徒歩旅行、世界一周、3万4千キロ

過去の世界徒歩旅行の記録を紹介

世界一周、徒歩旅行-シンガポールからヨーロッパまで歩く編-914

2015-09-28 07:47:15 | 世界徒歩旅行

発展した時代、昭和に生きた若者の徒歩旅日記
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世界徒歩大旅行記3万4千キロ
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日本、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの約15,000kmを歩き終わり、1983年10月10日から1985年9月27日まで約2年間シンガポールからポルトガルのヨーロッパ大陸最西端であるリスボン近くのロコ岬まで約19,000km徒歩で横断。

 map of Euro-1
イタリアからオーストリアそしてドイツの経路

12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(イタリア)-533

17)イタリアを歩く

日記から-9

6月 4日(火曜日) 晴れ 曇り

 今日は久しぶりに雨が降らなかった。
今までは一日のうち一回は少しだけでも雨が降ったのである。
今後、北に向かいオーストリアに入ると山が多くなるので、天気はもっと変わりやすく、雨が降り易くなるであろう。

 今日平野から山がある山地へと入って来た。

 昼食の時にまたワインを1ℓ飲んだら、その後ずいぶん昼寝をしてしまったようだ。
だから今日はあまり歩いていない。
これでは明日にオーストリアに入れるか?それとも明日はイタリア側の国境か分からない。

 テントを張った所に綺麗な水が流れていたので、足を洗い、靴下を洗った。

出費 4050リラ

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筆者は現在、韓国に在住して、以下の様な韓国ビジネスサポートをしています。韓国に関して聞きたいことがあれば、そのホームページをご覧になり、お聞きください。

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世界一周、徒歩旅行-シンガポールからヨーロッパまで歩く編-913

2015-09-27 07:49:42 | 世界徒歩旅行

発展した時代、昭和に生きた若者の徒歩旅日記
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世界徒歩大旅行記3万4千キロ
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日本、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの約15,000kmを歩き終わり、1983年10月10日から1985年9月27日まで約2年間シンガポールからポルトガルのヨーロッパ大陸最西端であるリスボン近くのロコ岬まで約19,000km徒歩で横断。

12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(イタリア)-532

17)イタリアを歩く

日記から-8

6月 3日(月曜日) 晴れ 雨、曇り

 朝、僕が起きた時は、クラウディオの両親はもうすでに家を出ていなかった。 
それでクラウディオの弟に別れをいおいと思っていたが、僕がトイレに入っている間に彼は仕事に出かけてしまった。
別れを言えなかった。心残りである。

 クラウディオが僕だけに朝食を作ってくれた。
そして、僕が丁度一週間前の月曜日に歩き終わったMiramareの城までクラウディオがバイクで送ってくれた。
それから、彼は僕が歩いて行くのを何時までも見送ってくれた。
本当に良い奴である!

 一週間ぶりの歩きである。
靴を替えたのだが、今回は少し大き目の靴だからかマメはあまり出来ることなく、調子よく歩ける。
また、ウォーキングシューズだからか、平地も歩く為に作られているので、とにかく歩き易い。

 昼食の為にスーパーで食糧を買う。その時にワインを1ℓ買い飲んでしまった。
その後に雨が降り出したので、雨宿りをした所で寝てしまった。

 今日の最後にピザ屋さんなのに、パンがあるか聞きに入ってしまった。
そこで図々しくもパンを買ってしまう。

出費 6300リラ

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世界一周、徒歩旅行-シンガポールからヨーロッパまで歩く編-912

2015-09-26 07:38:20 | 世界徒歩旅行

発展した時代、昭和に生きた若者の徒歩旅日記
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世界徒歩大旅行記3万4千キロ
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日本、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの約15,000kmを歩き終わり、1983年10月10日から1985年9月27日まで約2年間シンガポールからポルトガルのヨーロッパ大陸最西端であるリスボン近くのロコ岬まで約19,000km徒歩で横断。

 itly-29.jpg
 ヨットに乗っていたクラウディオの写真、左がクラウディオ、右は彼の友人

12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(イタリア)-531

17)イタリアを歩く

日記から-7

6月 1日(土曜日) 晴れ 雨

 今日も休みである。
昼過ぎにクラウディオのお袋さんの頼みでクラウディオと一緒に買い物に行く。
その他、写真屋に以前頼んだ焼付けした写真を取りに行く。
マーケットではうっかりして高いジャムを落として割ってしまった。今日はついていない。
そのジャムの代金4500リラを払う。参った! この後はマンションにず~といた。

出費 16100リラ



6月 2日(日曜日)雨、曇り、晴れ

 今日は日曜で休みなので、このクラウディオの家の人々はユーゴスラビアの海岸に泳ぎに行った。
僕はそちらから歩いて来たので、今日は行かなかった。それで遅くまで寝ていた。
だから、やっと熟睡できたような気がする。

 今日で1週間ここにいるのであるが、良い物を食べているからか、少しは太った様に思える。
ただ、余分な脂肪はついてほしくないものだ。そう思うと食べ物を控えた方がいいかもしれない。
(とは言っても、今の状態でも一つも脂肪はついていないのだが、)

 昼過ぎに街に出る。
昼というよりか遅かったので夕方である。そして僕の記事がでている新聞を買う。
その後はピザ屋さんに寄る。そこでは「ガラパ」という地酒をまた飲む。
このガラパはブドウから作った酒で蒸留をしているからか透明な酒である。
その後は一度、家に帰り明日には僕が出発するので、クラウディオのおじさん、お袋さんに別れの挨拶をする。
彼らは明日朝早く出るのでその時、挨拶が出来ないから今日の内に別れを言ったのである。
そしたら彼らは僕の為に涙を出してくれた。本当に、本当に良い人との別れは辛い。
彼らとは言葉がつながらなかった。しかし、人間とのつながりは言葉ではないのだとツクヅク思うのである。
旅で一番嫌なことは別れである。

 それからまた夜11時ごろ、ピザ屋に出かける。最後のこの街でのパーティーである。

出費 600リラ

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世界一周、徒歩旅行-シンガポールからヨーロッパまで歩く編-911

2015-09-24 04:27:58 | 世界徒歩旅行

発展した時代、昭和に生きた若者の徒歩旅日記
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世界徒歩大旅行記3万4千キロ
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日本、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの約15,000kmを歩き終わり、1983年10月10日から1985年9月27日まで約2年間シンガポールからポルトガルのヨーロッパ大陸最西端であるリスボン近くのロコ岬まで約19,000km徒歩で横断。

12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(イタリア)-530

17)イタリアを歩く

日記から-6

5月31日(金曜日) 晴れ、雨

 今日はインタビューの日である。
朝、このトリエスタの有名なスクエアでTVのインタビューを受ける。
インタビューはクラウディオが僕にする形で進められた。
彼は僕との出会いをパキスタンの砂漠であることを以前、彼が旅を終えた時にTVで伝えていたのであった。
だから、その彼が出演した時に日本人の徒歩の旅行者が後で来ることを予告していたようだ。
それで今回のインタビューになったのである。

 インタビューは無事終わり、クラウディオと街をぶらつく。
彼の友人がワインを奢ってくれ酒には困らなかった。

 その後はクラウディオのおやじさんが働いている肉屋さんへ行く。
そこでは少しおじさんが休みを取ってくれて、おじさんも加わりまたワインを飲みに行く。
その飲み屋ではカウンターの上に巨大なハムかサラミのようなものがあるのである。
その大きさは1.5mぐらいの長さがあり直径30cmはあったように思う。
それを少しずつ薄く切って出すのである。美味しい物である。それにしてもこのところ嬉しいことによく肉を食べる。

 夜は一昨日のピザの店で小さなパーティーをする。
そこでは僕が色紙に僕のサインを書いて、それを壁にかけてくれた。信じられない!
今日は僕が注文した物すべてを作ってくれると言う。その気持ちだけでありがたい。
そう言えば、昨日もクラウディオのガールフレンドの所で夕食を食べ、夕方は外食が多かった。

出費 7000リラ

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世界一周、徒歩旅行-シンガポールからヨーロッパまで歩く編-910

2015-09-23 04:34:38 | 世界徒歩旅行

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日本、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの約15,000kmを歩き終わり、1983年10月10日から1985年9月27日まで約2年間シンガポールからポルトガルのヨーロッパ大陸最西端であるリスボン近くのロコ岬まで約19,000km徒歩で横断。

12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(イタリア)-529

17)イタリアを歩く

日記から-5

5月30日(木曜日) 晴れ、曇り、雨

 このところ毎日のように雨が降る。今日も歩かないから、それほど気にはならないのだが。。。

 今日の午前中はクラウディオと一緒に彼の友人の店などを訪ね話をする。

 午後は僕一人で街に出る。
それは果物とかワインを買う目的があるからである。
クラウディオの家でお世話になっているので、今日はそれらを買ってクラウディオのおやじさんにプレゼントをしようと思っている。

 街をぶらついている時に雨が降ってきたので、バー(飲み屋)に雨宿りである。
そこでは仕方なくワインやビールを飲む。(それでは何故その様な所に入ったのか?)

 その他は葉書を買ったりする。
また、明日は僕がテレビに出ると人々の反応が変わるといけないので、今のうちに自然な街を見たいという馬鹿な思いもある。
そう言えば、アメリカを歩いて横断したときにアカンソ州のリトルロックという所でTVのニュースに出たことがあった。
その後で歩いていたら僕にサインをしてくれと言った人が何人かあったのであった。
その時は僕のサインが何の足しになるのかと思ったものだった。
とにかく、今回イタリアでTVに出ることを僕自身、あまりにも大げさに考えているようだ。
気をつけよう!

出費 10000リラ

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