原田神楽団「桜井の駅」②

いよいよ明日が来ます
“ＲＣＣ早春神楽”　です


本日の画像は原田神楽団さんの 「桜井の駅」・・場面は　『父子決別の場』　です

　　　正成 （まさしげ） 涙を打ち払い　我が子正行 （まさつら） 呼び寄せて
　　　父は兵庫に赴かん　彼方 （かなた） の浦にて討ち死にせん
　　　いましは此処まで来 （きつ） れども　とくとく帰れ故郷 （ふるさと） へ
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　　　この一刀 （ひとふり） は往 （いに） し年　君に賜いし物なるぞ
　　　この世の別れの形見にと　いまし此れを贈りてん
　　　行けよ正行故郷へ　老いたる母の待ちまさん
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この演目のストーリー…
　　　
　　南朝の忠臣　『楠木正成』　は、後醍醐天皇の要請を受け足利尊氏と戦います。
　　正成は、赤坂千早に城を築いて尊氏の軍と戦いますが、北朝の大軍には抗しきれず、
　　わが命を天皇に捧げんと、最後の決戦を榛川にもとめます。
　　この物語は、榛川へ出陣する正成と　『正李』　に対して、まだ幼い　『正行』　が
　　父上の助けになりたいと参戦を願いますが許されず、後を頼むと説得されて
　　河内に帰るという、世にも有名な桜井の駅の別れを神楽化したものです。





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