東日本大震災から１年

東日本大震災から１年。

タイトルにはさう書いたものの、そして思ふこともあるものの、どうも何かを書かうといふ氣になれない。
自分の中で、輕々しく書くことを戒めるものがある。
それに、書くべき内容やその表現に關して、何が適切で何がさうでないのか、自分の評價が定らないといふこともある。
ただ、一言だけ云へるのは、復興はまだまだ道半ばであるといふこと。
地方行政はもとより、政府はこれまで以上に力を入れて貰ひたいと思ふ。
喉元過ぎれば熱さ忘れる、であつてはならない。


話題は變はるが、いまだに寒いのは何とかならないだらうか。
けふもいい加減寒かつたが、明日は最低氣温２度、最高氣温８度だとか。
家の前の公園に植ゑられてゐる梅の木々は、まだ咲いてゐない木もあるほど。

愛犬・穗高の散歩に出るのに、またパタゴニアのダスパーカを着て出掛けた。
その下は下着を含めて４枚着てゐる。
まるで冬山裝備だ。
しかも、間の惡いことに、すぐに雨が降り出して、びしよ濡れになつてしまつた。
ダウンジャケットを着てゐなくて良かつた。

小學校の正門のところにゴールデンリトリバーが繋がれてゐた。
たぶんご主人樣は學校で雨宿りしてゐるのだらう。
雨の中、伏せしてご主人樣を待つ姿がいぢらしい。
近づいてみたら、時々穗高と一緒に遊んでくれる、シン君だつた。
びしよ濡れの頭を撫でてやつたら、口を舐められた。
シン君、ありがとね。

でも、家に歸つてすぐに顏を洗つた。
ワンコはよく股間を舐めて綺麗にするんだよね。
そのベロで口を舐められると、さすがに・・・
シン君、ごめんね。