本紙の第一日曜日のみに 「木皿食堂」 というエッセイを連載している人たち(?)で、
「人たち」とは、彼らは夫婦で共同執筆の脚本家でこのエッセイも二人で
書いているからです。
彼らのエッセイ本を何冊か読んだのですが、二人の対話がそのまま
文章になっておりユニークで、その視点も変わっていておもしろいのです。
奥様の講演を聴きに行ったのですが、それは率直で飾るところもなく
かつ内容が面白いのですごく好意が持てました。
掲載日は原則第一日曜日で、たまに第二日曜日になっている時があります。
これは、原稿を締め切りのぎりぎりでないと書かないので、守れないことが
ままあるからだそうで、なかなか編集者泣かせのようです。
最近は大分有名になり、東京での仕事も増えているのですが、神戸からは
離れずに今後も仕事を続けると、講演会で宣言されていました。
「大阪を離れずに、大阪から発信してゆく」と言っていた、亡き ”やしきたかじんさん”に
重なりました。
ちなみに、「昨夜のカレーと明日のパン」という小説が、2014年「本屋大賞」
の候補に上がっています。
(手違いで、字の大きさが統一できていません。悪しからず)
- 神戸新聞掲載の原文 -