鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

黒神の埋没鳥居

2007-12-25 | 史跡
昨日紹介した桜島の有村溶岩展望所から、島を反時計回りに回ると、島の東に黒神という地区があります。
そこに埋没鳥居があります。


この鳥居は、1914(大正3)年の桜島大爆発のとき埋もれたものです。
このときの爆発で、桜島と大隅半島が地続きになりました。
高さ3mあった黒神神社の鳥居が、上の笠木だけを残して埋まっています。
同時に、黒神地区の687戸の人家も埋まりました。
歴史の証人として、掘り起こすのをやめて保存しているのです。
左隣のアコウの木が奇跡的に生き延びました。

鹿児島県の天然記念物に指定されている埋没鳥居です。

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2 コメント

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1914年と言えば (momomama)
2007-12-25 22:12:45
第1次世界大戦...
桜島大爆発・・・そうなんですね、、。

島なのに陸続きだと思ってました。。
犠牲者...
検索しました。
>この噴火で35人が死亡し、泳いで避難しようとした島民18人も行方不明になっています

大変な爆発だったんですね。

鳥居は それを忘れるな って言っているようです。。
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桜島は (chiro)
2007-12-26 12:32:54
有史以来、何回も噴火を繰り返してきました。
溶岩は、「安永溶岩」とか、その時代の名前がつけられています。
まさに、火の島です。
中腹に湯之平展望台があり、ここから見る山頂は迫力があります。
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