trueno mobile blog

卜(ぼく)がいま興味あることを書いてます。truenoとはスペイン語で“雷鳴”という意味です。

練馬区民体育大会・ローラースケート競技会に参加しました(‐その6‐)

2010-12-11 10:44:14 | イベント

‐その5‐からの続き)

一組目のレースが終わるか終らないかの頃に雨粒がポツポツと落ちてきました。薄日の差す中、天気雨のような感じだったので、雨雲が通り過ぎればすぐに止むだろうということで中断をせずに、続いて二組目の滑走となりました。

スタートの号砲が鳴り、頭を取ったのは九十九里ハマヲ(かず99)さん。その後にはらっパのじゃじゃさん、光が丘の星さんが続きます。三人の差はほとんどなく、ダンゴ状態のままトラックを周回してゆきます。

ところがスタート時に落ちていた雨は止むどころか、やや強まってきました。みるみるうちに路面のグリップが奪われてゆき、滑っている三人もペースを上げられません。卜(ぼく)の場合は路面にそれほど不安がなくても前走者を抜かすことができなかったぐらいなのに、二番手三番手に付けていたじゃじゃさんや星さんも転倒の危険を冒してまで追い抜きを仕掛けることはできなかったことでしょう。全体的にペースを落としながらも順位は変わらずに最終周回(5周目)に入りました。

かずさんは「ヤバっ!滑る!」「くそッ!」と叫びながら(ほんとうに滑りにくそうに)滑っていましたが、5周目に入るとややペースが落ちてきたか、二番手のじゃじゃさんがスパートをかけたか、今にも抜かさんばかりに迫っています。周りからも「抜かれる!」「後ろ後ろ!」と声がかかりました。

卜やトモユキパパの声援が届いたかどうかわかりませんが、結局かずさんはゴールまで逃げ切って、スタート時の順位は変わらずに二組目のレースが終了。不運にも雨中のレースとなってしまった状況には主催者側の役員の方も「こりゃぁ、二組目に走った人は可哀そうだったな。何秒かオマケしてやりたいぐらいだ」と呟いていました。

あとでわかったのですが、レース直後に記録係の役員さんにタイムを聞けば、その場で自分のタイムを教えてもらえたようです。でも卜は自分のレースが終了した時点で、もう勝ち負けはどうでもよくなっていました。というか組で三位に終わったので「今年は入賞はないな」と内心諦めていました。なので、二組目の滑走時はひょっとしたら自分の入賞を阻む存在であったかもしれない、かず99さんを真剣に応援していました。だって、『三度目の正直』って言葉もあるし、そろそろ女神が微笑んでくれてもいい頃じゃないですか?(^^;

自分としてはなによりも競技に出たこと自体がスゲェ楽しかったので、競技を終えた直後にリンク外のベンチで靴を脱ぎながら、ハイな状態で(ハイな状態だったのは卜だけ?もしかして?)誰に聞かれるとなくベラベラ「面白かった!」「もっと滑りたい!」「また出たい!」などと呟いていたように思います。

‐その7‐に続く)