四輪クドウの独り言

見えたまま、聴こえたまま、感じたまま…

百条委、石津前市長証人尋問で「記憶にない」連発。定礎石元に戻る。

2017-08-08 15:57:44 | 日記

●百条委員会調査の一つの山であった、前市議と前市長の証人尋問は、60人を超える傍聴者が聞く中で、午前9時半から午後7時近くまで、休憩をはさんで9時間半という長時間になりました。証人尋問については後で述べます。

新庁舎の定礎石が元(石津市長の名前入り)に戻っています。この一年間、元へ戻せ、戻さないと市民・議員からの要請と、名前を削った現王園市長の押し問答は、請願の採択を受けたとはいえ、元に戻りました。現王園市長には、削った時も思想なし、当然戻すにも思想はないでしょう。

 

●工事は、6日の日曜日に行われました。翌日の7には、百条委員会の証人尋問で石津前市長が証人として出頭する日の前日に「石津前市長の名前入りの定礎石」に変えることは、現王園市長は石津賢治氏を歓迎したことからなのでしょうね。これを見た市民から「反石津、非石津を目標に市政一新を掲げたが、やることなすことが的外れで、そのうえ行政運営は思考停止。定礎石も無原則にもとにどすならなんで削ったのかね。人の名前を削るには、その人の名誉にかかわることですから、もっと想像力(様々なことに思いを巡らせる)を働かせて、決めるもんだろうにね。」と嘆いていましたが、私の思いを代弁していただいています。

●さて、昨日の証人尋問です。桂前議員は、相変わらず大きな態度で(自信ありげ…)、身振り手振りで委員からの質問に答えていました。建設業界に30年関わり、その経験を多くの業者からの相談に乗り、時に業者へ紹介する。善意の行動であるということのようでした。北本市の庁舎建設で、設計事務所と懇意にし、情報交換したことはより良い庁舎を建設するためのもので、接待は情報交換、設計に関する勉強の場であったと言っていました。自分は、警察や法律家に相談しながらやっていると。あたかも、業者の紹介で「警察」のお世話になるようなことはないようにしていると言わんばかりでした。裏を返せば、警察のやっかいならないようにやっていますと証言したのでしょうか。全体に弁解と自慢話を延々と話していただきました。記憶にない、知らないの一点張りに比べるとよかったかな。

●石津賢治氏は、ほとんど記憶にないの連発でした。「選挙でえらばれ、市政運営に権勢を思うぞんぶん振るわれた人が、一転自分のやった仕事に疑問が出て問われると「記憶にない」の連発は残念でした。委員の「新庁舎のオープンセレモニーは知っていますか」との問いに、「記憶にない」の答えには、失笑が起きました。この人が、自信満々に北本市政を牛耳り、思い通りに人を動かしていた人と、同じ人とは思えませんでした。

●新庁舎の実施設計書が、契約期日までにできていない。それなのに、その支出書に市長として決済し、1億円以上の委託金が支払われていることに、記憶がないですむことはないでしょう。児童館のトイレのキャビネットは未設置、議会控室の間仕切りの減額分、本来払う必要のない建設工事代を払っている。予算内で一度は決済したが、業者か出た見積書が1500万高かった。普通は見積もりの取り直しか入札でしょうに、市長自ら予算を超える金額で調整しろと指示を受けて、最終的には1千万増額している。このこと含め不透明、不適切な契約や予算執行に、記憶がないの一言で済むはずはないし、済ませていけません。北本市長時代のはつらつさは感じられませんでした。

コメント
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