オカシのキモチ

日々の昼ごはんとお菓子作り、
そして休日は散策という名の食べ歩き。
食いしん坊夫婦の備忘メモです。

遅ればせながら...恵方巻き!?

2015年02月05日 | ├ 和食・鍋・自家製
鬼は外!福は内!」なんてカンジで、節分に“豆まき”をするのは幼少の頃から馴染みがありましたが...
この時期に恵方巻なる太巻きを丸かじりするのが浸透してきたのは、
ここ最近でしょうか(太巻きを食べる意味が分かりません:笑)

これをいち早く広めたのはコンビニ大手「セブンイレブン」。
マーケティング戦略として『丸かぶり寿司 恵方巻』という商品を販売したのが事の始まり(1998年)。
それから横一線に各社が倣ったことで“節分には恵方巻”を食べる風習が浸透し、現在に至るワケです。

更に遡ること1930年代。
大阪の海苔組合は節分に巻き寿司を丸かぶりする事を勧め、
戦後になっても、巻き寿司の丸かぶりを宣伝したり、
巻き寿司の丸かぶり早食い競争等のイベント等を行い、
マスコミには「ずっと昔からやっていた」かのように広めていたそうです。

ホンモノではないのに、如何にも『古くからの伝統』であるかのような
長~い販売戦略に多くの人達がハマッてしまっているのです...



と、これまでの経緯は覆せないので、どうでもよいのですが...疑問に思うのは“恵方巻の食べ方”。

節分になると、その年の恵方を向いて海苔太巻きを食べると縁起がよいとされています。
ですが、ゴクゴクと一本“丸ごと丸かぶり”なのは何故でしょう?

世界でも特に食文化の作法を重んじるに日本にあって、太巻きを切り分けずに食べるのは卑猥で下品な印象を受けませんか?



それもそのはず...
恵方巻きの由来説の一つが大阪船場の花魁(おいらん)遊びが始まり。







個人的には、知らなきゃよかった驚くべき“セクハラ”が由来でした。



敢えて当ブログでは触れませんがね...(笑)





ということで...

恵方だの、願掛けだのと正当化したところで、丸かじりする気は失せてしまったのか、
我が家は切り分けた太巻き2種類を妻が作ってくれました。




▲韓国海苔風に仕上げた胡麻風味の海苔で太巻き/人参ナムルを忘れてしまいました


▲こちらは椎茸煮が味の決め手

手間隙かけて作ってもらったのにアッと言う間に食べてしまって申し訳ないほど美味しかった(笑)

やはり切り分けた方が食べ易いですね。

ごちそうさんです



【過去の記事より...以前は丸かぶり!】

*[カフェ・ランチプレート52 巻いて巻いて

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