カワールドin The City

街中の世界

第2夜 ~ロハス・ヴィラ~

2011-02-14 00:19:35 | Weblog
たくさん寝た。少しもったいない気もするが、休暇で来ているのだからよしとする。

朝食付だと聞いていたのでロビーに降りる。ロビーの横にテーブルと椅子があり
食事ができる。
カウンターに食パンとトースターがあり、セルフサービスになっている。
食パンしかない(笑)。
朝食に食パンなんて何年ぶりだろう。焼きたての食パン・・・うまいな~。 食パンにコーヒー、ちょっといいな!

何となく腹が満たされないので、部屋に戻りわらび餅を食べることにした。昨日スーパーで買ったものだ。
そのスーパーには思い出ある。数年前初めて沖縄を訪れたとき、セイコちゃんという名のOLに大変お世話になったのだ! またセイコちゃんいないかなって思ったけど、今回はさすがに出会えなかった(ストーカーか!)。もしも出会ってたらそれは運命だな。。。
というわけで、そのスーパーで買ったわらび餅を食べようときなこの袋を手に取る。手に取り振る。破れた。。。
まるで海の砂をばらまいたみたいだ。片付けるの大変(汗)。

さて、本日の宿探し。ここの「らくちん」もいいが、せっかくだから違う宿を探そう。
とはいっても手掛かりはガイドだけなので、ガイドから検索。
「オープン以来満室」だという「ロハス・ヴィラ」が目に付いた。
ガイドは初めて沖縄旅行したときに買ったものだ。3年くらい前のものか?
古いガイドの情報だけどどんな宿か気になる~。

ナビで向かっても場所分からん・・・。何とか見つけた。ビルの中にあり分かりにくい。
受付に今日泊まれるか聞いたらオッケーだった。値段はたしか2,500~3,000円くらいだった気がする。

予約だけして美ら海に向かう。2度目の美ら海。お決まりの場所で写真を撮る。くじらのオブジェの所だ。
水族館が好きだ。
色鮮やかな魚が水の中で泳ぐ姿は心惹かれるものがある。
おみやげ屋に深海魚のフィギュアがあってじっと見入ってしまった。何匹かの深海魚のフィギュアセット。
深海魚って想像しがたい姿形をしている。誰かの勝手な想像によって創られたみたいだ。本当に興味深い姿形なので想像が膨らむ。
ホテルの部屋で一人グラスを傾けながらそのフィギュアを見つめる。溢れ出すイマジネーション。ダリにでもなったようだ。
水族館の近くにエメラルドビーチがある。久しぶりに沖縄の海と対面できて感激。きれいだな~。。。
帰り際にイルカのショーがやっていた。せっかくなので観ていくことにした。訓練されたイルカたちのショーは微笑ましいものがあるが、一人だと手拍子するのが恥ずかしい。なんだか妙に恥ずかしい気持ちになる。おかしな心理だな。

時計の針は14時を回っていた。長い針が短い針を追い越してもいた。きなこをぶちまけて以来食べ物を口にしていなかったので腹ペコだった。お腹と背中がくっつきそうな程に。出発前につりぼーから得た情報、ピザ屋に向かう。高台にあり眺めが抜群にいいとのこと。
ていうか休みじゃん!定休日と重なる日だった。惜しい。。。

気持ちを切り替えて沖縄そばを食べようと思った。「よしこ」という気になる店がある。すぐにそこに決めた! よしこが俺を待っている。よしこ、待ってろよ~!!
ソーキそばと「じゅーしー」という混ぜ御飯を注文。まじうまい!! 空腹ということもあるだろうが、それにしてもうまいな~。沖縄そばのスープって好きなんだよな。
よしこ~、うまいぞ~!!

満腹になったところで「備瀬フク木並木通り」に行く。つりぼーの友だちのオススメである。
しかし意外とふつうの並木通りである。。。季節によって色合いが違ったりするのか!?

並木通りのすぐそばに海がある!ちょうど陽が傾いてきた時刻で、海に映る太陽がとても趣深い。海だぜ!まさにここは海だぜ!
浜辺にあるコンクリートの出っ張りに腰を下ろす。ふと視線を落とすと、「SHINTA AYAKO」の文字が。貝殻を使って書いてある。な~んか微笑ましい気分になった。微笑ましい気分で海を眺める。端から見たらちょっと気持ち悪いかもな。

陽が沈む頃の古宇利大橋がいいという。これもつりぼーの友だち情報。陽が沈む前に急がねば!
・・・思うに昼間の方が海が青く見えてキレイだ! 全くキレイに見えない! なぜオススメ!?

やや不機嫌なまま宿へ向かう。
部屋はアジアンな雰囲気でテレビもパソコンもベッドもあり問題なし。照明でより雰囲気出る。値段の割にかなりよい!ただ風呂とトイレは部屋になく、共同のシャワー室、洗面所がある。寮みたいだ。

夕飯を済ませようと国際通りに出てみる。バーがあったので寄ってみた。「TACOS BAR」。村上春樹の小説に登場しそうだ。
客は誰もおらず俺一人。グラスを傾けもの思いに耽りながら過ごす・・・。そんな気分の夜だった。マスターと言葉を交わした。国際通りの近況やマスターの出身地、那覇市民の人間性・・・沖縄の表面しか知らない旅行者にとってはどれも興味深い話だった。薄暗い店内と慣れないウイスキーの味。疲れた身体に心地良い音楽。そしてグラスを傾け・・・ようとするとマスターが話しかけてくる。マスターの話は実に興味深い。
あいかわらず客は俺一人。一人もの思いに耽る間もなくマスターの話は続く。
ウイスキーもすすむ。酔いが回る。
店を出たのは1時。ふらふらになりながら宿に帰りシャワーも浴びずに爆睡。深い深い眠りの中にZzz。。。