~三百億円の損害を出した株の誤発注事件を調べる男と、ひきこもりを悪魔秡いで治そうとする男。
奮闘する二人の男のあいだを孫悟空が自在に飛び回り、問いを投げかける。
「本当に悪いのは誰?」はてさて、答えを知るのは猿か悪魔か?そもそも答えは存在するの?面白くて考えさせられる、伊坂エンターテインメントの集大成。「BOOK」データベースより
伊坂ファンの図書館の人をもってしても「これは微妙なんですよぉ。あまりオススメできません」との前評判を聞いてから読み始めました。
しかし、前半の導入部分は「そうかぁ?結構面白そうやん!」と、スラスラと読みすすめましたが、途中からイマイチな展開になってきて、スピードダウン(--;)
「きっとこれは、伊坂幸太郎ファンの人が伊坂幸太郎になりきって書いてるんちゃうの?」と思いたくなるようなグダグダの展開になり、最後には登場人物の言葉を借りて読者に説明するような感じになってきました。
クライマックス?では、広げた風呂敷をムリヤリ畳むような感じでエンディングを迎えました。
僕は自他共に認める「伊坂幸太郎ファン」ですが、この作品は一番面白くなかったです。非常に残念です。
図書館の人に感想を述べると「やっぱり(^o^;)伊坂さんも何かのインタビュー記事で『ちょっと新しい世界に挑戦しようかなと思って・・・、このSOSの猿を書きました。』って、言ってはりました。この作品から2、3作は私もイマイチなんです」とのことでした。
まぁ、何はともあれ、これをもって、私の通う図書館にある伊坂作品は全て読み終えましたので、しばらく、色んな作者の小説に世界を広げていきたいと思います。
★★☆2.5です。
奮闘する二人の男のあいだを孫悟空が自在に飛び回り、問いを投げかける。
「本当に悪いのは誰?」はてさて、答えを知るのは猿か悪魔か?そもそも答えは存在するの?面白くて考えさせられる、伊坂エンターテインメントの集大成。「BOOK」データベースより
伊坂ファンの図書館の人をもってしても「これは微妙なんですよぉ。あまりオススメできません」との前評判を聞いてから読み始めました。
しかし、前半の導入部分は「そうかぁ?結構面白そうやん!」と、スラスラと読みすすめましたが、途中からイマイチな展開になってきて、スピードダウン(--;)
「きっとこれは、伊坂幸太郎ファンの人が伊坂幸太郎になりきって書いてるんちゃうの?」と思いたくなるようなグダグダの展開になり、最後には登場人物の言葉を借りて読者に説明するような感じになってきました。
クライマックス?では、広げた風呂敷をムリヤリ畳むような感じでエンディングを迎えました。
僕は自他共に認める「伊坂幸太郎ファン」ですが、この作品は一番面白くなかったです。非常に残念です。
図書館の人に感想を述べると「やっぱり(^o^;)伊坂さんも何かのインタビュー記事で『ちょっと新しい世界に挑戦しようかなと思って・・・、このSOSの猿を書きました。』って、言ってはりました。この作品から2、3作は私もイマイチなんです」とのことでした。
まぁ、何はともあれ、これをもって、私の通う図書館にある伊坂作品は全て読み終えましたので、しばらく、色んな作者の小説に世界を広げていきたいと思います。
★★☆2.5です。