中国におけるテニス事情

2008年北京オリンピック。中国のテニス事情を通して国際化していく中国をレポート

天津戦<この一球は絶対無二の一球なり>

2005-10-24 09:57:58 | 北京
天津日本人会との交流戦があった。また、北京で一緒にテニスをしてきたトカとの最後の試合である。絶対変な試合はできないと試合前、正確には前日から感じていた。トカと組んだ試合が始まった。トカが緊張しているのがよくわかる。あっと言う間に 1-4までいってしまう。<逃げずに思いっきりいこう>と声をかける。レシーブをするとき、サーブを打つとき、不思議と<これが最後の一球>と自然に感じた。なぜか、涙が浮かんでくる。別にトカが日本に行くのが寂しいわけでもない。でも、<これが最後の一球>。汗を拭くふりして涙を拭く。こんな気持ちは初めてである。トリップしてしまったのか?試合は4-6で、負けてしまったがどうでもいい。負けて、ベンチに座ってトカと目を合わすとトカの目も潤んでる。不思議だね。これがPFCチーム愛?判らない。
やっと気持ちも落ち着いて、考えていると、<この一球は絶対無二の一球なり>という松岡修造の好きな言葉が浮かんだ。これがそのことなんだ。修造は、ウインブルトンでこの言葉はずっと念じていたらしい。
自分も修造の域に達したのか。一皮むけたというか、自分のテニスが、想像もできなかったレベルまで行ってしまったような気がする。

トカ、ありがとう・・・!

   

  トカ。

大覚寺

2005-10-18 09:55:07 | 北京
日曜日に、北京近郊にある大覚寺に行った。北京中心からTAXIで1時間。目的は、阿南大使の奥様が取られた紅葉したイチョウの写真が展示されているのを見に行った。自分自身はお寺には興味は無かった。が、行ってみると・・・やはり寂れたお寺だった。ところが、そのお寺には紹興料理の綺麗なレストランがある。当然お寺の中なので、広い大堂がレストランになった感じで雰囲気があっていい。また、別に精進料理もある。それに宿泊施設もあった。綺麗なツインベッドの部屋である。
一度、食事目的一泊ツアーできてみたい。夕方、静かなお寺で食事し、一泊。

結構いいかもしれない。

   

焼酎バー 地蔵

2005-10-11 11:42:15 | 北京
昨日、また新しく焼酎バーがオープンした。
場所は 陽光100 C座110号。C座建物の東側 1階。入り口が少しわかりにくい。でも、外から見てもおしゃれな店である。入ると、すぐカウンターがあり、そのカウンターには大皿料理が3品並んでいる。そして、右奥には大テーブル。カウンターと大テーブルは壁で区切られていて、落ち着いていい。
カウンターの奥には、多くの焼酎が並んでいる。聞いた事も無いような焼酎から百年の孤独まで。1杯づつ飲み比べるのが面白い。
料理自体は種類が少ないが、ご飯もあり、飯屋代わりに利用するのもいい。丼と味噌汁そして焼酎を軽く飲んで帰る人もいた。
たまには、行ってみたい店である。


国慶節 2

2005-10-10 18:50:09 | 北京
天津に海鮮を食べに行った。お目当ては、蟹。まず、北京駅から電車に乗る。北京駅には外国人専用チケット販売窓口があった。今まで知らなかった。北京駅の入り口を入って左奥。パスポートを見せれば、入れてくれる。そこは、空港のVIPラウンジと同じ。軟席の人たちも休憩できる待合室になっている。便利である。そこで一時間程休憩して天津へいく。約一時間。天津駅からタクシーでお目当ての海鮮レストランへ直行。タクシーの運転手は自分の知っているところへ連れて行こうとするが振り切った。そこは1階が全て水槽。まるで水族館である。値段を気にしながら注文する。イセエビは我慢。でも、料理が出てきて、赤貝が美味しい。もちろん刺身である。また、蟹が例えようも無く甘くて美味しい。結局、4人で、赤貝 6個、蟹 4個、茹でえび、川えびのから揚げ・・・・ビールなどお腹が一杯になった。
さあ御勘定だ。え・・!びっくり。なんと・・・・300元。300元というと日本円で5000円。4人で 300元。安すぎる。往復交通費が一人50元。
ということは、北京で食べるより、天津に来て食べたほうがずっと安上がりということだ。
また、食べに行こう!そして、イセエビもたのもう。


国慶節の出来事 1

2005-10-09 17:50:21 | 北京
中国の建国記念日で10月1日から7日まで休みであった。北朝鮮にアリラン祭りを見に行く話もあったが、結局はずっと北京。急遽、娘とテニスの試合に出ることにした。中国人のトーナメントに出るのは初めてでレベルも判らず、参加した。試合の前日になってもドローが判らない。また、女子シングルスがなかったので娘を男子シングルスに出てもいいかと聞いたところ、簡単にOK。さすが、中国。変なところで感心してしまった。試合会場に行ってみると、みんな練習している。フォームは汚い。力いっぱい打っている。典型的な中国人テニス。でも、いざ試合になるとクルクルしたフォアハンドで続けてくる。バックはほとんど打たない。娘は2勝一敗。シングルスなどは久しぶりで始めは全然調子が出なかったようだ。その負けた試合を見て、シングルスの試合だったので、変な試合はできないと一生懸命走った。でも、一勝二敗で終わってしまった。試合慣れしていないせいか本当のイージーミスばかり。情けない。でも、試合が終わると、また出てみたくなった。
ミックスにも出た。これは2勝一敗で本戦に出れたが、本戦1回戦の相手が、女子は中国のインカレ、男子は学生でツアーを回っている奴。ヤーつぼに入ると強い。力の差?年齢の差を感じた。本心、もう少し弱い相手としたかった。まーしょうがない。

今度は、頑張るぞ!