とんびの視点

まとはづれなことばかり

ルーチンを取り戻せ。そして入り口を探せ。

2016年10月26日 | 雑文
やっとルーチンが戻りつつある。5時半過ぎに起る。寝ぼけ眼で狭い家の(まるで9坪ハウスだ)共有スペースをほうきで掃く。(4匹の猫が毛をまき散らしているのだ)。部分的にぞうきん掛けをする。そして3.5㎞ほどのジョギングと合気道の基本的な動きの確認。シャワーを浴び、軽く朝食を取る。仕事スペースのロフトに上り、10分間ほどマインドフルネスのための座禅。そして新聞を読む。そして仕事に出かける。そういうルーチンがやっと戻りつつある。

ほぼ3週間前に左ヒザを痛めた。次男の連合陸上大会の練習に付き合い、思いっきり100mダッシュをした。2本目の途中、ヒザがおかしな感じになり、力が入らなくなった。翌日から痛みが出てきた。接骨院に行くと、完全に治るには4週間と言われた。

ヒザのケガでジョギングと合気道ができなくなった。時間にすれば1時間ほど空きが出来ただけだ。それならジョギングと合気道のかわりに何か別のことをすればよい。そうはならなかった。いろんなことが崩れた。起きる時間が少し遅くなった(秋が深まり外が明るくないのもある)。ほうきをやめてクイックルワイパーにした(かなり楽で短時間でできる)。ぞうきん掛けはさぼりがちヒザの痛みを理由にした)。おまけに体重も1kgほど増えた。

ダメな人間になっている。自覚はビシビシあった。ので、今週あたまからジョギングを再開した。長期戦の腰痛は相変わらずだし、体は重くなっているし、左ヒザには痛みが残る。走れていない。足を引きずりながら、ドタドタやっている感じ。ビルジングのガラスに自分の姿が写る。健康が気になり出して走り始めた、運動不足の中年男みたいだ。いや、まいったな。どうなるんだろう。ルビコンを渡っちまったのかな。そんな気がした。

今朝はいい感じに走れた。ヒザの痛みは残っているが足を引きずるほどではない。ジョギングの前には、ほうきで掃き、ぞきんもかけた。合気道の動きの確認と座禅、新聞もこなした。いちおうすべてをやった。現実的に物事が進むし、一通りやったことで精神的にもすっきりした。まあ、こげな感じでルーチンを取り戻すのが当面の目標だろう。(それと体重を2kg落とすこと)。

なんだかつるんとした文を書いてしまった。習慣的に文を書いていると、書きながら話の入り口が見つかるものだ。山を歩き慣れた猟師がけもの道を見つけるように。なんだかまずい。書いていても話の入り口を見つけられない。入り口を見つけるために里山あたりを散策することから再び始めないといけないのかもしれない。