昔住んでいたアパート?
40代くらいの男性Aと
2階の部屋にいる
私は客人をもてなす仕事
Aはいつも自信なさげで
失敗ばかりしてしまうが
プライドがとても高いため
それを隠すのに必死な様子
Aは私を意識する余り
やることなすことがちぐはぐで
それをさり気なくフォローして
言葉をかけるが
露骨だとかえって
傷つけることになるから
気を遣っている
一番分かっているのは
Aなのだから
音楽をかけようと言って
プレーヤーに短冊形の
薄い紙を2枚入れようとするが
端々が折れていて
うまくハマらないうちに
無理に入れようとして
さらに端がビロビロに
なってしまい焦っているのを
隠そうとして半ば
躍起になっている
私は気づかないフリで
もう1枚のほうを
真似するように入れるが
私「上手くできません」
と任せる
その間中、左隣りの
空洞スペースの奥に
CDと破片があるのが見えて
ゆったほうがいいものか
どうか悩んだ末に
今気づいたように
私「あれ、こんなところに
CDが欠けてますよ!」
かき集めてみると
けっこうバラバラに砕けていて
本当に何をやっても
こんな風になってしまうんだな
と哀しくなってくる
Aも誤魔化して
「いいんだ、こんなもの」
私はそれとなくその場を離れて
Aを一人にして、1階におりる
夜
部屋のそこらじゅうに
食後のお皿や箸などが
そのままになっていて
気持ちが悪いから
片付けはじめるが
形もバラバラのまま
重ねるから、落として
割ってしまう気がして
何回かに分けたほうがいいな
と慎重になり、いったん
机の上に置く
*
翌日、施設の外にある
広い屋外のテーブルで
みんなで食事をとっている
疲れた顔のAを気遣って
同じく仲居のようなサポート役の
B(柴咲コウさん)が
「温泉にでも入られますか?
いい所あるんですよ」
Bは黒髪で前髪はパッツン
ほかはアゴくらいの長さ
すこしパーマがかかっているようで
風に揺れる感じが可愛い
私も一度あんな風に
してみたいなと思って見る
ただ、片目が異様に大きく
ほとんど白目の中に
ぽつんと黒い点があり
この世の者とは思えない感じ
もう片方の目は髪で隠れている
B「きっと奥さまやお子さまも喜ぶと思いますよ」
Aに妻子がいると今分かって
すこし意外に思う
A「え、あ、ああ・・・」
Aはあまり乗り気でないのか
関心がないのか生返事
家族からの重圧からも逃れて
いっときでも私やBの対応に
癒されている様子でもある
今日が帰る日なので
Aにコテージ?の鍵を渡すB
「これが鍵です お帰りの際には
忘れずに閉めていってくださいね」
Aは名残惜しそう
*
その後、Aは仲居の男性に
鍵を返しにくるが
鍵は長さ60cm、幅30cmくらいの
鉈のような形になっていて
血がベッタリと全体について
黒光りしている
妻子を殺してしまったんだ
とピンとする
そのままキレて興奮状態のまま
周囲にいる人々を
十数人鉈で殴ったり
切ったりして殺してしまう
ついに、これまで長年
抑圧していたものが
爆発してしまったのか
とまた哀しくなる
(私は目の前で映像を見ているような感じ
*
私は広いお堂の中にいて
周りは柱はあっても
障子や襖はなく
外の自然が見えて
気持ちよく晴れている
1つの事件が終わり
外にいるAは私に
次の事件のカギとなる
小さな印籠のようなものを
後ろ向きに渡す
そこには30cmくらいの
ヒモがついていて
それを指に挟んで
後ろ向きに受け取らなければ
いけない作法だが
まだ慣れずにうまく出来ない
それを庭のすこし離れた
所に立っている和尚に
小走りで持っていく
その和尚がこれらのフシギな
事件のネタをもってきているのか?
渡す時も前から渡そうとして
あ、いけない、と後ろ向きに
ぎこちなく渡す
周りに見られてはいけないものらしい
自然の中を歩きながら
私「あ、和尚さまは、いつも
いろんなネタをお持ちなんですね」
和尚「うん、、、まあ、職業柄、なにかとな」
これは連続ドラマで
私は今回ゲスト出演だった
元々、役者ではないから
演技は上手くないが
キャスティングされたからには
それなりの理由があったのだろう
それが果たせただろうか?
柴咲コウと和尚って、大河ドラマの影響か?
40代くらいの男性Aと
2階の部屋にいる
私は客人をもてなす仕事
Aはいつも自信なさげで
失敗ばかりしてしまうが
プライドがとても高いため
それを隠すのに必死な様子
Aは私を意識する余り
やることなすことがちぐはぐで
それをさり気なくフォローして
言葉をかけるが
露骨だとかえって
傷つけることになるから
気を遣っている
一番分かっているのは
Aなのだから
音楽をかけようと言って
プレーヤーに短冊形の
薄い紙を2枚入れようとするが
端々が折れていて
うまくハマらないうちに
無理に入れようとして
さらに端がビロビロに
なってしまい焦っているのを
隠そうとして半ば
躍起になっている
私は気づかないフリで
もう1枚のほうを
真似するように入れるが
私「上手くできません」
と任せる
その間中、左隣りの
空洞スペースの奥に
CDと破片があるのが見えて
ゆったほうがいいものか
どうか悩んだ末に
今気づいたように
私「あれ、こんなところに
CDが欠けてますよ!」
かき集めてみると
けっこうバラバラに砕けていて
本当に何をやっても
こんな風になってしまうんだな
と哀しくなってくる
Aも誤魔化して
「いいんだ、こんなもの」
私はそれとなくその場を離れて
Aを一人にして、1階におりる
夜
部屋のそこらじゅうに
食後のお皿や箸などが
そのままになっていて
気持ちが悪いから
片付けはじめるが
形もバラバラのまま
重ねるから、落として
割ってしまう気がして
何回かに分けたほうがいいな
と慎重になり、いったん
机の上に置く
*
翌日、施設の外にある
広い屋外のテーブルで
みんなで食事をとっている
疲れた顔のAを気遣って
同じく仲居のようなサポート役の
B(柴咲コウさん)が
「温泉にでも入られますか?
いい所あるんですよ」
Bは黒髪で前髪はパッツン
ほかはアゴくらいの長さ
すこしパーマがかかっているようで
風に揺れる感じが可愛い
私も一度あんな風に
してみたいなと思って見る
ただ、片目が異様に大きく
ほとんど白目の中に
ぽつんと黒い点があり
この世の者とは思えない感じ
もう片方の目は髪で隠れている
B「きっと奥さまやお子さまも喜ぶと思いますよ」
Aに妻子がいると今分かって
すこし意外に思う
A「え、あ、ああ・・・」
Aはあまり乗り気でないのか
関心がないのか生返事
家族からの重圧からも逃れて
いっときでも私やBの対応に
癒されている様子でもある
今日が帰る日なので
Aにコテージ?の鍵を渡すB
「これが鍵です お帰りの際には
忘れずに閉めていってくださいね」
Aは名残惜しそう
*
その後、Aは仲居の男性に
鍵を返しにくるが
鍵は長さ60cm、幅30cmくらいの
鉈のような形になっていて
血がベッタリと全体について
黒光りしている
妻子を殺してしまったんだ
とピンとする
そのままキレて興奮状態のまま
周囲にいる人々を
十数人鉈で殴ったり
切ったりして殺してしまう
ついに、これまで長年
抑圧していたものが
爆発してしまったのか
とまた哀しくなる
(私は目の前で映像を見ているような感じ
*
私は広いお堂の中にいて
周りは柱はあっても
障子や襖はなく
外の自然が見えて
気持ちよく晴れている
1つの事件が終わり
外にいるAは私に
次の事件のカギとなる
小さな印籠のようなものを
後ろ向きに渡す
そこには30cmくらいの
ヒモがついていて
それを指に挟んで
後ろ向きに受け取らなければ
いけない作法だが
まだ慣れずにうまく出来ない
それを庭のすこし離れた
所に立っている和尚に
小走りで持っていく
その和尚がこれらのフシギな
事件のネタをもってきているのか?
渡す時も前から渡そうとして
あ、いけない、と後ろ向きに
ぎこちなく渡す
周りに見られてはいけないものらしい
自然の中を歩きながら
私「あ、和尚さまは、いつも
いろんなネタをお持ちなんですね」
和尚「うん、、、まあ、職業柄、なにかとな」
これは連続ドラマで
私は今回ゲスト出演だった
元々、役者ではないから
演技は上手くないが
キャスティングされたからには
それなりの理由があったのだろう
それが果たせただろうか?
柴咲コウと和尚って、大河ドラマの影響か?