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ホテル・ルワンダ /HOTEL RWANDA

2006-01-16 00:25:00 | 劇場&試写★6以上

必見です。。。。
          
今から約10年前の1994年4月~7月にかけて、“千の丘の国”と呼ばれるアフリカの内陸国、ルワンダ共和国で、80万人もの罪のないツチ族がフツ族たちによって虐殺された。
1994年4月6日、ルワンダ キガリ空港上空で大統領の飛行機が撃ち落された。
当時のルワンダ共和国大統領であるハビヤリマナ大統領の暗殺事件発生をきっかけに、大量虐殺は起こる、、、。


実話の映画化。

2004年12月に限られた劇場数で公開、評判になり翌月拡大公開されて大ヒット。
アカデミー賞やゴールデングローブ賞主要部門にノミネート。
トロント映画祭の最高賞である、観客賞を見事受賞した。
にも関わらず、日本公開予定が全くなく、「日本でも観たい」という多くの声から
ネット上での署名活動が始まり、5千通という数の署名を集めてついに日本上陸!!
それでも日本では先行で今現在観られるのは渋谷のみ。
それも、ユーロスペース改装後のシアターN、席数わずか102席!
毎回立ち見が出る完売ぶり、公開2日目の今日、やっとのことでついに観てきた~


公式サイト


何と言っても、ドン・チードル!! 

初めは、家族だけが大切家族だけを守る事を考えていた一人の父親が、1200人もの命を救う。

配給会社側では、このヒーローである男を
ウェズリースナイプスや、デンゼルワシントン、ウィルスミスにやらせたかったらしい。
そんなの、冗談じゃない
ウェズリーやデンゼルが演ったら、そりゃ巧いだろうけど"演じてる”感が出すぎでリアリティなさそうだし、ウィルスミスなんて半分コメディになっちゃいそうで話にならない、、、。
スティーヴンソダーバーグや、ポールトーマスアンダーソン監督に気に入られてるこのドンチードル、ここまで凄い俳優だったとは!
彼だったからこそ、凄く伝わるものがあった、、、、、。

虐殺シーンそのものよりも、ネクタイを結ぶシーンでもう
自然に涙が溢れてきた。静かな涙が



8(10段階
この映画を日本でも公開したことは本当に意義のあること。
この映画を観て、現実を知ってほしい。
この先の未来、争いごとが少しでもなくなるように、、、。
そして、たったひとりの勇気がたくさんの命を救えること。




       
HOTEL RWANDA 2004年 南アフリカ=イギリス=イタリア 122min
【staff】
監督/脚本 テリー・ジョージ
製作/A・キットマン・ホー

【cast】
ポール・ルセサバギナ…ドン・チードル
タチアナ・ルセサバギナ…ソフィー・オコネドー
ジャック・ダグリッシュ…ホアキン・フェニックス
デュベ…デズモンド・デュベ
デイヴィッド…デイヴィット・オハラ
パット・アーチャー…カーラ・シーモア
ビジムング将軍…ファナ・モコエナ
ジョルジュ・ルタガンダ…ハキーム・ケイ=カジーム
グレゴワール…トニー・キゴロギ
オリバー大佐…ニック・ノルティ

キャスト、実はこっそり豪華


協力者、ニックノルティ


今回出番は少なかったけど、
白人カメラマン、ホアキンフェニックスの言葉は本当に現実そのもの。


その他、ジャンレノも登場。久々に淡々とした役どころ。

ドンチードルの次回作は、サンドラブロック初め
豪華キャスト共演でもうすぐ公開の「クラッシュ」(←楽しみ~♪)


監督/脚本は、「父の祈りを」のテリージョージ。

こちらもホントにお勧め作品
かなり昔に観たから、も一回観直したいな

「ホテルルワンダ」は今後、全国順次ロードショーしていくようなので、
是非一人でも多くの人たちに観てほしい~。
渋谷へ行く際は、どの回もめちゃ混みなのでお早めに。。。整理番号制☆

ハンカチ必携。
そして女性は、ウォータープルーフマスカラでね



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