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6/29「中学校歴史・公民」などの教科書展示センターとなっている、広陵町立図書館へ(1)

2011年06月30日 00時28分12秒 | 私たちの願い
 
 

昨年に続いて今年も、奈良県下教科書展示センター22ヶ所の内の一つとなっている、広陵町立図書館へ昨日(6/29)行って来ました。展示期間は、6/17~7/15です。

昨年までと違い、図書館玄関入り口ドアー横の仕切りガラス面に、「非核兵器平和宣言のまち」ステッカーが貼ってありました。

今年の教科書は、2008年に文科省が改定告示した新学習指導要領に準拠して編集された初めてのもので、道徳や愛国心などを、すべての教科書に盛り込むことを強制しています。

一時世間を騒がせた「新しい歴史教科書をつくる会」は、現在分裂して、「自由社」と「育鵬社」となり、そこから「不適切な教科書」がそれぞれ(2種類)出されています。

その教科書の内容はというと、神武天皇の系譜や天皇のお仕事などの記載があり、びっくり仰天です。
また、〝自存自衛〟のための戦争だったという記述は、世界の国とどう付き合っていくのかを考えたとき、大きな問題があるということが印象に残りました。

今それぞれの地方議会では、自民党奈良県連などを中心として、教科書の採択の仕方を変えようとの動きが出ています。

地方議会で保守的な考え方の議員、あるいは新しい党を名乗って登場してきている議員が、議会で多数派となり、憲法を改正したり、今までの歴史教育を自虐史観ととらえ、議会にそれらを覆す考え方を要求する意見書などを提案し、議員多数で可決する。

そういう動きや、教育委員の人選についても、首長や教育長が自分たちの考え方に沿う人で多数を擁立し選んでいき、教科書採択の場に、その力を発揮していくなど、気を許せない情勢下に現在あります。

奈良県下で教科書センターとなっている図書館などに出かけ、実際に教科書をみて、その感想・意見を書くことも大事。私も昨日(6/29)、思うところを書いてきました。

教科書問題については、以下のサイトを参考にしてください。
子どもと教科書全国ネット21
子どもと教科書全国ネット21と地域ネットの行事など

 
 
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