風の形が見える

専業主婦の感傷日記

逆転はない、私の場合。

2017-04-14 15:23:45 | 子どもの頃


こんにちは。
朝から居眠りばっかりして、結果昼からバタバタいつも通りです。

世の中は桜色に染まり、
私も短歌ブログでは、桜の短歌なんかつくってますが、
ここは闇のエリアなので、暗い話行きます。

これまでも書いてきた通り、貧乏な子供時代を送っていた私ですが。
ちょっと待って、子供時代だけじゃないよ。
私、生まれてこのかた、お金のあった時なんてないから。
と、とにかく中学一年の時、クラスに少し仲の良い女の子がいて、
その子の誕生日に、もう一人のクラスメートと家に招待された。
一戸建ての家で、大きな部屋にグランドピアノがあって、
今思っても、お金持ちそうな家だった。
その時、食事に連れて行ってもらったんだけど、
レストランぽい所で食事して、その後、違うお店でパフェを食べた。
その時、招待してくれた子の、小学校の一年生ぐらいの妹も一緒に来てた。
そしたら、その子のお母さんが、
「今日はいっぱい食べれたね、えらいねえ。いつもはあんまり食べないものね。」
とか、その妹に言ってて。
え、いつもこんな風に外で食事?
そういう経験が、ほとんどなかった私はびっくり。

その時のクラスメート二人は、お勉強もできて、都会の大学に行って、
一人は、大学卒業してすぐ結婚して、女の子が生まれたと聞いた。
もう一人も、お見合いでお金持ちと結婚したとか。
私は、まあ、高校卒業してすぐ働きながら、
父親の借金を返すために、必死の年月を送るわけです。
今は、父親のことはないけど、病気で外に働きに行けず、貧乏。
こんな私を、専業主婦としておいてくれる主人には感謝してますが。

比べると、人生に逆転とかないね。少なくとも私の場合。
勉強しなかったのは、どうやればいいかわからなかった、
私のバカさによるけど。
今がすごく不幸せなわけじゃないんだ。
でも、これまでの人生を考えると、
現在の私が、明るくはつらつとしてなくても、無理はないと自分で思う。
もちろん、私なんかより、ずっと苦労してる人だっているよね。
私の母だって、子供の頃から苦労の連続だった。
母も、よく私に言ってた。
「私みたいな苦労、あんただったら耐えられなかったよ。」
そして、私は何も言えなくなる。

じゃ、また明日ね。











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