百姓新参者日記 - 「農」暮らしを愉しむ -

東京を離れ、群馬県藤岡にて百姓として独立4年目!豊かで愉しい小さな暮らしを目指します。

古代赤米の稲刈り

2008年10月31日 | 農作業
コンバインをやらせてもらい、古代赤米の収穫を行った。
一部倒伏していた圃場は難しいので社長が刈ったが、
きちんと稲が立っている圃場を刈らせてもらえた。
古代赤米は丈が一番高く、コンバインの刈り取り部よりも長いので
刈ったあと脱穀するまでにからまってつまりやすい。
わらの量も多くなるので、刈り取りは大迫力だ。

これこそ古代米と実感できる稲だった。

コンバイン再び

2008年10月29日 | 農作業
昨日と今日の午前にかけて低アミロース米の刈り取りでコンバインをやらせてもらった。
2回目なので前回よりは精神的に落ち着いてやれたし、倒伏やぬかるみもほとんどなかったので基本的な操作を学ぶことができた。
しかし、出来はまだまだだ。社長に注意されっぱなし。
基本的なことがわかっていない、できていない。
田んぼの真ん中を刈るのはほぼ慣れてきたのだが、最初に外周部を刈るときがちっともできていない。
車体感覚をまだつかめていないので後退するとき、キャタピラの位置がつかめていない。稲を踏んでしまったり、土手に乗り上げたり、最悪だ。
だが、場数を踏まないとできるわけがないので、厳しいことを言われても
今後に生かしていくしかない。
練習させていただいて感謝です。

流鏑馬

2008年10月19日 | その他
今日も稲刈りだったが、倒伏が激しい場所ばかりだったのでコンバインは社長がやり、
すみ刈り、落ち穂や刈り残し拾いだった。
午後はそばの土師神社でお祭りがあり、流鏑馬と花馬を見た。
妻と娘は休日だったので、祭りのときだけ一緒になった。
あんなに速いスピードで馬を走らせるとは思っていなかったので
ちょっと驚き。あなどっていたものだ。
昔の日本馬はあんなサラブレッドみたいなのはありえないとは思うけど。

農機具屋の出店が出ていたようで、どんなものがあるのか見たかったのだが、
すぐに作業に戻らなければならず、見れなかったのが残念。

稲刈りコンバインデビュー

2008年10月18日 | 農作業
今日は初めてのコンバイン(稲用・自脱)を使った。
しかし、倒伏している部分やぬかるんでいる部分がある田んぼでまたもや初心者にとって厳しい場所だった。
モチキビのときよりは刈り高さを調整しやすいし、操作も分かりやすかったが、
倒伏している稲の扱いもよくわからず、ぬかるんでいるところでの旋回ももっと経験が必要だ。
農業機械はすべてにおいて場数が重要ってことだ。
まずは乾いた田んぼでキッチリ立っている稲で練習したい。

初めてのコンバインで撃沈

2008年10月16日 | 農作業
今日はモチキビの刈り取り。
汎用コンバイン(稲のとは違う)で刈り取るのだが、
これがきれいに刈れるものではなく、落ち穂の量がハンパじゃない。
ひたすら拾っているが多すぎてもし1人で落ち穂拾いをやっていたら
1周まわってきたコンバインにおいつかれ、落ち穂を踏み潰されてしまうだろう。

そして夕方暗くなってからなんとコンバインをやらせてもらえた。
初めてのコンバイン。もちろんキャタピラ。しかも稲麦用の自脱ではなく汎用。
しかも暗がりで、うまく刈っても落ち穂が多いモチキビときた。
はっきりいってうまくいかなかった。操作に慣れていないので、
とっさに刈り取り部を上げたり下げたりしたいときにレバーの方向がわからず
逆に動かしたりしてしまう。そして最後は下げたくないのに刈り取り部を
下げてしまって泥を巻き込み終了。
泥を掃除してからでないと続きは刈れないので夜は無理。
おそらく暗くなってはいたが、その1枚の圃場をすべて終わらせるつもりだったはずなので、
明日まで遅らせることとなってしまった。
すいません、社長。なにもないところで操作に慣れてからじゃないと危ないっす。。

籾摺り

2008年10月14日 | 農作業
今日は雨の予報だったので稲刈りはせずに、古代黒米の籾摺り。
新しく入った籾摺り機と選別計量器のデビューとなった。
古代黒米は一般の白米のように籾摺りするのは難しいのだが、
社長たちが試行錯誤の末に確立した方法によって籾摺り可能。
それに農園のお客さんは玄米で食べる人が多いので通常の籾摺りよりも
籾を残すわけにいかないのだ。
これにて、やっと今年の新米が1品種だけだが出荷可能となった。

遅れていく

2008年10月13日 | 農作業
今日は紫黒糯米の残り分を刈って、そのあとモチキビを刈る予定だったが、
あまりのぬかるみにコンバインの調子が悪くなり、紫黒糯米だけで終了。
コンバインの清掃も泥をおとすのが大変だったらしい。
稲刈りスケジュールがどんどん遅れていく。
明日は新しい籾摺り機を使って古代黒米の籾摺り予定だ。

お金の力

2008年10月11日 | 思フ
お金の力はすさまじい。
世間で騒がれているニュースでも、もちろんそう思うが、自分が使う小額のお金でさえかなりの力をもっている。
地元の店でお金を使えば地元の人にお金がまわり、地元が活気付く。
全国ブランドのチェーン店で使えば、東京にある本社に吸い取られ、地元は廃れていく。
使うだけではない。
大銀行や郵便局に預ければ、大企業に投資されたり、アメリカ国債の購入資金となるが、
地元の信用金庫に預ければ、地元の中小企業や個人にまわる。
今は皆が気づかないうちに皆が住みづらいほうにお金が使われるようになってしまっているようだ。
都市は地方に支えられていて、地方が滅びれば、結局は都市も滅びるというのに。

目先のことしか考えられないのか?
自分の行動によってどんなことが起こるのか考えられないのか?

世の中の複雑さがこのような鈍感さをつくりだしているのだろうか。

ぬかるみに負ける

2008年10月11日 | 農作業
今日も古いコンバインで稲刈りだったが、3枚目の田んぼがあまりのぬかるみにまともに刈ることができず、
残り2枚の田んぼを残して終了。明日からはひとまず別の田んぼを刈ることに。
湿田はてごわい。水路際のようにあまりにぬかるところは植えるのを諦めたほうがいいのかもしれない。または溝を掘る等で多少なりとも改善可能なのだろうか。。

午後は稲刈りに参加したが、午前は休みをもらって娘の運動会へ。
去年は恥ずかしがってかけっこもゴールで待っていてあげないと走らなかったくらいだったが、
今年はしっかり走り、踊りも楽しそうにやっていた。成長したものだ。
しかし、大人数の保育園なのに狭い園庭でやるのには無理がある。
近くの小学校の校庭を借りるとか、なんとかしてほしい。

コンバイン故障

2008年10月10日 | 農作業
今日も稲刈り。
露がなくなった午前10時ごろより刈り出したが、2枚目の圃場でコンバインが故障。
部品の交換が必要とのことで復旧には数日かかりそうだ。
急遽、昔に使っていたコンバインの出番となったが、あきらかにパワー不足で少しずつしか刈れない。
古代黒米は背が高く稲わらの量が多いのでコンバインに負担をかける。しかも下がぬかるんでいるのでなおさらだ。
田植のときと同じように機械が壊れてしまうと何もできん。それが大規模で機械に依存していることのリスクだ。

稲刈り開始

2008年10月09日 | 農作業
今日から稲刈りが始まった。
昨日の夜に雨が降ったが、午前中から晴れてくれたので午後から稲刈りがスタートした。
最初は一回目に田植をした古代黒米だ。
まだぬかるんでいる圃場ばかりだったので、苦労することが多かったが、
ついに収穫という気分だ。

トラクター特訓

2008年10月07日 | 農作業
今日はトラクターで耕起作業。
天候が落ち着かないので稲刈り開始が少し遅れてるが、先に来年からの圃場を耕起することになった。私のトラクタ練習も兼ねている。
ロータリ耕起は以前に1回だけお試しでやらせてもらっただけなので久しぶり。
今日は圃場の四隅に土が溜まっていたため、逆転ロータリ(ロータリを通常と逆回転する)で土を動かすことも初めてやった。
乾いた圃場でまっすぐ走るのはそんなに問題ないのだが、水が抜けなくてぬかるんでる圃場があり、そういうところはちっともうまくいかなかった。
ハンドルをきっても思ったとおりに動かないし、ひどいところはロータリにかかる負荷が大きすぎて動けなくなる。
時間がなくなったので最後は社長が80馬力のトラクタをもってきて耕起したが、独立してからそんな高馬力のトラクタがあるはずがない。
湿田対策を考えなければ。

しかし、初心者でもトラクタで耕起させてもらい教えてもらえるなんて普通の農業法人ではありえないだろう。
自分でも作業能率や仕上がりを考えたら初心者になんてやらせないのは理解できる。
トラクタ作業を上手くなるには絶対に経験が必要だ。
研修先の農園に感謝!

泉通寺コンサート

2008年10月02日 | その他
今日は作業後に保育園のお迎えに行き、夕飯をさっと食べて年1回の泉通寺コンサートへ。
お寺のお堂のなかでリラックスして聞けるものだったので娘も連れていった。
これが予想外によかった。
穴澤雄介さんという方でバイオリンとギターの組み合わせも珍しいが、
それがお寺で演奏している図がまた新鮮だ。
オリジナル曲もよく、「秋桜の笑う庭で」が一番気に入ったかな。
たまには、こういう夜もいい。やはり音楽は生演奏だ。

大豆の草取り再び

2008年10月02日 | 農作業
昨日今日と大豆の草取りをやった。
前回ひたすら草をとってから一ヶ月たっていないのだが、
大豆が発芽しなかった場所には低い草がたくさん生えていて埋め尽くしていた。
大豆栽培は難しい。発芽率を高め、適期に中耕をすることが必須だ。