないかという不信感がぬぐえない。

違いを作れる選手がもっといないといけない。
いるといないとではクオリティが全然違うという選手が集まったチームであってほしい。

中澤とトゥーリオはそういう選手になっている。
楢崎もそうかもしれない。
大久保にも期待感がある。

中村、遠藤もまぁそうだろう。
松井には、以前は感じらた。
中村憲、阿部もそうだと個人的には思う。
ただ、その点においてもっと厳しい判断基準で見ないといけないのかもしれない。

日本代表発表

2009-03-22 21:43:16 | スポーツ
矢野が呼ばれたことは、希望が持てる。
ポストプレーヤーではないけれども、高さとスピードがあるという点において、いい選手だ。気持ちが出ていたから呼んだということではないことを祈る。
せめてベンチには入ってほしいところだ。

さて、次の試合は本当に大事だ。勝たなければ。
負ければ、日本はバーレーンよりも弱いといわれても仕方がないだろう。

私は、バーレーンは、本当に弱くないと思うんです。
監督もいいし、チームとしての一体感を感じる。
カタールの金で国籍を売った選手たちに比べて、純粋にW杯に出たいという意気込みを感じる。

だからこそ、しっかりと相手に敬意を示して勝たねばならない。
(逆に、豪州に対しては敬意を示しすぎて恐れてはならない。)

それだけ。


磐田、苦しい日々が続きますが…

2009-03-15 14:09:14 | スポーツ
二戦目も大敗。

TVで見る限り、中盤は完全に支配されていたが、散々なゲームというわけではなかったと思う。
山本康のチャンスが入っていれば、最初のPKがとられていなければ、1-2とか2-2くらいではあったのかなと。

結果として、心理的にファンを落胆させたのは、川口のキャッチミスでなかっただろうか。
プロとして、気持ちが切れていなかったか?
ゴールキックのミスキックも然り、ベテランとして安定感が足りないように感じる。

中盤が支配できないなら、前田とジウが起点となるような打開策が欲しい。
ボールがこないのに走り回っている二人が可哀想だ。
速さとドリブル突破があるジウはそれでもゲームのかなで1、2回は決定機を作れるが、
前田の場合、ボールに触れて攻撃の幅を広げる選手なので、ボールに絡めないと能力が活かされない。
本人の臨機応変な対応が必要なのだが、迷いがあるのかな?

最大の原因は、中盤の高い位置で人を使う選手がいないからだと思う。
松浦、西、太田は仕掛ける選手なのでうまくいく場合も失敗する場合もあるのは仕方がない。
候補となるのは、成岡だろう。上田と船谷の復帰もかなり重要だ。

このチームのキーマンは、ジウ、前田、太田、駒野だと思う。
だから、その選手達がプレーしやすい戦術を考えていかないと。
彼らが他の選手がやりやすいようにバランスをとっているのが現状。

加賀を使うために駒野を左にすることはまだ肯定できるが、
犬塚を使うなら駒野が右ではないだろうか?

 ジウ
   前田
村井  太田
 成岡
   ロド
岡田  駒野
 茶野加賀
  八田

万代 西 松浦 山本康 大井 犬塚 川口
(那須 山本脩)
(カレン 上田 船谷)

J開幕

2009-03-08 01:13:10 | スポーツ
いやいや、大変です。

予想も当たりそうにない、
なんて思うけれども、始まったばかりです。

それにしても磐田です。2対6です。
相手は、山形です。

古橋を含め、
長谷川や石川が優れた選手であることはわかっていたものの、
DFがボコボコにされました。

とにかく中盤でボールが落ち着かない。パスミスが多い。
上田や船谷が戻ってきたところでそこまで落ち着くのか?
やはり、ロドリゴのほうがいいのか?

ジウは、どんな局面でも個人技で打開できるけども、
前田は、駆け引きにおいてテクニックを駆使するタイプなので、
チームがうまくいってないと極端に目立たなくなってしまう。

山形は、前田の起点をつぶすようにチームとして徹底してきたようだから、その分ジウがしっかり2点とったという意味では、悪くなかったのかもしれない。

しかし、6点取られているわけだから、明らかに個人の能力か戦術に問題があるのだろう。

あえて言わせてもらえば、山本康選手は、アジアユースにおいても、チームの中心ながら韓国のプレッシャーに負けて不安定なプレーを見せていた。
メンタル、技術、年齢的にもまだまだ若いので、自信をなくさないで、思いっきりプレーできるようなチームのサポートが必要ではないか。

4バックの中盤2人は、少なくとも1人はDF的な選手で、もう1人は、前線に絡める選手を使っていくべきだろう。山本康選手がどちらかというと現状では、どちらともいえないところもあり、相方もよく考えないといけない。

もう一つは、村井と松浦を使って、もう少しフラットな4人の中盤を考えてもいいのではないか?

サイドと中盤というような役割分担がよくないかもしれない。
もう少し有機的に中盤が動ければと。

とりあえず、そんなところが感想だ。


訂正:去年の開幕戦は強いチームはしっかり勝っていました。

やはり、何かしっかりした改善をしないといけないね。
しっかりボールキープができる前線の選手がボールに関われないようだと、
チームのポテンシャルの最低限でサッカーをすることと同じだから。

とにかくいいゲームをするためには、
前田とジウがいい関係を作ってなるべくボールをとられないようにすること、
西と太田がサイドに張らずに流動的に動くこと、
駒野と加賀があがったときにしっかりセンタリングで終わらせること、
判断の迷いでボールを奪われて速攻を喰らうくらいなら、相手のGKにボールをキャッチされてもいいので、ゲームを止めないといけない。

現状では、ジウか前田のどちらかが警戒されるので、試合に応じてどちらにフィニッシュを決めさせるかをゲーム内で判断していくべきだろう。

あとは、相手の分析をしっかりしないとね。自分たちのサッカーが発展途上である以上。