NPO集改センター(NPO法人 集合住宅改善センター)活動レポート

大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良、福岡を中心に大規模修繕工事やマンション管理運営をサポートいたします。

集改センターのスキルアップセミナー「シニア向けマンション」「定借マンション」の問題点

2018-05-24 11:57:06 | スキルアップセミナー

集改センター6月の「スキルアップセミナー」を下記のとおり開催いたしますので
奮ってご参加ください。


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「シニア向けマンション」「定借マンション」の問題点

新築分譲マンションの登記に携わるなかで、
上記の類型マンションは問題をはらんでいるように思います。
私の思う問題点についてお話します。


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開催日時:6月6日(水)午後3時~5時 
講  師: 彌島 義尚 氏(司法書士/司法書士法人なにわ合同)
     

参 加 費:会員1000円/非会員2000円(講師料、会場費、資料代に充当します。)
開催場所: 大阪建築会館(会議室)
申 込 み :6月5日(火)迄に電話・FAX・メールでお申込みください。

<お願い>スキルアップセミナーは予約制です。
申込み締め切り後の急な参加も歓迎いたしますが、
必ず事務局まで電話で連絡願います。
事務局不在のときはFAXかメールをお願いします。     

 

 

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集改センターの第46回 集改塾 ご報告

2018-05-23 11:28:44 | 集改塾

集改センターの第46回 集改塾 ご報告をいたします。

(出席15名)

 この日(5月9日、水曜日、午後7時00分~8時30分)は、入社1~2年の社員を対象に「社会・社会人&人生について」普段あまり意識せずに生活している内容をテーマで、出席塾生を交えたワークショップ形式でそれぞれの思いを書き出しまとめる作業をしました。そして最後に全員からそれぞれが思う「社会人として自覚すべき課題」を2分間スピーチで発表しました。

 

< 塾長の声 >

今回は、これまでとは少し趣を変えたワークショップ形式の塾を開催しました。出席者15名を4グループ(別会社)に分け、塾生によるお互い考えや思いを話し合う場としました。最初にグループ内で自己紹介(3分間スピーチ)を行った後、テーマ1「夢」と「社会人像」、テーマ2「会社に求めるもの」と「会社に与えるもの」、最後はまとめとして「社会人として自覚すべき(自分自身への)課題」を全員がそれぞれの思いを発表、これまでの塾とは違いにぎやかに盛り上がった夜でした。

 

< 塾生の声 >

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①あなたの人生(生きている期間)を考えてみよう。

②残された期間でのあなたの人生プランは?

③その人生プランを達成するために、あなたはこれからどんな生き方をしますか?

以上から社会人としての理想像、叶えたい夢などの想いを確認し合うワークショップを行いました。前にもやったことですが、その進化版みたいで楽しかったです。その感想をアウトプットしてみようと思います。

①は割愛します。

②については、一年前よりも堅実になってきました。日々少なくなる自分の時間は、ふとした時に、大事な人を思う時に、未来を思う時に、歳を取るほど意識してしまうものだと感じています。松山先生のおっしゃっていた事も、だんだん理解できるようになってきました。この先も、どんどん想いは強くなっていくのだと思います。なりたい自分や、欲しいもの、叶えたいことは、より堅実でいて大きくなってくと思います。死ぬまでプランは尽きないと思います。「健康であるように心がけ、一日を大切にする。」が思い描くプランの出発点に思います。

③については結論として、「なりたい自分になるには自分という人間を磨き続けること。」「欲しいなら先ずは与え続けること」だと思いました。例えば自分にも、他人にも、会社にも「ギブ&テイク」ではダメ。「ギブ&ギブ」とか「ギブ&ギブ&ギブ」くらいで丁度いいのかなと感じました。「結果は後からついてくる」とよく言いますが、本当にそうなのでしょうね。

今回ワークショップをやっていて感じたのは、新入生や若い世代の方達が、その意見が堅実でも、途方も無い目標を持っていても、「自分の考えや想い」がしっかりあって、「自分の立ち位置や立場で出来る事を、前向きに考えているな」と。それで、「その目標に向かって、ちゃんと行動しているのがすごいな。」ということ。人前で発表するのにも、照れはあっても臆することなく自分の思いを話す姿を見て、「これは負けてられないぞ!しかしすごいな」と。元々、集改塾に参加するにあたって、会社に言われたからきたという人でなく、自主的に参加している方達は意識の高い人であるなとは思っていましたが、自分の若い頃と比べるとほんとにすごいなと。本当にいい刺激になりました。「この先の少なくなっている人生の期間も、プランを達成するために刺激しあって、高め合って、結果を残していこう。」と改めて考えさせられた、大変意義のあるワークショップでした。

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今回はワークショップとのことでしたが、多くの人の意見を聞くというのは面白く、自分にない発想との遭遇だと感じました。業界は一緒であれ会社の違う人たち、年齢社歴の違う人間で集まり、自分の夢や理想の社会人像、人生プランや会社に求めるもの、自分が会社に与えられるものがテーマでした。私とは違う意見もあれば同じ意見もあり、非常に面白かったです。

●自分が会社に求めるもの           ●会社に自分が与えられるもの

  ・収入(お金) ・仕事環境           ・利益 ・アイディア 

・福利厚生  ・休み  等          ・若手育成 ・活力動力  等

各グループの発表を聞いてみても、自分たちの理想や求めるもの、手に入れたいものというのは、まず自分が努力して相手周囲に与えてやっと返ってくるものだと考えられます。

ただ、その努力が難しい、だからこそ簡単には手に入れられないものばかりで、一時的な努力ではない継続的な努力が必要になってしまいます。また、経験や歳を重ねるごとに求めるものはきっと変化し続けるもので、そのたびに努力すべきことも変わります。例えば、家族ができれば家族のことを考えたうえで求めるものが生まれるでしょう。そんな変わりゆく中で、自分や会社にとって必要なものを判断し、努力していかなければならないと思いました。

今回のワークショップで、その変化をデータでカタチに残していくことは、非常に面白いと感じました。今回参加させていただき、そういった機会をいただいたことは自分にとっても、いろんなことを考えることができ、変化を感じれられ、参加できたことはとても意味があったと思っています。3年前の新入社員の時と今とが明確に変わった(成長した)ものが少しでもわかって、自分の自信につながったからです。自分が何一つ変わってないようで不安になることが多いのですが、少しでも成長している自分がいて安心したのと、もっと成長して仕事の範囲を広げ、会社にも貢献出来たらと思います。

 あと、自分の会社以外の人たちと関われたことがすごく新鮮で、もっとそんな機会に参加してみたいと思いました。短い時間でしたが、会社の雰囲気なのか、色なのか、感じることができて面白かったです。

 私は1年前に部署を移動し、大規模改修工事からは外れました。今の部署では一人で小さな工事物件を持つようになりました。その中で自分のできる仕事を広げながら、周りに相談しつつ、助けられながら仕事をしています。今の部署の人たち、大規模時代に関わったひとたちに恵まれていたので、助けてくださる人たちばかりです。もっと経験をつんで、今度は私が周りを助けるようになっていきたいです。また何かで参加する際は、もっと成長し自分の意見を持って参加できるよう努力していきたいです。

 参加させていただき、ありがとうございました。

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まず初めに、私が前回の集改塾に出席、率直に感じたことは【自身の変化は気づき難い】といったことでした。

今回のワークショップ形式の事前課題として持参した【あなたの人生(生きている期間)を考えてみよう】を、1年前に自身が記入した同じ課題の内容と比較した際に、現在の私自身が考えている指針と大きく変化していた事が前述した感想の要因となっております。

1年前と比較すれば、私自身を取り巻く周囲の環境の変化など、様々な事が大きく変化している事は認識しておりましたが、自身が考えていた事よりも変化の認識に齟齬が発生しており、改めて自身を振り返る事の難しさ、そして俯瞰で見る事の大切さを再認識できる、貴重な時間であったと思っております。

自分を見つめなおす機会を頂け、本当にありがとうございました!

自身の事の認識すらままならない人間が、他人を慮る事など到底出来るとは思えず、今後は一層初心を忘れず業務に励みたいと考えております。

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今回のワークショップが自分自身の考えを見つめ直す良い機会になったことを感謝します。自分の人生計画を一年振りに考えましたが、去年に比べ大きく変わったことはありませんでした。人生設計を成功するためにどんな生き方をするかという点が変わっっていなかったことは逆にこの一年間ぶれることなく過ごせたと前向きに捉えたいと思います。

成功するための生き方として挙げたのが後悔をしない選択をすること、後悔をしない時間を過ごすことです。去年から一年経って、少し深く考えられるようになったことは、後悔しない選択は苦しい方・難しい方を選択することだと考えられるようになったことです。例えば、集改塾も初めの半年間ぐらいは行くのが憂鬱でした。参加すると知らない人ばかりで、自分より経験のある人に囲まれた中で、話を振られて発表するのが嫌で仕方なかったです。

今、振り返ると集改塾は会社に強制されていたわけでもなかったので、参加しない選択も出来ました。憂鬱な思いをしてでも継続して参加するという選択をした結果、今の自分があると思いました。もし、集改塾に参加しないという楽な選択をしていれば今の自分はなかったと断言できます。だからこれからも苦しい方を選択して立ち向かう精神でいこうと思います。

今回、新入社員の方が来られていて、新入社員の方が今後、集改塾に参加することでスキルアップすること、松山先生や同業他社の塾生に相談できるような間柄を築けるようになることが出来ればと感じました。私を含めた集改塾に継続して参加しているメンバーで新入社員が来やすい雰囲気を作れればと思います。

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本日の講義はグループワーク方式の講義で新鮮な講義でした。同業他社の方(年齢が近い)と仕事以外の内容でディスカッションをする機会は滅多にないことでしたのでとても楽しかったです。その中で皆さんに共通していたものは「プライベート」と「仕事」を両立したいという部分が一番なのかなと感じました。それを叶えていくために自分自身を見つめなおすいい機会にもなったと思います。

私は生涯の人生プランを考えてみたのは今回で2回目でした。約1年前に作成したものを見返してみて、意外にもプラン通りにいっているものがありました。(1級建築施工管理技士取得、第二子誕生)逆に1年もの時間が有り、取組めてないものもありました。(新聞や本を読む習慣つくり、ゴルフの練習、ウィンタースポーツの再稼動等)私個人の人生プランなので、特に正解はないと思いますがプラン通りに生きていく為には、仕事と同じくPDCAを定期的に行うこと大切ではないかと感じました。1~3年に1回程度は続けてみたいと思います。

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今回の講義の中で、他の皆さんの意見を聞き、また自分の意見を発表して感じた事はけっこう現実的な意見が多かったように思いました。普通に金持ちになりたい、年収2000万は欲しい夢、野望に近い意見もあり、自分は真面目な意見だったので、なかなか面白い場でした。

新入社員さんも入る時期で、今回の集改塾の内容は個々に響く何かがあったのではないかと思います。もう少し参加人数が多かったらまたより良い内容になったと思います。

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今回初めて集改塾に参加して社会人としてだけでなく、人としてこれからどう生きていくかを考えさせてもらえた貴重な時間になりました。自分がいつ死ぬか、死ぬまでの間どんな人生プランを立てて生きていくのかというのは、今までしっかりと考えたことがなかったので、今回参加する前に考えていたことを集改塾が終わった後に見返してみると自分はどれだけ人生について考えていなかったのかが分かりました。

また同じようなテーマで集改塾が開催されるときは参加して前回の自分と考えていることがどれだけ変わったのかを知りたいと思いました。

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今回のテーマで人生設計考えることに対して、正直“自分さえ良ければよい”という考えを主ともっていましたが他人の意見を取り入れることのよって考えを改めて直すきっかけとなりました。

グループディスカッション形式にて会社に求めるもの・与えられるものなどの議題がありましたが、自分が比較的自分の考え方と皆の考えは同じものがあるのかと感じられました。

今回のようなテーマ交流で普段あまり取らないメーカーとのコミュニケーションがとるきっかけとなり、この繋がりを大切にし、仕事へ生かしていき会社への恩返しを含めてこの一年間成長していきたいです。

 

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初めての参加だったので集会塾というものがどういったものかわからなかったが、同業の他社の方々と交流しながら勉強できるということで、集会塾をうまく活用して自分のスキルアップに繋げていきたいと思った。

 自分の夢や目指す社会人像について社会人になって初めて考えたが、漠然とした夢やありきたりな社会人像しか出ない中で参加した。グループ内で2年目、4年目以上の方々とグループディスカッションを行い、現実味のある目標や社会人のあるべき姿を知れた。目標とする先輩を見つけその人を真似していくのが一番の成長への近道と二年目の方がおしゃっていたので早く目標とする先輩社員を見つけ、背中を追いかけていきたい。

 会社に求めるもの、与えられるものについてそんな視点で考えたこともなかったことを考えてみて、欲しいからには会社に与え続けなければならないと強く感じた。最初のうちは与えられるものはほとんどないと思いますが若いうちに多くのものに疑問を持ち、質問し、理解して、自分のものにして会社の利益に貢献できる人間になっていきたい。

集会塾に参加する前と後で自分にはなかった考えに触れることができ自分の考えを深めることができた。普段は勉強会とのことで、次回も参加したい。

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以上。

 

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集改センターの第159回 スキルアップセミナー報告

2018-05-21 09:16:09 | スキルアップセミナー

集改センターの第159回 スキルアップセミナー報告です。

開催日:2018年(平成30年)5月9日(水)

テーマ:「設計サイドと現場サイドの2面から見た大規模の問題点」

講 師:倉内 康行(本会・正会員/1級建築士・設計監理事業部)

 

<セミナー概要>

■はじめに

 データが少し古いのですが、2012年末時点で全国のマンションのストック戸数は約590万戸、棟数でいうと約12万棟と言われています。今後、マンションのスラム化、老朽化に伴う改修、コンバージョン(用途変更)又は建替えが問題となってくる、と言われているのはご存じの通りです。本日は、こうした大きな問題は少し横に置き、実務サイドの現状を考えてみましょう。

■設計サイドと現場サイド

 建築物の改良工事には、発注者、コンサルタント、施工業者に材料メーカーなどの様々な立場の者が関係し、その役割を担っています。その中で本日は、設計サイド(コンサルタント)と現場サイド(施工業者)の2つの面から見た大規模改修工事の問題点を取り上げます。大規模改修工事における問題点として、コンサルタントサイドでは、プロとしての自覚と責任をもってやっているか、業者、メーカー任せにしてないか、業者への指導・サポートといったマネジメント力、ヒアリング力は十分にあるのか、予算を気にしてマンネリになりがちな内容となっていないか、中長期を見据えた現状診断とコンセプトを持った提案を行なえているか、といった面が思いうかびます。施工業者サイドの問題点は、営業的要素が先行しすぎて工事内容がおろそかになっているのではないか(この点に関しては発注者側の見識も問われます)、現場監督の技術・知識不足による職人への指導が十分に行えていないのではないか、今のところはまだ顕在化していませんが、若年層の業界離れや作業員の高齢化による人手不足がおきることを想定した企業内における研修などによる社員育成はできているのか、今後は施工業者もコンサルタント力を強化していく必要があるのではないか、といった部分が考えられます。

■まとめ

 大規模改修工事は最初に述べたように、多くの関係者が関わっている作業です。発注者に安心感・満足感を与えるには、それぞれの立場の者が、プロとしての自覚と責任の意識をもって、その能力を向上させ、経験値によって対応力を高め、効率を生み出す、それによって工事価格の引き下げが生まれる、という発注者が最も満足を得る結果を生み出すのだと思います。単に大規模改修という「作業」をするのではなく、ユーザーの想像を超えた「仕事」を生み出すために、設計サイド、現場サイドは共に本日取り上げた問題点を解消するように努めていきましょう。

 

~次回開催予告~

■第160回スキルアップセミナー 2018年6月6日(水)午後3時から

 テーマ:「シニア向けマンション」「定借マンション」の問題点

講 師:彌島 義尚(司法書士/司法書士法人なにわ合同)

<新規分譲マンションの登記に携わるなかで、上記の類型のマンションは問題をはらんでいるように思います。私の思う問題点についてお話します。>

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