「心ゆたかな暮らしを」  ~Shu’s Page

小説のレビュー、家族の出来事、趣味の事、スポーツ全般など、日々の出来事をつづりながら、一日一日を心豊かに過ごせれば・・・

塩ラーメンの「塩元帥」なかなか!

2015年01月28日 | ラーメン
13:00過ぎに西京極辺りで仕事があったため、車でウロウロとラーメン屋さんを探していましたら、ちょうど駐車場付きの店舗を発見したので、ここに決めました!

11:50やったんですが、すでに二組待ちの状態で、10分ほど待って案内されました。

「この流行りっぷりは、間違いなくウマイで!」と、期待を込めて待っていると、美味しそうな塩ラーメンが運ばれてきました。

鰹節の香りが漂う、和風塩ラーメンのような感じ。麺も自家製のストレート麺で、歯応えも喉ごしも良かったですよ!

お昼のお得なランチメニューがあるので、車も停められますし、また来ると思いますね。
80点!

相変わらず秀逸なプロット『チルドレン』by伊坂幸太郎

2015年01月24日 | 小説レビュー
『チルドレン』by伊坂幸太郎

~「俺たちは奇跡を起こすんだ」独自の正義感を持ち、いつも周囲を自分のペースに引き込むが、なぜか憎めない男、陣内。
彼を中心にして起こる不思議な事件の数々―。何気ない日常に起こった五つの物語が、一つになったとき、予想もしない奇跡が降り注ぐ。
ちょっとファニーで、心温まる連作短編の傑作。「BOOK」データベースより


チルドレン読みました。本当に伊坂幸太郎さんは天才ですね!
読み始めて「あぁ、短編集かぁ」と、思いきや!全てが一つの物語になっている。

しかも、一つ一つの物語に起承転結がしっかりついていて、オチも「う~ん納得!」と、気持ちよく終わらせてくれます。

この本を薦めてくれた人は「チルドレンが一番好きかも?」と言っていた意味もわかります。

伊坂幸太郎作品をもう少し読んだら、ランキングでも発表しましょかね(^_^)

★★★☆3.5です。

チェーン店ですが「近江ちゃんぽん亭」

2015年01月18日 | ラーメン
娘のバレーボールの練習試合で、草津まで来たので、駅前の「近江ちゃんぽん亭」で、お昼ゴハンを食べました。

14:00前やったんですが、店内は満席で、「なかなか流行ってるやないの(^_^;)」と、美味しさに期待が高まります。

初めてのお店では、やはり定番メニューからという鉄則のもと、普通のちゃんぽん麺を注文しました。

スープはアッサリ、野菜はどっさり、麺は太めのストレート麺、なかなか美味しかったですよ。

また、別のメニューも食べてみたくなりました!
75点。

噂の「無鉄砲」食べてきたでっ!

2015年01月17日 | ラーメン
木津川市の方まで来たので、「日本一」と噂のラーメン屋さん「無鉄砲本店」に来ました!

お店の前に着くと、凄い行列で、一瞬「マヂか(^_^;)」と、怯みそうになりましたが、また、「ここまで来ることもそうそうないやろ?」ということで、寒空のもと、小一時間並びましたよ(^_^;)

でも、ちゃんとストーブが置いてあるので、そんなに辛くは無かったですよ。

そして、やっとこさ券売機の前までたどり着き、とんこつラーメン、味玉子付き、麺:普通、スープ:普通、ネギ多い目で注文しました。

カウンターに案内され、待つこと3分ほど、出てきたラーメンを前に、はやる気持ちを落ち着けてスープを一口、

「ウマイ!(*^3^)」

そして太ちぢれ麺をズズッと頬張ると、

「メッチャウマイ(*^3^)」

あとは、ゴマや高菜、紅しょうがなどを適宜加えながら、一気に食べきり、スープも残さず飲み干しました!

まぁ、噂通りの美味しさでした!
90点!

やっぱりエエわぁ!『魔王』by伊坂幸太郎

2015年01月15日 | 小説レビュー
『魔王』by伊坂幸太郎

~会社員の安藤は弟の潤也と二人で暮らしていた。自分が念じれば、それを相手が必ず口に出すことに偶然気がついた安藤は、その能力を携えて、一人の男に近づいていった。
五年後の潤也の姿を描いた「呼吸」とともに綴られる、何気ない日常生活に流されることの危うさ。
新たなる小説の可能性を追求した物語。「BOOK」データベースより


久しぶりに伊坂作品に還ってきました!
やっぱり良いね!伊坂さんの作品が持つ、ゆったりとした時間の流れ・雰囲気、軽妙なセリフまわし、そして摩可不思議な世界観、そして兄弟の強い信頼関係・・・。

もう、どこから切っても金太郎飴のごとく、伊坂ワールドが溢れ出てきます。

それより何より、あの「死神・千葉」が、チラッと登場してくるんですよ!洒落が効いてますよね!

すごくいろんなことを考えさせられました。

それにしても、最後の「ケムラー」

には、クスッと笑いましたよ
(*^3^)

何やら、続編があるとのことなんで、楽しみに読みたいと思います。

★★★☆3.5です。

らしいっ!『贖罪』by湊かなえ

2015年01月14日 | 小説レビュー
『贖罪』by湊かなえ

~15年前、静かな田舎町でひとりの女児が殺害された。
直前まで一緒に遊んでいた四人の女の子は、犯人と思われる男と言葉を交わしていたものの、なぜか顔が思い出せず、事件は迷宮入りとなる。
娘を喪った母親は彼女たちに言った―あなたたちを絶対に許さない。必ず犯人を見つけなさい。それができないのなら、わたしが納得できる償いをしなさい、と。
十字架を背負わされたまま成長した四人に降りかかる、悲劇の連鎖の結末は!?特別収録:黒沢清監督インタビュー。「BOOK」データベースより


本当に湊かなえらしい作品です。

内容としては、小学生の女児が惨殺され、その現場に居合わせた同級生の女児たちのその後が、それぞれの独白で語られる感じです。

まさに「救いようのない悲嘆」という、湊かなえの真骨頂ですね。

★★★3つです。

映像化されていて,



小泉今日子や小池栄子、蒼井優などが好演しているようです。

何とも言えない悲しみ『悪人 上・下』by吉田修一

2015年01月09日 | 小説レビュー
『悪人 上・下』by吉田修一

~九州地方に珍しく雪が降った夜、土木作業員の清水祐一は、携帯サイトで知り合った女性を殺害してしまう。
母親に捨てられ、幼くして祖父母に引き取られた。ヘルス嬢を真剣に好きになり、祖父母の手伝いに明け暮れる日々。
そんな彼を殺人に走らせたものとは、一体何か―。「BOOK」データベースより


妻夫木聡&深津絵里で、映画にもなった「悪人」


妻夫木聡、深津絵里、岡田将生、満島ひかり、塩見三省、余貴美子、井川比佐志、松尾スズキ、宮崎美子、永山絢斗、樹木希林、柄本明・・・。
もう、スゴいキャストでしょ! それの監督・脚本が「フラガール」の李相日、音楽が久石譲ですよ! 良くない訳ないでしょ!?

映画の予告プロモーションも良い出来です!


吉田修一さんの作品は読んだことがなかったのですが、図書館で目にとまり、思わず手に取ってしまいました。

上下巻なのですが、あっという間に読ませてくれました。 特に下巻のクライマックスあたりから、「がんばれっ!二人っ!」と、応援したくなりましたよ。

吉田修一さんの書き方が絶妙で、色んな人の視点というか、登場人物全ての人に深い存在意義があって、一人ひとりの人物背景というか深層心理に、ちゃんと丁寧にスポットが当ててあり、読んでいて「んっ?なんやこれ?」というモヤっとした気分には一切なりませんでした。

最後のそれぞれの語りの部分で、「そうやったんやなぁ・・・」と、本当に涙がこみ上げてきましたよ。

映画で観たら、それはとても良い作品になっているんやろうなぁと、色んなレビューを見て思います。

なかなかの秀作でした。読んで良かったです。ファンになりました。他の作品も読んでみたいです。

★★★★☆4.5です!


グルッと一まとめ!『少女』by湊かなえ

2015年01月07日 | 小説レビュー
『少女』by湊かなえ

~親友の自殺を目撃したことがあるという転校生の告白を、ある種の自慢のように感じた由紀は、自分なら死体ではなく、人が死ぬ瞬間を見てみたいと思った。
自殺を考えたことのある敦子は、死体を見たら、死を悟ることができ、強い自分になれるのではないかと考える。
ふたりとも相手には告げずに、それぞれ老人ホームと小児科病棟へボランティアに行く―死の瞬間に立ち合うために。
高校2年の少女たちの衝撃的な夏休みを描く長編ミステリー。「BOOK」データベースより


『告白』以来、超久しぶりに、湊かなえ作品を読みました。

ドラマでは、『夜光観覧車』や、『Nのために』など、湊かなえ作品に触れる機会がありましたが、本で読むのは久しぶりでした。

始めの方は、「なんやこれ?誰の視点?」と、一瞬戸惑いましたが、すぐに理解できて、物語にスッと入っていけます。

クライマックスに近づくにつれて、「おいおい!こいつも!?この娘も!?」と、まるでジグソーパズルの模様が浮かび上がっていくように、どんどん繋がっていく様は圧巻で、感動すら覚えます。

「さすがは湊かなえ!」と拍手を送りたいですね!
ドロドロとした雰囲気は少なく、サッパリと、ある意味痛快にまとめてくれています。

面白かったですね!

★★★3つです。

最後にはグサリと!『誰か』by宮部みゆき

2015年01月04日 | 小説レビュー
『誰か』by宮部みゆき

~今多コンツェルン広報室の杉村三郎は、事故死した同社の運転手・梶田信夫の娘たちの相談を受ける。
亡き父について本を書きたいという彼女らの思いにほだされ、一見普通な梶田の人生をたどり始めた三郎の前に、意外な情景が広がり始める―。
稀代のストーリーテラーが丁寧に紡ぎだした、心揺るがすミステリー。「BOOK」データベースより


宮部みゆきの『誰か』を読みました。

年末年始で、たくさん本を読もうと思って、湊かなえとか数冊借りてきたんやけど、あっち行ったり、こっち行ったりで、結局、『誰か』を 読み切るだけしかできませんでした(^_^;)

『名もなき毒』に続く?最初のとっかかりの話なので、読み進めるうちに「なるほど、この娘はこうして出てきてたんや」など、感慨深いものがありましたよ。

ストーリー的には、宮部さんらしい、優しく上品な展開で、スラスラと進んでいきます。

しかし、クライマックスに近づくにつれて、段々とセリフまわしなど、ドロドロした展開に「あぁ~辛い(T_T)」となります。

人間の深層心理を的確に文章にする筆者の表現力、語彙の多さに感嘆します。

★★★3つです。

宮部さんの作品はたくさんあるので、次は『火車』や『レベル7』など、有名どころを読んでいきたいと思います。

嘘みたいな景色!

2015年01月03日 | 雑感・日記的な
元旦に引き続き、2日の夜も大雪に見舞われた京都( ̄□ ̄;)!!

2日のお昼はウチの実家に親戚が集まり、夜には嫁さんの実家で宴会という毎年のパターン。

夕方には雪も融けて、道も走りやすくなっていました。
車で無事に嫁さんの実家に着き、少し遅れて宴会に参加したのが19:30でした。

その時点では全く雪の気配もなかったんですが、急にボタ雪が降り出してきて、「こらアカンわ!早く帰らな!」と、帰り支度をして、22:30頃に実家を出ました。

歩くのも大変な大雪のなか、うちのノーマルタイヤの車は、新雪を踏みしめながら、10Km/h~20Km/hで慎重に走りました。

幸い交通量も少なく、実家から10分ほどで無事に家にたどり着きました!

そして、朝の6:30から犬が鳴き出したので、仕方なくフル防寒スタイルで散歩に行きましたよ。

「いぃぬぅ~は、よぉ~ろこぉび♪」やないですが、フカフカの新雪をかき分けて進み、跳び跳ねたりしながら、ウチの犬もテンション高めです!