ちまきのお話PartII

先日書いたちまきの話の続編、今回は大阪の老舗・鶴屋八幡で買ったものです。

店頭で540円という値段が目に入ったので、思わず店員さんに、「こ、これ、い、いっぽんで540円ですか?」と聞いてしまいました。「はい、そうです。1本で540円です。」ときっぱりと言われてしまいました。

うむ。
ちまき1本で500円越えとは...。

迷ったものの、興味が先行し、買ってしまいました。

そして開けてみると...。
な、なんと!!

葛(くず)でできたちまきです!!
この店、この値段なら吉野葛でしょう。
これは、さすがに食べたことがありません。

ちまきは平安時代からの歴史があるそうなので、昔のどこかの時点ではこれが正統派だったのかも知れません。あるいは、このお店が江戸時代とかに、独自につくったものなのか。

ほんのりとした甘みがあり、すごくあっさりしたちまきです。関西らしい味だと思います。

これも「ちまき」です。

つくづく、和菓子の奥深さを痛感します。

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