湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

毎日祝祭定食

2014-01-31 20:51:07 | B食の道


今日は中国の新年「春節」ということで、お昼は歩いて中華街へ。
というのはたまたまで、本当はおっさん二人飯の相棒情報で金曜限定の「きまぐれカレー」(550円)を出す『龍鳳酒家』を目指したのだ。ところが、このところの中華街カレーブームで、13時15分時だというのに早くも品切れらしい。

そこで、これも相棒情報で味ボリュームとも満足という『品珍閣』へ向かった。途中、観光客をかき分けかき分けなのだが、昼時は毎日こんな感じといえばこんな感じなので、賑わいは春節のせいかどうかよくわからない(笑)。

初めて入る『品珍閣』も、満席に近い状態・・・と思ったら、修学旅行風の中学生諸君でいっぱいだった。ほぼ食べ終わっている彼らのテーブルには、なぜか炒飯の小山があちこちに見える。特に女の子の前の炒飯は、一口か二口ほど口をつけただけのよう。
あれっ?相棒情報では、ここの炒飯は特にうまいと。いったいどういうことだ。

小さめのお皿に山盛りという僕の大好きなパターンでやってきたのは「牛肉とピーマンの細切り炒め」定食(630円)。青椒肉絲ですね。
いかにも強い炎で炒め、最後に投入されたピーマンの色鮮やかさと歯ごたえサイコー。ん~、白いご飯が食べたい!



ただ、ここのランチに必ず付いてくるのは白いご飯ではなく、すべて炒飯という大サービスなのだ。そう、少年少女たちが残したあの炒飯である(正確には大好きな「レタス炒飯」)。若者よ、そんなにイケてなかったのか? いや、見るからにうまそうなんだけどねぇ。

どれどれ。ん? うん、うん、うまいじゃん。
立派にうまいよ。レタスが入ってさらにやさしさが倍増した、これは好みの炒飯だ。普通盛りでもけっこう量はあるけど、これなら大盛りにすれば良かったと心から思う。なんなら、さっきの残りをみ~んな持ってきてもらっても構わないぞ。
もう、夢中でかっ込みました。

これにですね、濃厚な玉子コーンスープとザーサイ(多め)、杏仁豆腐まで付いてくるという、確かな筋(笑)からの情報どおりすごいランチだったのだ。ただ、確かにこのボリューム、女子中学生には多過ぎたかもしれないね。
でもさ、このおいしい炒飯を残すなよと、僕は声を大にして言いたいのである。でも、おかずもおいしいからやっぱり残すなよとも付け加えたい。結局はどれも残すんじゃないと、残すくらいだったら、オレによこせよと(笑)。
というわけで、憤慨しながらも満足&満腹シアワセで、今日も賑わう中華街を後にしたのであった。