福谷章子のまちづくり

さまざまな役割を持ちながら暮らす中で、日々出会い触れ合う人々、街、文化、自然、出来事についてつづります。

みんなの広場が大切にしていること

2017年11月29日 | みんなの広場


本日11月29日の水曜日は、みんなの広場はいつものように「すいようカフェ」でした。

ポストを開けたら、千葉市の『市政だより』が入っていて、1面が福祉関連のサイン特集だったので、今日はこのクイズでもやるかな・・・と内心準備をしていました。
 

ところが、そうは問屋が卸しません。
今日、もっとも笑いを誘い、みんなが集中した話題は「路上販売の品質とサクラ」についてでした。
 

そして、ちば遊びの四街道紀行報告。
お土産は、紅葉葉楓(モミジバフウ)です。
 

こんな自由な空間で、ランチを共にして話して笑う数時間を今日も過ごしました。
 

お帰りは好きな時に三々五々です。
  

ところで、みんなの広場は緑区の活性化拠点支援を受けて運営しています。
このたび区から、中間報告会のお知らせが届き説明のための資料を作り始めました。
思えば、初めて拠点支援を受けるときに審査員から投げられた問いは
「公共施設でできなくて、こういった拠点で可能な事とは何でしょうか?」
というものでした。
その時には、
「利用できる人を地域や年齢や目的で区別しないこと。そして、曖昧でゆるやかな運営であること」
と咄嗟に答えました。
それ以後、みんなの広場の運営をする際にはこのことを考え続けています。

そして今年度の初めに、みんなの広場が大切にしていることについて、次のようにまとめて報告をしました。

(1)個に向き合う:不特定少数の困りごとに向き合う。
(2)寄り添う:活動が発展するプロセスに丁寧に向き合う。
(3)情報の共有と伝達:公にはない地域の小さな情報を蓄積して、必要な人に届ける。
(4)寛容:ルールではなく、参加者同士が互いを尊重して場を創り上げる。
(5)緩やかな関係:問い詰めず、聞き逃さず。

これらのことは、初めから理念として掲げたものではなく、日々運営しながら気づいていったことです。

今、再度みんなの広場が大切にしている「価値」について反芻し、ぶれていないか、そしてもっと大切なことを見落としていないか、振り返っています。





野菜のキャラ立ち

2017年11月28日 | 健康・病気


11月26日の日曜日
みんなの広場で開催された、金平糖さん主催の食の講座に参加しました。

講座の前半は、安全な食材や有機農法について消費者として知っておきたい知識を得る講座。
後半は、講師のゆーちゃんが作っている「ゆーちゃんふぁーむ」の野菜の試食タイムです。

私が参加したのは、前半の後半から(^^;
それでも、
生きていることを人任せにしない
プロデューサーでありコンシューマーでもあるプロシューマ―という役割を担える人が必要
これって正しいの?と常に疑い、自分で調べる癖をつける
など、胸に響く言葉を浴びました。

準備されていたのは、人参、赤大根、ほうれん草、水菜のサラダ。
  

ふかしたさつまいもと里芋、ごぼうのスープです。
  

これまで、水菜には味がないと思っていましたが、ゆーちゃんふぁーむの水菜は味も香りもしっかりついています。
もちろん他の野菜も同様で、大根の辛味やニンジンの香り、ほうれん草の濃い緑・・・と、どの野菜もしっかり味があります。

キャラ立ちした野菜たちです。

手間暇がかかりますから、大量生産が出来なくて商業ベースに乗せるのは大変なことですが、小規模でも質の良いものを私たちがしっかり選び、食べ続けていくことが大切だと感じました。

次回の金平糖さんの食の講座は2018年2月10日(土)10時からです。
テーマは、「ケアフード」と「家での看取り」
これもまた、大切なテーマですね。

関心のある方はお問合せ下さいね。


あきのみち公園お散歩遊び

2017年11月28日 | 自然


快晴の土曜日
おゆみ野あきのみち公園はまさに秋色です。

遊びに来ていた孫たちを伴って、あきのみち公園を目指しました。
なぜなら、おゆみ野カフェを開催していて、逃走中をやったり、移動式遊具が来ていたからです。
孫たちは2歳と3歳なので、逃走中は遠慮して、移動式遊具に誘ってみました。

初めは遠巻きに見ていましたが、そのうち近寄って遊具を手に取って形を変えたり、遊具の上でバランスを取ろうとしたりします。
  

  

孫たちはすぐに他に気が散り、広場を駆け抜けたり斜面をよじ登ったり。
過ぎし子育ての日々を思い出します。

さて、あきのみち公園にお目見えの移動式遊具は、千葉大学大学院の原研究室のみなさんがデザインしたものです。
各地で子どもたちを遊ばせていますが、おゆみ野では有吉公園内に期間限定で常設し、学生さんがたびたび訪れて子どもたちの遊ぶ様子を観察しながら遊具の改良を重ねています。

そんなわけで、明るい色、スマートなデザイン、青い空、赤や黄色の樹木に囲まれて、まったりのんびり過ごした土曜日でした。

『まるごとおゆみ野』に移動式遊具の記事がありますので、ご一読ください。



「すいようカフェ」と「みんなのおもちゃばこ」続編

2017年11月24日 | みんなの広場


毎週水曜日のみんなの広場は、すいようカフェが終わると子どもたちがやって来て子ども工作教室「みんなのおもちゃばこ」が始まります。
今週は、紙とドングリでクリスマスツリーを作ることになりました。

教えるのは淑徳大学の学生さんです。
事前に、子どもたちの発達段階に合わせてある程度の材料を準備します。
今回は、ちょっと大変でした。
ドングリのオーナメントを作ったり、画用紙を切り抜いたり。
 

そこで今回は、すいようカフェの大先輩が材料作りを手伝ってくださいました。

大きなテーブルを囲み、一角では世間話がはずみ、一角ではハサミを握って手作業です。
  

おかげで子どもたちは、素敵な作品を思いっきり作ることが出来ました。

異世代の関わりは、求められることで出来ていくのかもしれませんね。

来週は、子どもたちが作ってくれたツリーを飾ります。
きっと、子どもたちの気配を感じてもらえることでしょう。




ぼくらのまちづくりはクリーン作戦から

2017年11月22日 | 子育て子育ち


快晴で富士山が千葉市内からも見通せた日。
おゆみ野南中学校区の6年生と中学校1年生が協力して、9か所の公園のお掃除をしました。

金沢小学校に集合して顔合わせをし、9グループに分かれて出発です。

  

私は、おちな台公園に一緒に行きました。
おちな台公園はおゆみ野南1丁目にある公園で、ミスターマックスに近い京成線の線路沿いにあります。
公園内にはごみはほとんど無くて、子どもたちは落ち葉掃きをしてイチョウの葉がたくさん集まりました。

  

清掃後は、「次回は地域の清掃にも参加しましょう!」とか、「いろいろな樹木の違いが面白かった」などの声が聞けました。

この事業は、学校教育の中で行われている「まちづくり推進会議」の取り組みで、
小中学生が一緒になって学校外に飛び出して地域の様子を知る、
何となく互いの存在を意識し、活動の中で触れ合う、
というものです。

汚れた公園をきれにしようと子どもたちは意気込んだと思いますが、公園は既にきれいだったので地域の人たちが日頃お掃除をしているのだということを感じ取ったようです。
直接出会わなくても地域の人の気配はこんなことからも感じることができますが、それには大人が添える言葉も大切なのだと思いました。