ナイルエチオピアンレストラン

土曜日の昨日にこちら国際都市のオーランドーでしても珍しいエチオピア料理を戴きにI(アイ)ドライヴにありますナイルへ行きました、かねてから興味のありましたお料理でしてもなかなか機会に恵まれませんでしたが今回は我が家の滞在中のお客様のアイディアで我が家初のエチオピア料理となりました...(笑)
まずは、画像にありますように日本から来ました誰かさんがエチオピアの地ビールでしたかラガービルをお願いしました、ビールの銘柄も失念してしまいましたがやや酸味のあります爽やかなお味でした。






そして、皆で”ハイ、ポ～ズ”(かなりの死語ですが、笑)でお客様はエチオピアの蜂蜜酒はタッジをご注文です。
ダッジは英語でハニーにワインと記されておりました、甘酸っぱくてフラスコのようなガラス容器に入って来ます。



アペタイザーはインジェラの添えられましたフィトゥフィトゥ(Fitfit)です。



それに、インドのサモーサに似ていますサンブーサ(Sambusa)です。



さて、こちらでエチオピア料理指南と参ります。
エチオピアでは基本的にナイフやフォーク等は使用いたしません、多少は異なりますがヒンドゥーのお客様に正しい戴き方を教えて戴きました。
右手でインジェラでおかず類を包み込みましてお口へと運びます、おかずだけを摘みますのはご法度で必ずインジェラで包みまして戴きます。←詳しくはきは後程にでも...(笑)



各自の注文しましたお料理へと続きます、エチオピア料理は家族はもちろんお客様等と一緒に皆で食卓を囲みます。
即ち日本のお鍋料理と同じように同じお料理を皆でつつき合います、が、今回の我が家は不慣れでしたのと各自にお好みのお肉類や菜食を楽しみたかったですので個々に注文をしました。
それらのお料理は画像にありますようにタジンの蓋やトンガリお帽子のような覆いが被せられましたまま運ばれて来ました、多分に現地では保温に蝿や埃避け等と思われます。



またしてもインジェの登場です、パンやご飯と同じ役目ですがやはりお料理を包みます重要な役も果たしております。



我が家の日本から来ました誰かさんはビールの次にタッジをご注文です。



我が家のアメリカ人の誰かさんご注文のゴディンティブス(Godin Tibs)です、エチオピア風のショートカルビで焼き具合も良く柔らかくてとても美味しかったですが少し辛かったです。



お客様のコンビネーションプレートです、言わずもがなのお豆料理が主体の菜食お盛り合わせです。



我が家の日本から来ました誰かさんのズィルズィルティブス(Zilzil Tibs)です、牛肉の細切り炒めです。
↑の各お料理にちょっぴりサラダとカラードグリーンが付いて来ました、カラードグリーンはこちらアメリカ南部で多食されておりますがアフリカにもこのような葉野菜が食されていますものと思いました。



食後はエチオピア伝統のコーヒーを戴きました、日本や中国等のお茶のようにちゃんとお作法があります。
画像にあります茶具、いえ、コーヒー淹れ道具を使いまして女性従業員さんがコーヒーの生豆を焙煎しますことから始まりました。



各テーブルにそのコーヒー淹れ道具を運びまして画像にありますようにコーヒーを注いでくれます。



画像の左にお砂糖が見えますが本来のエチオピアコーヒーにはお砂糖やクリームは使いませんでそのままのコーヒーのお味を楽しみますので我が家一行もそれに倣いまして戴きましたら、薄～いアメリカンコーヒーや濃ゆい深煎りのエウプレッソとはまた違いますやや濃ゆい目の本格的なエチオピアンコーヒーを堪能しました。



本来のエチオピアの食堂や食事室は4畳半程の狭い個室様に仕切られていましてその中央には小さな丸い食卓のメソーブが置かれています、メソーブを囲みましてエチオピア様式のワットを戴きます。



実際のファッソンモデルのお客様にそのモデルとなって戴きました、メソーブには”お持ち帰り”の容器が置かれておりますがそのメソーブに載せられました数々のお料理を皆で囲みながらフォークやナイフ等は使いませんで直接手指に取りまして戴きます。
ですので、各自は決してお料理には触れてはならないのです。
そこで、インジェラが登場しましてそれにお料理を包みまして戴きます。
スープ等のお汁物は実や具はインジェラに包みましてお汁気はそのインジェラに浸して戴きますのでたとえお汁物でしてもスプーンを必要としません。

異文化に触れながらのとても興味深く美味しい夕食でした。



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