走行距離vs散財

ロードバイクのために財産のすべてをパーツにつぎ込む…ことのないように見張るブログ

鈴鹿5ステージ

2013-08-25 22:30:57 | ロードバイク
今年も5ステージに出場。今年はCSKではなくチームレッチワースの一員として走る。今回の目標はシード権獲得(チーム順位20位以内)と、レース経験の浅いチーム員全体のレベルアップ、個人的にはゴールスプリントに絡むことだった。事前にスタートリストを見ていると、やたらと速い人が集結していて例年大集団でゴールまで行くのだが、今年はチームで組織的に集団崩壊させる動きがあるのではないかとややビビりながら予想していた。

■第1ステージ フルコース5周
2周目落車DNF

スタートの並びはやや後ろのほう。CSKチームは去年シード権を獲得していたためやや前の方からのスタート。「第1は様子見」とは言ってられない気がしたのでできる限り前のほうに移動することを心に決めてスタート。一周目デグナーあたりでCSKまで追いつく。ペースは速いことは速いが集団内でそこそこ余裕をもって動けている感じ。二周目に入りスプーンカーブ曲がったあたりでなおっつさんが手を上げて下がって行くのが見えたのでタケールキャプテンに「なおっつさんパンクっぽいですよ」と伝達する。それにしても50番手あたりのこのポジションはみんな密集して前へ行きたがって怖いな~、キャプテンもParisFPさんもらしからぬ位置どりでもっと前へ行かなければ。もちろん自分も。そんなことを考えていた矢先、ヘアピンに向かうゆるい左カーブでそれは起こった。

 自分の2人前の人がハスってバランスを崩しているのが見える。
 その人落車。
 自分フルブレーキ。
 目の前の人も巻き込まれて落車。
 自分も何もできずに突っ込んで落車
 後ろから怒涛のオカマの連鎖で道幅いっぱいに落車の山。
 タイヤやカーボンリムから出た煙や焦げ臭いにおいが立ち込める。

急いで絡まった自転車をほどいて体は無傷そうなので走ろうとするがチェーン落ちがなかなか直らない。集団は当然サッサと行ってしまうのを焦りながら20秒ぐらいロスしてチェーンを直して走り出すが、ダンシングで加速するとミシミシ音とともに踏み応えにもの凄い違和感。

見るとダウンチューブにクラックが。「これはアカンやつや。」とつぶやいて全身の力が抜ける。ゆっくり走ってピットに戻ろうとすると今度はデグナーカーブでCSKタケールキャプテンが落車していた。ホイールが振れて同じくDNFするらしい。レッチワースのIwskさんもえらく遅れたところを走っていくのが見えた。Iwskさんはチーム内で最も走力があるので落車でステージを落としてしまうのは大きな痛手だ。残念ながらIwskさんもDNF。
落車の影響で集団がバラバラになり、チーム員も軒並み後方ゴールとなった。かずさんもテリーさんも初出場でこの荒れたレース展開は厳しかったと思う。

■第2ステージ 2.2kmコース1周の個人TT
3'16"61 148位/226人 去年より12秒遅くなった・・・。

ParisFPさんのロードバイクを借りて第2、3は走れることになった。もう走れるということに感謝。タイムがふるわなかったのはひとえに練習不足のせい。Iwskさんが3分フラットの走りでCSKも含めてチーム内1位、ヨッキーさんも去年よりはるかにいいタイムで2位。チーム内3位にはかずさんが入るという大健闘。パワーはあると思っていたがやはりその通りで、あとはレース経験を積めば、といったところ。



■第3ステージ フルコース4周のチームTT
34'51"93 31位/42チーム

Iwskさん50%、ヨッキーさん35%、りょうさん15%という支配率でほとんど何もできずになんとか完走。言い訳するとIwskさんのフレームサイズもポジションも低すぎて真後ろにいた私はかなりしんどかった。私の番はほぼ1秒ローテ。テリーさんもかずさんも夢洲の練習ではいい感じだったが、鈴鹿の登りに苦戦して2周目で切れていった。私も含めて来年リベンジですね!



チームTTが終わるとすぐに店長と大阪の家へビアンキsize59号をとりに行って明日に備えることに。本当に今回はみなさまのやさしさに助けられっぱなしだ。



往復4時間のドライブを終え、亀八で2人で夕食。21時ごろには帰ってこれて、チームミーティングという名のただの飲み会にも最後間に合って睡眠時間も確保できた。


■2日目
第4ステージ 2.2kmコース5周のレース
15'26 33位/200人ぐらい

毎度おなじみ、恐怖のジェットコースター、インターバルコース。それだけならまだいいが、朝から時折土砂降りの雨。戦意喪失しかけるのをなんとか踏みとどまり、アップしてスタートへ。ホイールはレーシング5で重く、車体もフルアルミで重いビアンキ号だが、店長の恩に報いるためには不甲斐ない走りはできない。スタートダッシュがかかって最初の左カーブは20~30番手で入れた。ひとまず出だしはOK、問題は雨の下り。ウエットの高速コーナーだが、特に他の人に負けるようなことはなく、ひとまず生き残ることに機材的な支障はなくあとは気合次第といった感じ。1周目の終わりにあるスプリントポイントで集団が縦長になり、少人数逃げができた様子。ペースアップにより登りを全員が踏んでる状態でかなり辛い。CSK応援団に応援されて力を振り絞る。3周目に入る登りでもペースは落ちずに集団前方がややバラバラになり始めてかわしたさんが前へ踏んで上がっていくのが見えた。ザッキーも前の方にいる。私はあんまり余裕がなかったが、ここが集団崩壊ポイントだと予想して80%のパワーで下ハンダンシングのスプリントをして20番手あたりに飛びつく。そのペースで登り最後まで行ったらちぎれていたに違いないが、一度ペースが緩んで助かる。もちろん自分からペースアップを促す動きをする余裕はない。4周目も少人数アタックがあるがその度に集団もペースアップするので決まらない。インターバルがかかってしんどいことに加えて、顔に水がかかるし視界も悪いことへのイヤイヤ感が脳内で「しんどい」という感情に変換されて辛さを倍増させる。5周目、脚はギリギリ、ゴールスプリントしても勝ち目はないだろうな~と弱気な心で登りを耐える。なんとか生き残り、最終コーナー曲がってスプリント開始。前が速過ぎてこっちは中切れを起こさないことで精一杯。かわしたさんが14位でゴールしているのを見ながらなんとか集団内ゴール。


■2日目
第5ステージ フルコース7周のレース
56位/200人ぐらい

第5は去年も一昨年もそこそこ余裕をもって走れていたので、スタート前は雨でもあまり神経質にはなっていなかったが、蓋をあけてみると・・・。
第一ステージとほとんど同じタイミングで落車発生。私は落車発生起点の10m真後ろにいたので「またか」と覚悟を決める。ブレーキでギリギリまで速度を落として、鋭い動きで左にラインを変えてなんとか回避。したと思ったが後輪に何かがぶつかった衝撃が。速度ゼロからクリートキャッチして走り出すがリヤエンドが曲がってしまったようで後ろの変速がおかしい。「ガチャン、ガチャン、ガチャン・・・」と2秒間隔ぐらいで歯飛びしては戻るのを繰り返している。とりあえず走れることは走れるからギリギリ見えている集団の後ろを目指して全力で踏む。ヘアピンで追いついたと思ったらデグナーの立ち上がりでちぎれる。必死の下ハンダンシングで追いかけるが「ガチャン」のタイミングでトルクが抜けてまともに踏めない。後ろから来た人と一緒になってようやく追いついたがスプリント周回のため集団はかなり縦長に。集団全員がもがいている状態でフィニッシュラインを越えてようやく加速がおさまった。この時点で私はもう死にかけ。あまりの厳しさにメカトラを理由にレースを降りようかという考えが頭をよぎる。登りが永遠に感じられたが、シケイン手前で死にかけの顔になっているところを、けんさんに応援されもう少しだけ我慢することにする。
レッチワースからは私とIwskさんしかこの70名ぐらいの集団に生き残っていない。まともに加速できないので、インターバルのたびに抜かれるままになりちぎれる危機を感じる。ペースが緩んで横長になった瞬間に空いてる隙間にダッシュしてねじ込むという作業を何度も繰り返し、かろうじて集団中盤のポジションをキープする。
3周目に入るところの登りで逃げが発生して集団のペースがグッと上がり一列棒状に。ガチャガチャ言わせながらもがくが、ついに脚が限界になり前との隙間が2~3m開いていく。グチャグチャのフォームの下ハンダンシングを繰り出して追いすがるが10m、15mと離れていきもうダメか。。。と思ったら登り後半で集団が横に広がってペースが落ちた様子で奇跡的に集団復帰。シケイン手前で死にかけの顔でけんさんに応援される。
4周目のスプリントポイントは逃げの3人に取らせることで集団は容認モード。「ああ、休める」と思う。スプリントポイント過ぎたタイミングでジナン君とザッキーが前に上がっていきザッキーがアタック。集団がまた活性化しついていくのが厳しい。ザッキー、かっこいいぜ・・・勘弁してくれ。シケイン手前で死にかけの顔で(以下略)。
6周目、トモノリーノさんが20m差ぐらいで一人逃げ状態になっている。さすがに決まらないだろうが、攻撃に出られること自体がすごい。
どうにかこうにか最終周回。この登りもやはりペースが上がる。ここまでつかず離れず一緒に走ってきたIwskさんが「ヤバい」という顔をしながらかなりの速度差で後方へ落ちていく。後で聞くと脚がつってしまったそうだ。私ももう本当にギリギリで登りきる。シケイン手前(以下略)。デグナー過ぎてからの登りでは2列棒状でほぼ全員踏んでいる状態。ここを乗り切れば下りで休めるので最後のもがきのつもりで走る。下り区間は30番手くらいで突入。川のような路面上で気づけばハンドルをガチガチに握りしめてしまって落車しそうで怖いので「脱力、脱力」と唱える。最終コーナー曲がってスプリント開始。必死に踏むが脚が限界で全然スピードに乗らずに後ろからどんどん抜かれる。ラスト300mの長いこと長いこと。生きて帰れたことに少しだけほっとしゴール前にもかかわらず力が抜けた。辛うじて集団ゴールしたと思ったがリザルトを見たら9秒差判定・・・。Iwskさんが1分差ゴール、落車の影響で早々にちぎれたりょうさんは独走になりながらも気を吐き最終完走者でDNFを免れる。かずさん、テリーさんは2人力を合わせて6周走りきったようだ。
ピットに帰ってきたらParisFPさん、なおっつさん、タケールキャプテン、ヨッキーさんが落車DNFという大変なことになっていた。皆悔しさを滲ませていたが、不幸中の幸いで誰も大きな怪我はなかった。みんなでおいしく亀八のブタミソを食べられる。



今回の5ステージは自転車を快く貸してくださったParisFPさん、家まで自転車を取りに一緒に往復してくださった(結局半分以上運転してくださった・・・。)店長をはじめみなさんのおかげで楽しいものになりました。ありがとうございました。



鹿児島練その2

2013-08-16 16:22:16 | ロードバイク


川遊びデビューのひろ。

8/16 藺牟田池周回
6:30周回開始。一周ハード→一周流しを3セット。
一周のタイムは4分より遅く5分より速いぐらいなので、いわゆる「特急そりあ号」練であります。明日ややハードに走るつもりなので3セットのみで終了。

鹿児島へ、練習メモ

2013-08-14 10:58:24 | ロードバイク
◼藺牟田池練習告知8/14~8/18

今年も輪行して鹿児島へ。一周3.3kmの藺牟田池周回コースを6:00~7:00の間走ります。個人TTと(ひとり)チームTT練をする予定です。


◼8/14
5:30家出発、6:20藺牟田池周回開始。相変わらず貸し切りサーキット状態で無風で冷気がこもっているという最高の環境。連日の練習で脚にあんまりエネルギーがなく5周だけ追い込んで終了。8:00帰宅。


◼8/10~8/12 練習メモ
8/10 金剛山
6:00家出発。大和川沿いでチームスピードのtgwさんを発見して途中まで一緒に走るが、グリーンロードの負荷が高すぎて道の駅太子でギブアップ。肺が痛い。tgwさんと別れてゆっくりと金剛山ロープウェイへ。気温25℃表示で涼しくてようやく体が落ち着いてきた。帰りの川沿い平坦は8時台なのに耐え難い暑さ。辛いことはさっさと終わらせようとゴリゴリ突き進み9:15帰宅。熱中症の気配が。。。

8/11 夢洲チームTT練
9:00練習開始と書き込みがあったが、暑すぎてチームTT一本勝負になってしまうことが予想されたので7:15に上陸してひとりで周回開始。それでも暑いしペースが上がらない。脚も心肺も大してしんどくないのだが、脳がアゲるのを拒否している感じ。いよいよ頭がボーっとしてきたので6周(35分ぐらい?)でギブアップしてコンビニで時間まで涼む。
時間になったので覚悟を決めてチームTT練開始。うちのチームの参加者は、ヨッキーさんとヨッキーさんと、、ヨッキーさんだけ!。。なんと2人ローテのトロバラ練。ヨッキーさんとガチで走るのは一年ぶり(先週も走ったがヨッキーさんの余力を残しすぎた感があった)なのでかなり楽しみだったが、蓋を開けてみるとヨッキーさんの80%支配に耐えるのみという状態。自分がもっと走れれば、CSKチームに勝つこともあり得ると感じたので最後までTT系の悪あがきをするつもりだ。
11時台の灼熱の市街地を通って車体をユラユラさせながら帰宅。昼寝をしたら4時間も寝てしまうほどのダメージ。

8/12 ひとり練水越峠と金剛山
6:30家出発。疲労感たっぷりの序盤はいつか脚が回り出すのを信じて無の境地で移動。グリーンロードはポタリングとなり、水越峠でようやくペダルを踏んでる感覚が戻ってきた。金剛山も後半に入ってやっといつものギヤでサクサク進むように。燃え尽きる前の最後の輝きらしい。金剛トンネルも行く予定だったが、これ以上追い込むのは無理そうだったから山を下る。川沿い平坦を定例のゴリ踏みで移動して10:50帰宅。
連日の灼熱練で腸が弱ってゲイリーさんに。練習中4リットル給水しても体重が1kg減るみたいなことを3日連続でやったので、まあ無理もない。