オカシのキモチ

日々の昼ごはんとお菓子作り、
そして休日は散策という名の食べ歩き。
食いしん坊夫婦の備忘メモです。

お得な切符で一泊二日旅行(群馬編2 温泉街)

2012年08月12日 | ├ 群馬県
暦の上では早くも立秋を過ぎましたが、秋とは名ばかりの暑い日が続きますね。
皆さんは夏休みをいかがお過ごしでしょうか



我が家は先週末を使って伊香保温泉に足を運びました。
名前くらいは聞いたことがあると思います。
群馬県は渋川市伊香保町にある温泉で、草津温泉と並んで県を代表する名湯です。
子供の頃に嗜んだ「上毛かるた」では「伊香保温泉日本の名湯」と歌われてましたっけ。



湯治場として有名な伊香保の歴史は古く、当時はたくさんの温泉客でにぎわっていたそうです。
古来は湯元源泉付近に湯宿が一軒あっただけでしたが、戦国時代に白井城主長尾輝影の家臣団に温泉と共にこの地が与えられ、
石段を中心とした屋敷が作ら、各屋敷には温泉宿を兼ねた「大屋」(おおや)とこれに属する「門屋」(もんや)が立ち並び、石段温泉街を形作っていきました。


  
というワケで...旅館にチェックインして荷物を置いて、早速散策です。




▲現在も改修中でした

古くから親しまれている伊香保温泉の石段街

2010年に石段を新設して現在は365段となり、広場や温泉水が流れる「湯滝」なども設けらています。
この石段には「温泉街が1年365日、にぎわうようになってほしい」という
繁栄の願いが込められているそうです。




▲写真に写ってませんが、石段上の源泉周りは整備され、源泉が湧出する様子を見ることができます

急傾斜地に作られた石段の両側には温泉旅館、土産物屋、遊技場(射的・弓道)、飲食店などが軒を連ね、石段の下には黄金の湯の源泉が流れ、小間口と呼ばれる引湯口から各旅館に分湯されています。

温泉情緒の佇まいが色濃い界隈で、旅情をそそりますね。





▲温泉街と言えば、やっぱりこれ!大人も子供も楽しめる遊技場が残っています




▲歌人・詩人としてしられる与謝野晶子の詩が石段に刻まれています




▲『足湯 岸権 辰の湯』:石段を登って疲れが出てきたところで、何と足湯が!




▲ちょっと寄り道...日本酒の原酒で仕込んだ「酒蔵 譽國光」の梅酒を試飲してから購入。ワインみたいに年毎に味わいが違うそうです





ある程度登って、振り返ってみると絶景が待っていました。

温泉街独特の雰囲気ですね。
(とは言え、急傾斜地なので足の悪い方には不向きな観光地かもしれません)





石段を登りつめると、最上部には伊香保神社

神社の裏手に回ってみると、大分登ってきたのが分かります。

ちょっと怖いですね(-_-;)





更に進んで河鹿橋から下を覗き込むと...





伊香保温泉の源泉が流れていました。

なんとも豪快です...

鉄分を多く含む源泉のため、湧出して酸素に触れると茶褐色に変化するようです。
そのため「黄金の湯」と呼ばれているそうです。




▲左側から温泉、右側から水が出ています

近くに飲泉所があったので、妻が飲んでみたところ...すぐに吐き出していました(-_-;)

いくらカラダにいいと言っても、美味しくないでしょう(笑)


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■注意事項
*鉄分を多く含んでいるので食後に飲泉すること。
*飲泉の直後にお茶、コーヒーなどを飲まない。

■用量:(1日に飲める分量)
*大人(16歳以上)600ml以下
*小人(8歳~15歳)300ml以下/(5歳~7歳)200ml以下/(3歳~4歳)100ml以下/(2歳以下)60ml以下

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後から飲む人のリアクションを観察していると、例外なく吐き出していました...
飲む際はくれぐれもご注意ください。





(そろそろお腹が空いてきたましたが)旅館に戻る道中、飲泉水の口直しに「湯本茶屋」で一休み。

温泉街ならではしょうか、温泉玉子や鮎の塩焼きが店頭にありました。





▲妻と半分づつ食べました

ですが、個人的に夏と言えばこれ...とうもろこし(100円/本)。

子供の頃は農家の親戚から、よくもらってましたっけ。



疲れたカラダに自然な甘みと独特な歯応えの粒々が染み入ってきました...

(つづく)



【過去の記事より →湯田中温泉でも足湯体験[一泊二日旅行(長野編4 温泉街を散策)]

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