カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

楽しそうな運動会

2017-10-08 10:00:24 | 日常あれこれ
 句の大会の準備を手伝って欲しいと頼まれて出かけた。

 いつも車を駐める江津湖のほとりの公園駐車場は駐車スペースを探すのに苦労した。

 音楽が聞こえるし、テントも張ってあるし、若い人も多いしできっと若い人向けのイベントが行われているのだろう。

 などと考えながらテントから皆が注目している視線の先を折ってみると、なんと運動会だった。

 
 どこか近くの幼稚園の運動会らしく、テンポの速い音楽に乗って園児達が集団の演技をしていた。

 
 なにやら丸いシートを引っ張ったり、一斉に端を持ち上げるとフワリとシートが空中で膨らんで、楽しげである。

 幼稚園とか小学校とかだと、よその児の運動会でも楽しく見られる。

 可愛いというのと、なにやら一所懸命というのと、自分の子の小さかった頃が頭に浮かんで来たりするからだろう。

 
 周りは大勢の人で埋めつくされ、それこそ文字通りの老若男女の勢揃いである。

 そして一部の本格的お年寄りを除き、例外なく望遠レンズ付きカメラにスマホにVTRを手にしての応援である。

 それにしても、あの懐かしい運動会に流される音楽や、独特の先生の進行の言い回しが少し変わっているのに気がついた。

 先生の口調はわりと普通で、取って付けたような運動会用の口調ではなく、音楽はテンポの速い現代風な曲。

 子供達もお手々開いてのお遊戯的な演技ではなくて活発に音楽に乗って踊っている。

 アンタの運動会のイメージは古い、もう何年も前からこんな調子だ、遅れてる~と云われそうだが・・・。

 そうなのだ、私たちの時代は運動会には「〇〇行進曲」だの「剣の舞」だの、サーカスには哀愁のこもった「天然の美」の曲だのが定番だったのだ。

 それにしても運動会という催しは、イメージを変えつつも連綿と続いているというのは面白い。

 参加したり応援したりで楽むことは出来ないが、通りがかりの私には「楽しそうな運動会」に見えた。

 
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コメント
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