しろくま日記

読んだ本の感想を記録してみたいと思います。
なんだか忘れてしまうので。

オアシス竹内真著を読んで

2011-03-13 | 日本小説
昔読んだ本ばかり読んでいるのもなんなので今回は初めて読むこの本にしました。(汚れた英雄がつらかった影響もありますが・・・。)
さてオアシスですが連載されていたのが「朝日中学生ウィークリー」ということもあり、読みやすく1時間ちょいで読んでしまいました。
内容が犬と少年が生まれてからの一家の物語ということで、泣かせの定番だなぁと思いながらも最後は少しうるうるしました。(定番ものに弱い。)
この作者らしいまっすぐな展開と、ワンパターンともいえる元気な老人の活躍が描かれ安心感をもって読めました。
読みながらちらっと感じたのですが展開と流れに北杜夫の少年向け小説の匂いを感じました。
影響受けているのだろうか?
犬が拾われたときにおばぁちゃんが読んでいた小説は北杜夫の「さみしい王様~姫君」かなぁと思ったりしました。(スパイ小説ではないか?)

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