しろくま日記

読んだ本の感想を記録してみたいと思います。
なんだか忘れてしまうので。

天才はつくられる 眉村卓著を読んで

2011-01-16 | 日本SF
「鏡の国のアリス」の感想を書いていたら、「眉村卓のジュブナイル小説」を思い出したところに得意のブックオフ105円コーナーで見かけたので購入しました。
なお現在角川文庫では眉村卓のジュブナイル小説は絶版になっているようです。
表紙のデザインを見るだけで懐かしい気分が盛り上がります。

小学生高学年から中学生あたりで眉村卓のジュブナイル小説にはまった時期があって一とおり持っておりこの本もあるはずなのですが奥深くしまってしまい探すのが面倒なので購入しました。(ってことは持ってなくてもいいということか...。)

内容はまぁ少年向けなのですが、読み物としては面白いです。(30分くらいで読めるし)読書好きな文系少年が超能力を持ってしまい悪の超能力集団と戦う話。
運動好き女の子と「ほんのり恋愛風」というところも小、中学生にはたまらないスパイス(私もこの辺にはまったような気もする)というところ、最近のライトノベルはこの辺のニーズを満たしているのだろうか?
読んでいないのでわかりませんが。

当時のSF好きな文系少年向けには受けそうな内容です。(「スラン」の薄い版というところか)

収録されている「ぼくは呼ばない」も上と同じような感想、主人公が柔道をやっているところが当時私も柔道をやっていたので共感持てた記憶がよびさまされました。

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