SHOじいの独り言

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あんどうただものではない

2011-08-05 16:45:58 | 日記・エッセイ・コラム

 この人、やはりただ者ではなかった。

 安藤忠雄(あんどうただお)さん、世界的に有名な建築家が姫路文学館夏期大学の最終回の講師だった。悪役顔(失礼)で、がんこ(本人談)、負けず嫌い(本人談)、短気そうで、関西弁で口も悪いが、有言実行の人だと思う。

 著名人の知り合いも多く、彼らをうまく利用して色々な大型プロジェクトを成功させている。

 彼の設計した県立美術館や姫路文学館に入ってみたが、デザインとアイデアはさすがと思うけれど、居住性は度外視しているとしか思えない構造になっている。中に入ると迷路のようで、緊急時の事を思うと心配になる。もっとも、建築基準は当然クリアして問題は無いのだろうけれど・・・。

 本人の弁によると、居住性が少々悪い方がそこに居る(住む)人のためになるとか言っていた。空調などはあまり考慮せず、自然優先らしい。美術館・博物館・文学館向きの建築家?ユニークな集合住宅も設計していたけど、評判の程はどうなのか?

 こんな安藤さんだが、東京に行った時には「神戸から来ました」と言うらしい。理由は、「大阪から来ました」と言うと、東京の人はいい顔をしないからだと。自信の塊のような人でも、コンプレックスがあるんやと、少し安心した。


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