福谷章子のまちづくり

さまざまな役割を持ちながら暮らす中で、日々出会い触れ合う人々、街、文化、自然、出来事についてつづります。

胸を張って言えること

2016年03月07日 | 地域運営と市民自治


この週末もあっという間に二日間が過ぎました。
土曜日は、日本全国65か所がインターナショナルオープンデータデイに参加し(最終的に67か所)、その一つの千葉市会場で事務局をしたり、アイディア出したり、チームの名ばかり代表にされたりと、目まぐるしい一日を楽しく過ごしていました。
このイベントは、4年前に始まりましたが、千葉市ではオープンデータ(誰もが自由に使える開放されたデータ)を使いこなして市民主体の社会を作っていきたい(と、多分思っている)人たちが、初年度から積極的に参加しています。
今年も、アイディアを出し合い、アプリのモデルをその場で作ったり、データをわかりやすくグラフなどにまとめたりという取り組みを、一日中行っていました。
今年の千葉市の会場は昨年に引き続き、海浜幕張にあるIBMの社内の一区画で、とても恵まれた環境です。
 

大テーマは掲げられた横断幕の通りですが、具体的には二つの課題を4チームで考えました。
一つは、ちばレポ。
もっともっと多くの市民に愛され、使われる千葉市を磨く道具としてどんな機能を強化すればいいか。
タイミングよくオープンデータとして公表されたこれまでのちばレポの投稿レポートも活用しながら、多くのアイディアが出ました。
データを公開することで、様々な人たちが関わってより良いものに育て上げていくステージがまた一つ増えました。
   

もう一つのお題は、そこに行った人しか書けないような地域の情報を書き込み、その記事を読んだ人を引き寄せるような情報発信の道具であるローカルウィキ千葉市版です。
記事の分類や、一つの記事から多様な側面の千葉市の魅力がわかるタグ付の方法、実際に感じている千葉市の魅力などについて話し合われました。
その結果、出来上がった記事として、
・千葉氏と原氏とも関係がある高城氏に関する記事
・千葉市のコミュニティバスである「さらしなバス」の路線と停留所周辺の魅力ある場の紹介記事
について発表がありました。
  

例年通り熊谷俊人市長も現れて、4グループすべての話し合いをのぞいて議論を混ぜっ返し、そのおかげでアイディアも一段と研ぎ澄まされていったのではないかと思われます。
   

私は、昨年末からまち歩きを繰り返していたローカルウィキのグループに加わりましたが、受付担当という事務局役割もありグループワークは途中から参加。
それでも、十分に楽しい議論ができました。
しかし、今回のイベントで「私がやりました!」と堂々と胸を張って自慢できるのは、何と言っても横断幕の製作です♪
切り貼りですが、手作り感が漂い味わい深いでしょ?
受注はしておりませんが、お困りの時はご相談ください。


土曜日が終わり、本日は「びいらぶ」の最終日。
暴力を受けた子どもたちの12回連続の回復支援プログラムの最終回でした。
私がお手伝いしたのは後半、6回目から約4ヶ月間ですが、子どもたちの変化を感じます。
大人を怖いと思っている子どもたちが、「大人への信頼と場への安心感」を持つようになるまで関わるということは、並大抵のことではないと感じています。
最終日はいつもより長時間にわたる総括の時間が必要でした。

ということで、この二日間は充実した過ごし方をしておりました。

明日から、また1週間が始まります。


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